母、さとう きび さんが認知症になった
と書いた昨日のブログに、
「私の父も」「私の母も」というメッセージを多く頂き、
なるほど、もうみんなの親もうそういう年だよねーと。
昨日、母に食事を持って行って、
もぐもぐ食べていて、急に一言
「台湾を思い出すね」
と。
母は、与那国出身だけど、
戦争で台湾に疎開している時に生まれて、
4才くらいまでは現地にいた。
台湾で列車が燃えて、
母の父が「おしっこをかけろ」と言った話しを、
よく話してくれていた。
昨日もその話しをしたのだけど、
「これを食べたら、台湾を思い出すさー」
って言ったのが気になって、家に帰って妻に聞いたら、
「特別なスパイスを使ったから、
それが台湾の料理に使われていたのかも」
とのことで、
味覚って凄いなと思った。
「味」で、80年前のことを思い出したのだから。
たぶん「味」だけじゃなくて、
香水で昔の恋人を思い出す人も居るし、
音楽なんて小学校をアリアリと思い出せるし、
嗅覚&聴覚
も記憶に直結してると思う。
まぁ、視覚もそうなんだろう。
桜を観たら、その地方を思い出すだろうし。
ってなったら、残る「触覚」だってあるだろうから、
独特の肌触りの何かがあれば(笑)
例えば、初めてシルクを着た瞬間とか、
初めて、「男の硬めナイロンタオル」で身体をこすったとか、
そういったのでも・・・、
いや、なさそうだね。
味覚。あの時の、味。
嗅覚。あの日の、匂い。
聴覚。懐かしい歌。
こんなもんか。
とかいう自分も、
幼少期と同じ「味」を食べたら、
きっとタイムスリップできるんだろうなーと思ったけど、
母が料理を作ることはもう無いし、
レストラン?とかの味も、人工調味料の台頭で無いだろう。
昔、食べてた味を、まだ食べられる可能性がある人は
ラッキーだよねって話しですよ(^^)/
昨日、今日のブログを読むと、
今週末は、実家に帰りたくてビンビンですね。
良い週末を。
(参加無料)
レイビレッジが「お手伝い」さん募集中
大工仕事・炊事仕事・掃除仕事&麻柄ワークショップ
■12月2日は大豊年祭
↓今日は下の2つのボタンを押す祭、
「こ、この肌触りは・・・前世のシルク!!!」って言いながら↓ポチ↓ポチ
さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。高校生の長男コクトウ君と、小6の長女ザラメちゃん、5才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
↓ページいいねであなたのタイムラインにお届け↓