当り前の話しを、一つ。
過去を引っ張ろうとすると、
必ず過去に引っ張られる。
綱引きを想像すれば、
「力の作用」には必ず「反作用」が起こることが分かる。
引っ張「れて」いるということは、
向こう側も引き返しているからである。
そうでなきゃ、後ろにすっ飛んで行く。
手応えがあるのは、
向こう側も「引っ張っている」から。
過去を引っ張「れて」いるということは、
過去側からも引っ張られているのだ。
僕で言えば、
昔ウケたギャグを、
liveでもう一度言おうとしちゃう。
または、名言っぽいことを講演会でもう一度。
または、本で書いたことを、違う本の中で。
過去の「成功体験」やら「名誉」を引っ張リ出そうとすると、
当然だけど「応力」として、過去側からも引っ張られる。
ウケないのである。
あんなに、1年前は大爆笑してくれたはずなのに。
カスリもしないのである。
だから、「過去の成功体験」は忘れ続けなければいけない。
それが、前の方向へと「推進力」を得る秘訣だ。
行きたい方向は、未来だ。
過去を引っ張ろうとすると、
必ず過去に引っ張られる。
今日も、BrandNewな一日が始まる。
私は何者でもなく、
ましてや成功者なんかじゃないのは当然で、
名誉などなく、栄光などなく、
いま、まったく新しい1日を、
何の武器も持たずに歩き出した素人だ。
過去を知らないから、前にだけ進める。
↓今日は下の2つのボタンを押す祭、
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さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。高校生の長男コクトウ君と、中学生の長女ザラメちゃん、5才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
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