自給自足を目指す村、いわゆる”エコビレッジ”は世界中に立ち上がっている。
各エコビレッジの中心となっているリーダー、
ビルダーさん、村長さんとかにインタビューする機会が多いけど、
みんな同じことを言う。
「0を1に変えた、あの時期が楽しかった。」
だから、カタチが出来上がったらその村を出て行くリーダーが多い。
熊本のサイハテ村のリーダー工藤シンクさんも、最近LIVEで一緒だったのでお話しを伺ったら、
全く同じことを言っていた。
工藤シンク
「0から立ち上げるのが楽しいから、あそこ(サイハテ村)は若い人に任せて、
自分は次へ行くんです。」
0を1にするのが快感なのだ。
セカイムラでも、
「0からコミュニティを創りたい人」
・まずナカマ作りからしたい(周囲に誰も自給自足とかに興味ある人が居ない)
・そんな人を47都道府県ごとに集め
・同じ県内でグループを作って顔合わせ
・ナカマが出来たら、すぐ行動
・その地域の「拠点づくり」のスタート
・古民家再生、畑の掘り起こし、自給できる畑を0から始める
この活動を応援するために、
「誰も住まなくなった古民家」
「誰も来なくなった耕作放棄地」
などの情報を全国47都道府県ごとに集めて、
各地のセカイムラ村民さんへ伝えています。
「みんなが集まる家」
「美味しい野菜が実る畑」
に変えて行くために。
「もったいない」は、情報のマッチングで減らせる。
昨日は、セカイムラ北海道さんに密着同行。
北海道内で「寄せられた情報(古民家)」から、
そこが「拠点候補」になるかどうかを1つずつチェックして歩いており、
ナカマ作りも0からなら、
拠点づくりも0からしているらしい。
47都道府県に立ち上がっているセカイムラに同行するのは、僕も初めて。
みんな初対面。
でも、拠点候補視察っておもしろかった!
今回寄せられた「拠点候補」は、洞爺湖。
建物は大きかったけど、雪の重みで倒壊してた!
オーナーさんも10年くらい行ってないらしい。
ちなみに全国にあるエコビレッジでよく聞く話し。
「ここで畑をやっていいですよ」
「建物を使って良いですよ」とオーナーさんに言われ、
そこに有志が集い、色々と撤去したり、労力や資材を投入して建て直した後に、
「やっぱりこの土地を返して」と言われるケースも多いらしい。
だから、使う前にしっかりとした契約が必要。
↑覚えとこ
今回視察した洞爺湖のオーナーさんは、
「セカイムラ北海道の皆さんへ差し上げたいのですが、
ここは登記が移せない場所なので(国定公園)、
契約書などで「何十年でも使っていい」と書きますよ!」
と言ってくれている。
たしかに、これを建て直した後に「返して」って言われたら、
セカイムラ北海道の人たちもキツイよね(笑)
「えー!!!」ってなるよね(笑)
業者に頼んだら、解体費だけでも数百万、ゴミ処理費に数百万。
それを人手でやるんだから。
とりあえず、ここを拠点候補にするかどうかは「今は保留にしよう」というメンバーさんたち。
他にも寄せられている「拠点候補地」を視た後にしようと。
もちろん決めるのは、全てその県のセカイムラのメンバー。
昨日入った村民も、
すぐに「じぶんごと」として取り組む。
昨日も、いきなり入った人が、
「ここをどうするか」を真剣に一緒に悩んでた(笑)
「研究所」って書いてあったので、
オーナーさんに電話して聞いてみたら、
「ここでしか湧かない水があり、その奇跡の水の性質を研究していた場所」
「健康にすごくいい水だと聞いています」
という追加情報。
それは、かなり良い話しじゃないですか。
水源地を押さえるの大事!よね。
特にここ、洞爺湖・ニセコ近辺は中国資本に水源地をいっぱい買われてるそうです。
そんな中、
「ここでしか湧かない特別な水」「健康な水」を研究していた場所だなんて・・・。
「オーナーさんが撤去費を加勢してくれるなら、ぜひ建て直したいなぁ」と言い始めるメンバー。
その研究所の裏山がとても楽しい場所だった。
天然のツタでターザンとかできる。
シカの角も落ちていた。
本館以外にも、3つの建物があって(全部倒壊していたけど)、
その中の1つの建物↓
これ、ぜんぶ「梅酒」。
十年以上は前に屋根が雪の重みで倒壊したっぽいので、
ビンも露出。
それでもビンをあけると良い香りがしてたので、
「腐敗方向」じゃなくまだ「発酵方向」に進んでいて、
微生物ってやっぱすごい!
この倒壊した「発酵小屋」に何かを建てたら、向こう側に洞爺湖が見晴らせる。
「コーヒーショップにしませんか?」と提案する、
覇道崇(はどうたかし)さんという男性。
「波動高し」って名前も凄いから聞いてみたら、
「今日、この名前に決めたんです」と。
コーヒーショップにしたい、波動高い人(笑)
聞いたことない(笑)
一番右の赤い男性が、はどうたかしさん。
皆さんも彼から高波動を浴びるように!
もしもこの場所を拠点として再興して行くなら、
ビンが落ちていたこの「発酵小屋」の場所の再建から始めようか?という案がメンバーから。
大きな建物は手を付けず、
倒壊した小さな発酵小屋を再建して、
「はどうたかしの、奇跡の湧き水で入れた、おいしいコーヒー」を(笑)。
こんなレトロな廃棄物も放置↓
店の軒先に飾ったらオシャレ?
まぁ、とりあえず。
今回のこの場所は「保留」ということに決定したメンバーさんたち。
もっと良い情報が寄せられたら、
セカイムラ北海道の活動拠点はそこにするそうです。
お心当たりのある人は、一番下のメールまで情報をあげてね。
車で送ってくれたお礼に、
さとうみつろうさんが大好きな山岡家を振る舞う(安いご馳走だな)。
山岡家は2日連続で食べてるみつろうさんw
ここ仲洞爺地区はパワースポットとしても有名らしい。
源義経が逃げ込んだとされる「岩屋(天の岩戸)」も、
初めてセカイムラメンバーによる「拠点候補視察」に同行させてもらって思ったのは、
0から1にしようとするエネルギーは、とてもワクワクするってこと。
「ここに何を建てようかな」
「何を造ろうかな」
「どんな畑にしようかな」
一緒に同行してるみんなで、ワクワク。こんなワクワクな視察が全国47都道府県で行なわれているのかぁ。
めっちゃ楽しかった。
0から1を作りたい人、
ワクワクしながら「拠点候補地」を視察して回りたい人は、
あなたの県のセカイムラに参加してみてね。
みんな、「初めましてぇ〜」の関係性だから、すぐに溶け込めるよ。
あと、使わなくなった古民家や、耕作放棄地など、
オーナーさんからの情報もお待ちしています。
そのままにしておくと、ぺしゃんこになるだけです。
建物は、人が空気を入れることで長持ちしますよ~。
使って欲しい古民家や畑など「拠点」の情報がある人は↓こちらまで
0から1にする体験をしたい人は↓こちらから
↑はどうたかし、さんに会える!セカイムラ。
もっと多くの「拠点情報」を全国から集めるために、
↓こちらのカメムシFacebook記事をぜひシェアしてね↓
↓今日は下の2つのボタンを押す祭、
「0から1にするエネルギーを体験するために人は生まれた」と言いながらポチ↓ポチ↓

さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。中2の長男コクトウ君と、小4の長女ザラメちゃん、3才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
↓ページいいねであなたのタイムラインにお届け↓