東京に20泊くらいホテルで缶詰めして大学受験をしていた、
長男のコクトウ君。
5校15学部くらいを受験したらしい。
その20泊の期間、
パパろうさんも、出来る限りは東京に居てあげる事に。
弁当を買って行ってあげたり、
晩ご飯を「優しい言葉で」誘ってあげたり。
朝、一緒にご飯に行こうねと約束した日も、
「今日はテストでかなり疲れたから、もう寝るね」
とかドタキャンもされつつ。
さて、パパろうさん。
最初はコクトウ君と同じビジネスホテルに宿泊。
彼の20泊分の高額なホテル代金を支払う。
ビジネスホテルなのに、めっちゃ高い東京。
2泊だけ一緒に居て、
パパろうさんは京都のイベントへ行って、
レイビレッジに節分のイベントへ行って、
大阪で撮影して、佐賀に選挙応援に行って、
色々あって、また1週間後に東京に舞い戻る。
今度はさすがに同じホテルじゃなくて、
コクトウ君のホテルの近くでホテルを探してたら、
連泊できなかったので、
3つのホテルに、2泊ずつくらい分けて宿泊。
すると、なんと奇跡が。
全てのホテルから、
コクトウ君のホテルが見えるという位置に(笑)
むかーし、むかーし。
パパろうさんが小学生の頃、
お母様「さとうきび」さんが、
漢字を教えてくれる時に。
「えーっと、
次は、「親」っていう漢字ね。
これはね、木の上に立ってまで子供を見ている
それが、親なのよ」

今でも覚えている、あの日習った言葉と、
その覚え方。
いま、自分が。
ホテルの部屋の窓辺に立って、
コクトウ君のホテルを見下ろしながら、プッと笑ってしまった。
木の上に立って見ているどころか、
ホテルの上から、子供を見ている。
親は、親だなーと。
40年も昔に習った、
「木の上に立ってまで、子供を見守る存在」
まさか、40年後に伏線回収が来るとはなー。

そして、今週の月曜日。
ついに東京から、げっそり痩せたコクトウ君が帰宅。
現時点で、
とりあえず2校くらいは受かったらしく、
ほっと一息。
というか、卒業式まで高校も休み?らしく、
もう、毎日友達とワイワイ浮かれてて、
ほんと良かった。
東京に居るときは、目が死んでた。やつれてた。
①朝、大学に行く。
②受験中は外に出れないから、
③前日に買ったお弁当をお昼に食べる
④5時にホテルにやっと戻れる
⑤6時から塾の先生とZOOM講義があるから、1時間仮眠。
⑥パパろうが弁当を届けるか自分で買いに行く。
⑦11時過ぎに寝る
これを、20漣ちゃんくらいでやってたので、
目が死んでた。
でも、帰って来てからは友達と毎日浮かれてて
子供の頃の「元気100倍コクトウ」君を見れて、
ほんと良かった。
昨日なんて友達を3人も連れて来て、
お泊りパーティーしとる。
ってか、コクトウ君って今日が誕生日なのよね~。
ひょっとして昨日泊った3人の友達って、
「12時になった」瞬間を「祝う」ために泊まったのかな?
いや、男友達がそんな気が利く訳ないか。
4月には、東京に旅立つコクトウ君。
そのまま就職したら、もう家には戻らない。
「一緒に暮らせる」のは、あと30日くらい。
赤ちゃんだった頃は、毎日泣いて抱っこして。
3歳の頃はぷっくら太っていて。
小学校の時は元気100倍で
中学校で学校でテスト1番になって「やべえなお前!」と言われ
高校になって、母親が毎日弁当を作って。
この18年間、凄く充実しておりました。
あなたのお陰で「親」になれましたので、
「親育て、ほんとお疲れさまでした」
最後に、僕の母の(君のおばあちゃんの)言葉を贈ります。
「親っていうのはね、
木の上に立って子供をずっと見守ってるの」
お誕生日、おめでとうございます。
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さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。高3の長男コクトウ君、中2の長女ザラメちゃん、小1の次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
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