ニンゲンは「コトバ」を持っているので、
親や先生から「習ったこと」が、脳内に保存される。
一方で、
「習っていないこと」を、本能と呼ぶ。
誰にも教えられていないのに、
なぜか「シっている」こと。
例えば、
「美人が好き」なのは習った事だろうか?
いいえ、これは「本能」だ。
じゃあどうして「美人」を好きになるのか?
生物学で面白い話しがあり、
排卵期=発情期の女性は「顔の左右のバランス」が整うという調査結果。
要するに、発情している女性は「美人になる」
なぜ?
「左右が対称」というのがヒントらしく、
タンパク質の合成や、細胞が「発生」する時に、
栄養状態が悪かったりすると、
発現時に左右の合成がズレるそうだ。
逆に言うと、
「左右対称」で綺麗にタンパク質が合成された、
「左右対称」で細胞が完全に組み立てられている、
そんな個体は、
栄養状態もいいし、遺伝子も強い。
だから、メスがオスにアピールする際に、
「ほら!私は、左右がちゃんと対象でしょ!」
「栄養状態の良い遺伝子があるわよ!」
と、満月の夜に「美人になる」というのだ。
「美人」ってのは、なんなのか?学校で習っていないのに、
みんな「美人(左右対称性が強い=遺伝子が強い)」を知っているし、
美人の方がモテる(選ばれる)。
これが、「本能」。
「シっている」ことだ。
一方で、
「習ったこと」は、
全てにおいて「根拠」が薄い。
教えた人が、テキトーに作った可能性すらある。

例えば「ビキニ」を見たら「性的興奮する」というのは、
生物の進化と全く無縁だ。
人間が開発した「胸を隠す、ぬの切れ」がチラッと見えたら、
興奮する。まるで「本能」のように思えるが、
厳密には「習ったこと」だ。
だって2000年前に、
落ちてるビキニを見て興奮してるであろうホモサピエンスなんて、
想像できない。
これは、どこかの段階で「習った」ことだ。

例えが「ビキニ」だったから、
ぜんぜん伝わらない記事になってしまったが、
「習ったこと」には、ほとんど「根拠」がないから、
永遠に残るものではない。
一方で「習っていない事」は消そうと思っても消せない。
日々、自分が「やっていること」で、
これは「習ったこと」なのか、「シっていたこと」なのか。
ちょっと見つめてみると、面白いでっせ。
さようなら。
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