5年くらい前、「選挙に出ませんか?」

って色んな人から言われて、

「政治家になったら、たっしょんもできんくなる」

と返してたのですが、

昨日、僕のことを1mmも知らない人に。


あ、念のため言っておくと、

「本を書いてる」とか「ユーチューブしてる」とかを全く知らない人から見ると、

無言で態度の悪いただのおっさんなのですが、

というか、

 

観方によってはニートくらいにしか見えないのですが、

そんな僕なのに、

沖縄県知事になってくれ!

 

って託されたので、

その人の「熱い想い」を書いてみます。





朝、空港までタクシーに乗りました。



「えー、にーにー。

 

わんわよ35年ぶりにウチナーに帰って来ちょんバーテ。
(なぁお兄さん、私は35年ぶりに沖縄に帰って来たんだよ)」




「ま、まじっすか?

35年ぶりに帰って来て、イキナリその方言。凄いですね。」




「内地でよ、季節労働で大阪、東京、愛知と転々としてよ、

知ってるか?トヨタの機関部の労働者は50%が沖縄からの出稼ぎど」





「知らなかった、じゃあ国内のTOYOTA車は沖縄人が50%造ってるのか。

なんだか、乗りたくなくなってきますね、沖縄人テキトーだからなぁ。」





ヤマト~は自分たちが沖縄に守られてるって知らんバーテ。

えーイッタ―よ、勉強は出来るかもしれんけど


たーのお陰で、平和なのか、基地負担を知らん。」


やまと~⇒本土の人たち
いったー⇒あいつら(少し見下した言い方)
たーの(誰の)





なんだか、乗った瞬間から怒ってて

たぶん、内地で差別を受けて来たんでしょう。

35年前は「沖縄人」ってだけで、居酒屋には入れなかった時代。

僕の母が東京の大学へ行ったときは、

「沖縄人お断り」って張り紙が張られてたそうで。




タクシーが那覇空港に近づいた時に、



「この自衛隊のまぎさん(大きい)基地もよ、

 

もろ一等地さー。

こんな空港の目の前の土地をよ、ナイチャーに占領されてよ。

あい、兄さん!

あんた県知事になって

ここの自衛隊の基地をどかして、

空いた場所にショッピングモールと、ホテルと、レンタカーの基地を作りなさい。

あんただったら、県知事になれるよ!

約束ど!

はい、料金は2500円。」



で、タクシー降りたので。

そのまますぐ飛行機に乗ったので。



なんていうか、

後ろ手で沖縄じゅうの熱いバトンを受け取って、

沖縄から飛び立った形になってましてね・・・。

 





とりあえず、下車時に。


「分かったよ、わーにまかちょーけ。
(分かりました、僕に任しといて)

わんがかんなじ、おじさんの夢叶えるからさ。
(僕が必ず)

県知事なって、自衛隊どかして、ここにショッピングモールね。

おっけー!

いってこーね!
(行って来るね)

バタン!」







ていうことで、

おきなわじゅうの想いを後ろ手で受け取って、

飛行機に載せられて、

 

内地までやって来ました、

沖縄県知事候補さとうみつろうです。



内地の皆さん、よろしくお願いします。




 

 

 

 

 

 

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▼この記事を書いた人 Writer's Info

さとうみつろう

日本の作家・ミュージシャン。高校生の長男コクトウ君と、小6の長女ザラメちゃん、5才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…

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