「どっちが上で、
どっちが下だなんて、この世界には無いですもんね」
とか言う悟ってる人が多いのですが、
いやいや、この世界に上下はある。
100mを10秒で走る人と、20秒で走る人には、
上下がある。
だから、表彰台に「1位」と「2位」って書いてあるんだよ。

「速い」「遅い」はあるんだけど、
「速いのが良い」「遅いのは悪い」の、
イイ・ワルイは無いというだけ。
「あの人のほうが優れているとか、無いですよね」
いや、ある。
IQテストしたら、100点と80点だったら、
あの人のほうが優れている。
ただ、優れている方が「イイ・ワルイ」は無い。
「美しい、美しくないなんて無いですよね」
いや、ある。一番ある。
だから芸能界と相撲界があるんだよ。
ただ、
「芸能界のほうがイイ、相撲界はワルイ」
は無い。
上下もある、左右もある、優劣もある、
美醜もある、優劣もあるこの世界に、
「イイ・ワルイ」は無いというだけ。
100mを10秒で走る人のほうが、「速い」。
でも、速すぎて、小学生の頃にモテてしまって、
小学生の女子とか「足が速い」だけで決めるから、
モテキを小学校で経験したのに、中高で全く持てなくて、
段差が悲しすぎて、ウツ病になるかもしれない。
「足が速い」はあるけど、
【「足が速い」がイイ】は無い。
「 」←この世の上下左右の単位系
【 】←を観察した人の感想、イイ・ワルイ
で、ここまでの話しなら、よく聞く話だと思う。
でも、あの有名なさとうみつろうさんは更に上を行く。

「そうですよねー、美しくても、醜くても、
足が遅くても、太ってても、
結局それを、【イイ】って思えたらOKですもんね」
も、違う。
「速い」「遅い」に、どっちが【イイ・ワルイ】なんて無いように、
【イイ・ワルイ】にさえ、
どっちが≪いい・わるい≫、は無いのだ。
全てに「イイコト」だと言い続けたとしよう。
「足が遅いけど」、それもイイコトだ、
「モテないけど」、それもイイコトだ、
「今日は悪い日だったけど」、それもイイコトだ。
この人が、一番【イイコト】だけに拘っているのだ。
この世界に、上下・左右と美醜・優劣があるのなら、
それを観測した、私の感想さえも、
上下・左右、美醜・優劣があっていいのだから、
色んな感想を持ったほうがイイのだ。
全て起こった出来事に、
イイコト・イイコト
と「観測」して行くのは、確かに楽に生きられるかもしれない。
でも、「楽に生き」たら、
苦しい経験はできない。
イイばっかりを観測したら、ワルイが体験できない。
ということで、いつも言ってる通り、
あなたは、そのままで良いのだ。
無理に「イイ・ワルイ」を言い続ける必要もなく、
何のスピリチュアルな知識もない若者たちのように、
1位に喜び、3位に悲しみ、
美しい男性に見惚れ、醜い男性から遠ざかる。
ワルイ出来事を避けて、良い出来事だけ来いと願う、
その、それ、そのまま全部のまんまで、
あなたは大丈夫だ。
何も変える必要なんてない、
良い土日が「あなた」を流れますように。
↓今日は下の2つのボタンを押す祭、
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さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。高校生の長男コクトウ君と、中学生の長女ザラメちゃん、5才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
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