トータルで、神戸に８泊くらいしてました。
もう沖縄さ帰るんだべが、
俺が中学生の時に、阪神淡路大震災が起きた。
大分で寮生活をしていて、
寮監の部屋に置かれた新聞の一面をチラッと観て友達が
「俺たちが知らない所で、恐ろしいことが怒ってるんじゃね？」
と言ったのを覚えている。
ホテルの朝食会場に、
「神戸新聞」が置いてあり、
何日も観たけど、
「阪神淡路大震災特集」が毎日組まれていて、驚いた。
その中の写真に
全国から応援に駆け付けた警察官たち、その後ろにORIENTALHOTELが映っていた。
震災の時にあったということは、
３0年以上経つのかもしれない。
さて、神戸新聞の特集は、
「来年1月17日が、震災から30年」ということで、
その日に向けて連日の特集のようだ。
「ずーっと震災を載せている」んじゃなくて、
今年から？特集が始まったのだろう。
ところが、
昨日、YOUTUBEライブをしていたら、
神戸の人からのメッセージがあってビックリした。
「Tシャツを買ってください」というふざけた番組に、
「神戸の震災でこしらえたローンの返済がまだ続いているから、買えません」
というコメント。
30年経って、まだ震災は爪痕を残している。
神戸に、東日本に、能登。
30年も「震災から逃れられない」事を考えると、
いかに、震災が起こらなかった地域が平和に暮らせてるかを思い知った。
8日間、部屋からこのホテルを見るたびに、
「アレは、震災を観た建物か。」
と考えた。
KOBEの象徴として、
これからも残り続けて欲しい建物である。
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さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。高校生の長男コクトウ君と、中学生の長女ザラメちゃん、５才になった次女ミリンちゃんの３児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
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