昨日は、
天外伺郎さんがレイビレッジに来て講演会。
元SONYの執行常務で、
「AIBO」や「CD」を開発した方。
82才なんだけど、
自分でトランクを引いてやって来るほど元気。
1年前に東京の講演会にゲストで呼んでいただき、
今回は逆に天外(てんげ)さんがレイビレッジへ。
そして打ち上げの居酒屋で、
CD開発の秘話を聴いた。
「CDがどうしてあのサイズになったのか?」
これは有名な話しで、
カラヤンが指揮棒を振った『第九』の曲が入るデータ容量(74分)だから、
あのサイズになったんだよ
って、辞書にも出てる。
ところが、実際の張本人。
昨日の居酒屋で
「ただの、意地だったんだよ。
共同開発していた、フィリップスが10.5センチメートルが、
ちょうど良いって言って来た。
なんだか意地で、12センチにした。」
「え?じゃあ第九の話しは?」
「あれは、
僕が12CMと決めたから、
当時の社長の大賀さんが、12CMになる言い訳を探してくれたんだ。
そして、『カラヤンの第九が入るから』って事にした。
だからSONYってのは、良い会社だよな。
社長が、技術者の言う事を聴いて、
その言い訳を考えてくれたんだから」
この仕事になって、偉人にいっぱい会える幸せ。
そして、誰も知らないこんな逸話を
「開発者本人」から聞ける幸せ。
『第九が入るようにCDのサイズは考えられた』
は嘘で、
「ただの意地」で12CMが最初に決まり、
その技術者のために社長が
「カラヤンの第九だと、12CMになる」
ってことで、発表してくれた。
82才。
本当に、これからも元気で長生きして欲しいな(*´ω`*)
レイビレッジまで来てくれて、
しかもCD開発の裏話まで聴かせてくれて。
本当にありがとうございました。
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さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。高校生の長男コクトウ君と、中学生の長女ザラメちゃん、5才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
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