長男の現役での大学受験の結果が全て出て、周囲の方達へ報告をしました。


私立は5校、国公立は中期後期合格しましたが、本人の希望で浪人することになりました。


という結果を伝えると


「もったいない」という声や


受験生を持つ保護者の方からは

「喉から手が出るほど欲しい」


という反応を頂くことが何度かありました。


夫の実家にはメールで受験結果の詳細を報告したところ


メール送信30秒後に義理の父から電話があり


「自分がとやかく言うことではないけれど、私立も国公立も受かっているし、もったいないんじゃないか?」というご意見。


そうかな〜、やっぱり勿体無いのかな〜?


なんだか少し弱気になって、わたしの実家に報告し

「浪人するのはもったいないと思う?」

と実家の母に尋ねたところ


「そんなことないと思うよ。1番大切なのは本人の気持ちだから」

母はどうしても行きたい大学があり、一浪してその大学に合格している経験があるのです。


何度か面談でわたしもお会いしていた通っていた塾の先生にも電話で結果を報告。


「第一志望は残念でしたが、私立や、中期後期を合格しているのはすごいことです。

後期は得意科目で受験できるところを選んで、ちゃんと作戦も立てれていました」


そして最後に先生はこう言ってくださいました。

「第一志望の大学合格の目標を叶えることが出来ず、申し訳ありませんでした」


高校2年生と3年生で担任を持ってくださった先生にも電話で報告しました。


「卒業しても、これからもわたしが担任をしていた生徒という事実は変わりませんし、受験で役に立ちそうな情報はどんどん本人に渡していきます、〇〇くんに(長男の名前)自分の携帯の番号も伝えてありますので」


と言ってくださったので


「ありがとうございます、来年こそは良い結果を報告できるように本人も頑張ると思います」


と伝えると


「今年も十分頑張りましたよ。私立もたくさん受けてくださり、中期後期も受けてくださり、ありがとうございました」


そういった方達の声を聞くと、長男は本当にたくさんの方達に支えられて大学受験に取り組んでいたのだと実感しました。


今回、中期に受けた大学は18倍の倍率で、午前の試験を終えた後、お昼休みに第一志望校の不合格の結果をみて、午後の試験はズタボロで多分落ちたと言っていたのに、合格できたので、行きたいとか言ったりするのかな?と思い


「どう?(中期で受けて合格した大学に)行きたくなった?」


と聞いたところ


「なわけない。18倍といっても、定員の倍は合格になってるから、そこで9倍。そこから第一志望の前期で受かったひとは抜けてるから、実質6倍ぐらいだろ」

とドヤ顔で語る長男

(あくまでも長男個人の見解です)



なんでこんなに頑固でまっすぐで真面目なんだと思っていたら


受験結果を報告した方のひとりにこう言われました。


「お母さんに似てますね」


確かにそうかも?否定はしません。


だから、長男の選択を受け入れ、応援したくなったのかな?




長男が高校入学の際、お祝いでプレゼントした腕時計。


高校時代「今の自分には早い」と言って1度もつけませんでした。


「いつか(志望する)大学に合格したら、つけたい」


と話す長男を見て、その夢が叶うことを願うばかりです。