先月にお迎えしたダックスフンドの仔犬のレナ。


今週、2回目のワクチン接種に行って来ました。


以前飼っていたダックスフンドのハルが長年お世話になった動物病院を2年9ヶ月ぶりに訪れました。

2年9ヶ月前、最後にハルを診てもらったとき、
『これからは介護の生活が始まるよ』と先生に言われ、次の日から立てなくなり
3日後にハルは亡くなりました。
あのとき、先生の言葉があったから、ハルの最期に対する心の準備が出来ました。

レナを連れて病院に着いて、受付のスタッフさんにハルのことを聞かれたときは普通に亡くなったことを伝えられたのに、

もう2年9ヶ月経っているから大丈夫だと思っていたのに

「また新しくわんこを飼うことになりました」と笑顔で報告するつもりだったのに


診察室に入って、先生の顔を見た瞬間、一気に思いが溢れて泣いてしまいました。

先生はハルのことをちゃんと覚えてくれていて、ハルの最期をお伝えすることがやっと出来ました。

『またダックスなんですね。賑やかになりますね』とレナを見て言ってくださいました。

本当はハルが亡くなった後、ご挨拶に来たかったのですが、辛くて来れませんでした。
と伝えると

『皆さんそうですよ。寿命をまっとうするまで、悔いなく最期まで飼われた方は。
病院の前を通れなくなる方もいらっしゃいます』
と先生が言われ

『皆さん、先生の顔を見たら泣かれます』
とスタッフさんも話してくださりました。

ハルに出会えていなかったら、こんな経験も出会いもなかったし、レナと出会えたから、再会出来たのだと思います。

帰りの車で運転しながら、再び涙があふれ出ました。

ハルのことを忘れないと前に進めないと思っていましたが、そうじゃない。
ハルのことを忘れなくていいんだ。

これからもハルのことを大切に思いながら、レナとの時間を過ごしていきたいと思います。