「ねーねー、中国って時差があるの?

今ごろ正月ってマジ遅くない?」



旧正月を迎えた中国のTVを見ながら、

高校生が言う。


親の世代は、

「あんたね!」から始まり、

旧暦や、太陽暦や、カレンダーの仕組みを伝えて、

「中国は旧正月なの」「時差じゃないよ」と言う。



でも、どうやら若い世代にとって「正解」はどうでも良いようだ




だって、どんなに難しい質問の「正解」でも、

もう彼女の手の中のスマホに入っている。


だから、実は「正解」なんてなんでもいいのだ。



これがきっと、新しい世代の、新しい感覚。


「正解」とか、なんでもいいし。


↑これ、昭和の僕らの世代には、

きっと掴みにくい感覚。

でも、若い世代はもうその感覚ゾーンに突入している。


それが良いとか、悪いとか、そういう話しじゃなくて。


スマホで「すぐに」「完璧な」正解が手に入る世代にとっては、

「正解とか、なんでもいいし」



この感覚の世代だ、ということを覚えておこう。

きっと何かの役に立つ。

分かりにくい人のために、例え話を1つ。





僕らにとって「空気」は、

カナダ産でも、アフリカ産でも、

日本産でも、なんでもいい。

筆者M氏は、今日は沖縄産を吸っているのだけど、

別に、「アメリカ産が吸いたいなー」とは考えていない。



空気は「確実に」「誰にでも」「無料で」手に入る。

まさか「空気が手に入らない」事なんて信じられない。

ありふれている。

だから、僕らにとっては「空気」とか何でもいい。


若い世代にとっての「正解」も、

同じような事だ。



「確実に」「誰にでも」「無料で」すぐ手に入る。



「正解とか、なんでもいい」

Aでも、Bでも、Cでも。どれでもいいよ。



若い世代の「正解」に対する感覚が、

少しは伝わっただろうか。


「中国って、今さら正月やってて時差ハンパなーい」


そこへ「正解」を、わざわざ目くじら立てて諭すのは、

場違いなのである。


彼女たちが知りたいのはもう「正解」じゃない。




「正解は、なんでもいい」


 

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▼この記事を書いた人 Writer's Info

さとうみつろう

日本の作家・ミュージシャン。高3の長男コクトウ君、中2の長女ザラメちゃん、小1の次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…

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