初めてクリスマスを知ったのは、何才だろう。
オリンピックを知ったのは。
高校野球を沖縄県が熱く応援するのは。
選挙は、4年くらいに1度だから知るのが遅い「イベント」。
投票権も20だし。
大学生の投票と、会社員の投票は違う「イベント」。
年を取ると当たり前が増えてくる。
選挙翌日20時の「この感じ」は、5回目くらい?
少なくとも、初めてではない。
参・衆が3~4年に1度として、
「おぉ、なにこれ?初めてのこの感じぃ~!こんなイベントがあったのか!」だったのは、
民主党が圧勝した2009年衆院選。
入社5年目。
会社員になって初めて「選挙」って組織でやってるんだぁ~と知り、
右も左も分からない新入社員が、
とにかく毎朝国道沿いに立たされ、
夕方も動員されて「お手振り」運動。
会社でプッシュ、組織票。
何が何だか知らないが「自民党が勝たないと電力会社は終わる」って聞かされていて、
投票日20時に、相手の民主党が圧勝。
さらに、会社にとっての敵対候補が当選インタビューで20時5分に、
「沖縄の電力会社は給料高すぎ!改革する!」
とか言ってて、「オワタ」と思った。
会社を辞めた後は野党が何かを変えてくれる気がしたのに、
20時に「自民圧勝」という報道で、「オワタ」と。
とにかく、投票日20時に当確が分かる「あの感じ」のイベントが、
何回も経験してたら当たり前に。
年を取ると「当たり前」が増えてくる。
言い換えると、
当たり前が増えるのが老化なのかもしれない
なら、逆を行けばいいのか。
起こる全ての出来事を、
「おぉ、この感じ、初めての感じぃ~!!!」と新鮮に体験出来たら、
もう若者である。
衆院選は初めて、
選挙は初めて、
20時に開票速報で当確って出るんだ!
「当たり前」を減らそう。アンチエイジング。
当たり前の逆側は感謝だ。
じゃあ感謝を増やそう、アンチエイジング。
自分にとって「良いこと」をしてくれそうな候補を応援するのが選挙。
なんとも自分勝手だ(笑)
あの人がやることは、「ありがたいこと」になるだろうと。
おんなじことが、選挙後にもできる。
当選した候補が掲げる無数の政策から、自分にとって「良い政策」を探して、
あの人がやることを、ありがたいと思う。
緑色部分、同じじゃないか。
勝った人も負けた人も、
国のため、誰かのために、国会に立っている。
憲法を変えたいのも、戦争をしないため、
憲法を守りたいのも、戦争をしないため、
どっち陣営も「戦争をしたくない」はず。
いや、軍需産業があるから、
そこは十色の意見か。
戦争したい人だっているのが資本主義。
じゃあ、もっと上位概念を持って来て、
憲法を変えたい人も、国民が「幸せであるため」、
憲法を守りたい人も、国民が「幸せであるため」。
最後だけは、必ず全員一致してるはず。
一致してないなら、それはまだ「最後」の到達点じゃないからだ。
全員一致で、実は「同じ場所」を目指していて、
そこまでの論法が違う。方法が違う。考え方が違う。
計算能力の違いなんだろう。
憲法を変えた方が、戦争起こらないって!
憲法を変えない方が、戦争にならないって!
その計算能力の、違いなんだろうな。
となると、AIに任せた方が良いね、その間の経路は。
人間ごときの計算能力じゃ、エゴが入る。
僕ら人間は、ただ最終到着地点の、
「誰もが幸せに生きられる社会になって欲しい」
だけを夢見ていよう。
今日の記事はFacebookの方が、分かりやすく書けてるかも。
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さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。中3の長男コクトウ君と、小5の長女ザラメちゃん、3才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
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