昨日はみつろうTVの企画で、

 

恋愛マスターくじらさんと那覇でコラボイベント。

これまでに数万件の「恋愛相談」を受けて来たプロ中のプロとのこと。



参加者から、



「結婚してるのですがあまりにもモテるので、

できる限り異性とは話さないようにしてます。

”きっかけ”を相手に与えないように。

でも人生は短いし、本当は魅力的な異性ともっと話したくて悩んでいます」



という相談が恋愛マスターへ。



イスラム教の女性たちが身にまとう「ヒジャーブ」は、

肌の露出を少なくして、異性に見せないようにするため。

眼だけが出ている。

”きっかけ”を与えないために。





数万件の恋愛相談を受けているクジラさんの統計でも、

やはり不倫や浮気などの相談は圧倒的に多いそうです。




絶対に我慢できないことを、

我慢しないとイケナイ雰囲気の醸成に成功したら、

権力側は安泰で、収益基盤も固まります。





むしろ「お金」というのは、

絶対に我慢できないことを、我慢させるルールを作り上げることによって、

発生させてきたモノです。

みんなが「我慢」しなくなったら、お金の必要性は消失します。




説明しよう。




コロナになって、

”くしゃみ”って、人前で絶対に出来ないことになってしまった。

でも、それは生体的に我慢なんてできないこと。

自然に出るモノなんだから。



そんな”くしゃみ”を、

我慢しないとイケナイ雰囲気やルールを作り上げれば、

そこにマーケットが生まれる。



例えば、くしゃみ止めというクスリを開発。

または、くしゃみ専用マスク。

くしゃみの瞬間に音を消しますという音波発生器。



とかとか。



くしゃみなんて絶対に我慢できないこと。

だからこそ、

それを「我慢しないとダメですよ」という雰囲気や環境さえ作れれば、

ジャンジャン課金のチャンスが発生する。



もう一回、定義を言おう。





絶対に我慢できないことを、

我慢しないとイケナイという雰囲気や環境、

 

ルールの制定に成功したら、

権力側は安泰で、収益基盤も安泰になる。







「くしゃみ止めの薬?バカなのかみつろうは」

と言う前に、

熱さましシートってなんだろう。

解熱剤ってなんだろう。



絶対に我慢できないこと=発熱



我慢しないとイケナイという雰囲気=平熱が正義

の醸成に成功したら、

「課金」の機会が発生する⇒薬代





せき止めの薬は?

今じゃ誰も疑わずに飲むけど、

絶対に我慢できないことを、我慢しないとイケナイ雰囲気の醸成

に成功したから、

バンバンお金が稼げてる代表格だよね?






極端な例を言えば、

「今日から、空気は絶対に吸ってはいけません」って政府広報が伝えて来た。

ウイルスが発生しただの、隕石から有害ガスが降り注がれただの、

理由は何でも良いけど。


当たり前の、当たり前の話しだけど、

「呼吸」は絶対に我慢できないこと。



昨日までは、普通に空気を吸っていた。

でもなぜか今日から、

「空気は絶対に吸ってはイケナイ雰囲気」の醸成が完成してもうた。



庶民はどうするか?



ヤミ空気屋さんから、こっそり空気を買うだろう。

または、政府が売り始めた「この人工酸素O2だったら合法だよ」を買うだろう。

だって、絶対に我慢できないこと「呼吸」を法律で禁じられたのだから。


ところが、庶民の解決策はどちらも間違っている。

そっちじゃないのだ。

そもそも昨日までは普通に空気を吸っていた、お金も払わず。

「何かがおかしい」

そっちへ思考を進めるべきだ。





でも、庶民は忙しい。

もうそんな「根本原因」を疑ってる時間なんて無くて、

ヤミ空気屋に行くか、整理券をどうやってゲットするか、

いかに人工酸素O2を買うか、

ルールの内側だけで悩み苦しむ。



いやいやいやいや。


問題は、ルールの内側じゃなくて、
ルールそのものなのだ。





それを発端として、「右でも無い」「左でも無い」「どっちが良い」と争わされる庶民。


根本原因の”ルール”には、

もはや誰も疑いの目すら向けない。



「モテないために、きっかけを潰してます」


数万件の恋愛相談の中でも、

「不倫」や「浮気」が上位を占める理由は、

絶対に我慢できないことを、我慢させる雰囲気の醸成に成功したから。



くしゃみのように「我慢できないこと」だからこそ、

8割~9割の人が常に悩み続けて、

「我慢できないなんて、私のアタマがおかしいのかしら?」と思う。

ルール「結婚制度」は疑わず。




キリスト教には「懺悔室」というのがある。

告解(罪を告げて赦しを請う)。

キリストの弟子は、なぜか「罪を赦す」パワーが与えられたことになってるらしい。

相談者から神父さんの顔は見えず、神父さんからは相談者が見える。





さぁ、

例えば「結婚制度」によって、

絶対に我慢できないことを、我慢させることに成功した。


すると、告解に課金チャンスが生まれる。




結婚制度が出来るまでは、

多くの異性と交遊することは当たり前で、別に”罪の意識”を持つ必要が無かったから、

そもそも「告解」する必要すらなかった。

ところが急に「絶対に我慢できないことを、我慢させられる環境」が整備され、

人々はルールではなく、自分の感覚を疑い始め、

いつの間にか告解に並び、宗教へ課金し続けるユーザーに変身。





「神父様、私だけがおかしいのでしょうか?」

いいや、おかしいのはルールだ。

そして、生体反応を”我慢させることに成功した”人たちの存在だ。




コロナになって、

冗談抜きで、

「くしゃみ止めの薬」が研究されている。


2019年までは。

たった2年前までは。

どこでもできた「くしゃみ」が、

今じゃ人前でやろうものなら、村八分の勢いだ。




絶対に我慢できないことを、

我慢しないとイケナイという雰囲気や環境、

ルールの制定に成功したら、

運営側の勝ちである。




人々はもはや、

「ルールの方がおかしくね?」と疑わず、

人口の8割が同じ悩みを持ってるのに、

 

「私だけがおかしいんだわ」と思い込み、

今日も懺悔室のドアを叩く。



なんじゃ、こりゃ。





絶対に我慢できないことを、

我慢させることに成功したら、

運営側の勝ち。


それなら。


絶対に我慢できないことを、

我慢しなければ、ユーザー側の勝ちなのだ。



「あれ?これって我慢できないかも」と感じたことへ、

「いや、私だけがおかしいのよ」と「自分の感覚」を疑わず、

きっとみんなも「我慢させられているだけなのかもしれない」と気づき、

「ねぇ、ルールの方がおかしいんじゃない?」と周囲にナカマを増やして行って、

ルールの制定を変えられたら、運営側の負け。

課金ビジネスから脱却できる。





少なくとも、

「くしゃみ止め」の開発は進んでいるし、

2年前まで、それは「我慢しなくてもいいこと」だった。



そして空気は・・・、

政府が用意した空気以外は吸ってはイケナイという意味不明な日が来るのも、

僕はそう遠くない気がしている。





※あなたは、現代社会のどんな「ルール」に、
我慢させられていますか?
貨幣制度、教会制度、宗教、マスク、結婚制度、
色々とある中で、あなたが「おかしい」と思うことがあれば教えて下さい。

※ぜひこの記事をシェアして、我慢ゲームからみんなで脱却しましょう。






 

 

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▼この記事を書いた人 Writer's Info

さとうみつろう

日本の作家・ミュージシャン。中3の長男コクトウ君と、小5の長女ザラメちゃん、3才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…

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