今、クーデターに失敗しまして、

どんなクーデターかと言うと、

子供たちが居ない間に、クーラーを止めて家じゅうの窓を開けて、

「ふー、気持ちいい―」

「やっぱ、自然の風が一番やー」

ってしているところに、皆さまが帰って来まして。


「なんで、クーラーとめてるの!」

と、おっしゃいます3人女どもに、


「昔はクーラーつけてなかったじゃん!

今日、めっちゃ風ふいてて、ぜんぜん涼しいよ!

クーラー反対!クーラー反対!」


原発と米軍基地の周辺だけで聴こえてくる

シュプレヒコールをあげたところ。



「じゃあ、なんで裸なの?」



と言われまして。

たしかに、Tシャツを着ると少し汗ばむかもしらん。

裸だと、外の風だけでもビュービューで寒いくらいだけど。




アダムのくそやろーが悪い。

最初に衣服を着たせいで、

俺は今、娘たちとの戦いに勝てない。


「人類の呪いは、アダムとイブが服を着た(恥ずかしいという感覚を得た)所から始まった」

ってキリスト教が教えているけど、

恥ずかしいとか、どうとかじゃなくて、

お前らのせいで、「クーラーでちょうどいい」みたいな風潮になったんじゃい!





「ナチュラルに戻す」って大変で、

1つずつ、複雑に人工物が絡んでいる。

確かに、窓を開けたらビュービューで寒いくらいだったけど、

それは、40万年の進化の途中で、

「この気温」に対して「このくらいの細胞の代謝」ってDNAが繰り返し続けて、

「ちょうど良い関係」が気づかれているのは、至極当然。


「暑い」わけがない。

「寒い」わけがない。


その気温の中で「ちょうどいい」くらいに「対応するように」、

生物は進化しとる。


でも、アダムが何才か知らねど、

アダムまでの、旧人、原人、新人、ホモサピエンス、

という長い流れにおいては「ずーっと全裸」の状態で「環境適応」し、

でもって、たかだか数千年?のアダムが「服を着る」という暴挙に出たせいで、



こうなったんじゃい。


てことで、今日も我が家はクーラーで、

いえぬし、だけ「ぶーぶー」言っております。

 

 

 



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▼この記事を書いた人 Writer's Info

さとうみつろう

日本の作家・ミュージシャン。高校生の長男コクトウ君と、中学生の長女ザラメちゃん、5才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…

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