生物は意外と、
進化していないのかもしれない。


塩づくりのプロ、ゆうぜんさん。
「私たちの塩は、太古の海と同じ塩分濃度です。
実は細胞って、今もまだ海の中で生きていると思い込んでいる」
と。
たしかに!
それを聴いた瞬間にぜんぶつながった。
そもそも、
38億年の生物の歴史の中で、
33億年間は海の中で生きていた。
ほとんどが「海の中」で生きてきた生物だ。
「あなた」の話しである。
で、
「多細胞生物は身体の中に海持ち運んでいる」
と言われている通り、
殻が出来て、海を内側に閉じ込めた。
その後、陸に上がっているけど、
実は「海に生きている」まんま。
進化したんじゃなくて、スーツを着た。
新しい惑星へ移住したのだ。
同じ「生物」が。
「海の中」という惑星から「陸の上」という新惑星に。
実は、モバイルスーツを着るのは初めてじゃない。
そのもっと前に「ミトコンドリアモバイルスーツ」を着ている。
ん?
最初の地球には、
酸素が無かった。
ところが、シアノバクテリアが光合成を発明して、
バンバン酸素を出した。
酸素は猛毒。
それまで生きていた微生物は、
酸素が多い地球では生きられなくなった。
実際に「生物史上最大規模の絶滅イベント」が「大酸化イベント」だ。
ほとんどの生物は「酸素がある新しい惑星」で死んだが、
新型のモバイルスーツに身を包んだ奴らは、生き残った。
それが、ミトコンドリアスーツだ。
ミトコンドリアは、あの「猛毒」の酸素から、
エネルギーを作るという離れ業を成し遂げた。
「酸素にふれたらすぐ死ぬ」生物たちが、
ミトコンドリアと言うバイオスーツを開発して、
「新しい地球」=「酸化された地球」でも生きて行けるようになった。

そこで、冒頭の言葉なのである。
生物は意外と、
進化していないのかもしれない。
僕も、あなたも。
今も「海の中に住んでいる」だけだし、
「酸素が無い頃の懐かしい地球」を、身体の中に持ち運んでいる。
進化したんじゃなくて、「バイオスーツ」「宇宙服」を作ったのだ。

中身は、むかしっからずっと一緒。
こんど、
「お前、全然進歩がないじゃないか!」
って社長に怒られたら、
「えぇ。38億年前からです」
って言い返そう。
ばいばい。
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