「夏」に【スノボする】と言うと、
笑われる。
「山」で【ジェットスキー】も出来ない。
同じく、
「未来」で【幸せをする】ことは出来ない。
場所が違うのだ。
スノボは、必ず【冬】。
スキューバダイビングは、必ず【海】。
幸せは、絶対に【今】でしか実行できない。
「いや、あの頃が一番幸せだった。
ヤセていた頃・・・。
ほら、過去で「幸せ」が出来ている！」
「あの頃がいちばん幸せだったなぁ～」
「じわーん」
と、【今】感じているのだから、
例外なく
【今】で、幸せを実行しているのである。
【雪山】で、スノボしているのである。
「いやいや、これからまたモテ期が来る！
ほら、未来で感じる「幸せ」がある！」
同じく、
いつかという未来を想像して、
ニンマリしてるのは、まぎれもなく【今】である。
もう一度言うが、
【夏】でスノボに成功した人は居ない。
同様に、
【今以外】で幸せになれた人は居ない。
『幸せ』というスポーツを実行できるのは、
例外まったくなしで
【今】だけなのである。
そして、これ以上の朗報は人類にとってない。
なぜなら、
ロマネコンティは、金持ちにならないと飲めない。
上戸彩とは、エグザイルのボスにならないと結婚できない。
叶姉妹には、おっぱいと分厚い唇が無いとなれない。
これら全て、「どこか」の「いつか」じゃないと出来ないタイプのスポーツだ。
条件制。
会員制。
金持ち限定。
ところがである！
【幸せ】は、「いま」でしか実行できないスポーツと来てる！
その「いま」とやらは、
誰にとっても「目の前」に必ず存在している。
「いま」以外に存在してる人なんて７５億人の中に1人も居ないので、
地球上の全員が、「いま」に居て、
でもって、ここでしか出来ないスポーツがあるとおっしゃっておる。
みつろう尊師が、おっしゃっておる！
ブラジルじゃないと出来ない、テコンドーでもなし、
分厚い唇じゃないと出来ない、金持ちでも無いし、
雪山に行かないと滑れない、スノボでもない。
いま、この場所でしか、出来ないスポーツを、
いったい、７５億人のうち、何人が「やってる」だろうか？
ある人は、過去の栄光にまだすがっている。
ということは、意識は「いま」に居ない。
ある人は、「これから幸せになる！」と、未来に意識を居住させている。
みんな雪山に居るのに、
なぜスノボしない？
幸せになろう、
それは今すぐ出来ることである。
否（いな）、
いま、しか出来ない事である。
「あなたは、いま幸せですか？」
否定することも簡単だろう、
なんくせ付けて。
腰が痛い、膝が痛い、唇が薄い。
「あなたは、いま幸せですか？」
肯定するのも、同じくらい簡単なのである。
家族が居る、水が飲める、屋根がある、唇が薄い。
幸せになろう。
それが、いますぐ誰にでも出来るレジャースポーツだ。
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さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。高校生の長男コクトウ君と、中学生の長女ザラメちゃん、５才になった次女ミリンちゃんの３児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
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