食べようと襲いかかった水牛に、
逆にツノで殺されてしまったライオン。
「命を頂く」ということは、
こちらの命も掛けることを意味する。
なぜなら、進化は数万年という長期間に及ぶため、
必ず勝率が「拮抗」する。
進化の拮抗とは、
完全に誰かだけが強い
ということは有り得ない
ということ。
もし、「完全に強い」生物が居たなら、
地球上の生物を食い尽くして、自身が絶滅している。
シアのバクテリアが20億年間増え続けて、
自分が造った酸素で死にかけたように。
または、「完全に弱い」生物が居たなら
当然、どこかのタイミングで絶滅している。
要するに、
いま「残っている」ということは、
どれほど強い天敵に襲われても死なないくらいの「武器」を獲得して来たということ。
水牛が角を持っているように。
マダニが毒を持っているように。
玄米がアブシジン酸を持っているように。
喰わばもろとも
進化の拮抗。
だから、
相手の命を頂く時は、
必ず自分の命も賭した戦いになる。
人間は「命を頂く」時に、
何を掛けているだろうか?
「食べている間、無防備になってしまう」
ことさえも、克服している。
もはや「人間を食べる大型獣」は街を歩いていない。
あなたは、「命を頂く」時に、
自分の何を差し出しているのだろうか?
28才までしか生きられなかった縄文人の子孫として、
あまりにも情けない。
もっと、向き合って食べよう。
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さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。高校生の長男コクトウ君と、中学生の長女ザラメちゃん、5才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
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