ラジオの収録で博多に来てます。

昨夜はその打ち上げに誘われ、

めちゃ高そうな寿司屋の前にタクシーがピタッと。




ガラっと店を開けると、「会長さん」と呼ばれる素敵な紳士が中に立っていて、

「みつろうさん初めまして」とお出迎え。


なんでも僕の本を読んでくれたこの「会長さん」と呼ばれる大富豪が、

僕のためにこのお寿司屋さんを貸し切りに!


テレビとかで観るような、一見さんお断りの高級店を貸し切り・・・

写真撮ろうと思ったら、撮影もNG。

だいたい↓こんな感じの店ね



で、日本酒も、ワインも、寿司も超一流で、

ワイワイ良い気分で時を過ごしまして。


「あのー、ぼく仕事があるので先に帰ります」と九時ごろ伝えると、

すぐに会長さんが外に出て千鳥足で歩いて行く。

なんと、僕のためにタクシーを止めようとしている。




みつろう心の声
「(タクシーくらい、自分で止められますよ)

(寿司もご馳走になったのに、そこまでしなくて良いよ)

会長!自分で捕まえますよ、

ほんと、お店に戻ってください!

(お、タクシーを止めた)


(ん???助手席の窓を開けて・・・)

(おぉー!!!!この展開は!!)

(映画とかでよく見る、このお金で行って下さいってやつだ!)

(キャバ嬢をタクシーに乗せる時だけだと思ったら)

(こんな、おっさんである俺にタクシー賃までくれるなんて)

(なんて紳士なんだ!)

(自分も酔ってるのに、この気遣い)

(会長の手元をズームアップするみつろうの目)


(一万円札か、五千円札か、さぁ出すのはどっちだ!)

会長、やめてください!

ほんとに自分で払いますよ!

(さぁ、出てくるのはどっちだ!)

いや、ほんと、

あんなに高級な寿司までご馳走になったのにタクシー賃くら

(ん・・・。五千円かぁ・・・。)

(そこは、万札が良かったなぁ・・・)

払いますって!

自分で!いいですから!

(来るとき乗った金額が1,500円くらいだったから、粗利は3,500円程度か・・・)

え?いいんですか?

じゃあ、もうお言葉に甘えますね!

今日は本当にありがとうございました!」



頭を下げて見送る会長と、

ドアが閉まり、ビューンと発射するタクシーの車内で隠しガッツポーズのみつろう(元キャバ嬢)。



すると、運転手さんが、その5千円をポケットに入れる・・・。

え?「私がもらった5,000円」って勘違いしていないかこいつ?

むしょうに気になり始めるみつろう氏。




みつろう心の声
「(おれに、やぞ!)

(その5千円、おつりが発生しても、おれにやぞ!)

(おまえ、自分がもらった五千円とか勘違いしてないだろうな???)

(俺が、「めちゃくちゃ良い本」を書いたからこそ、その5,000円が出てんのやで!)

(おまえが書いた本ちゃうやろ!)

(それ、俺に、やぞ!)

いやー、ほんと良い会長さんなんですよぉ~。

いや、あれね、うちの会社の上司なんですけどね。

酔っぱらうと、こうやってお金を払うんですけど、

でも明日会社に行って、ちゃんとお釣りを返さないと怒る人なんすよ~。

ちっちゃいやつ、っすよねー。

(よし、これで、さりげなく「この5000円のお釣りの権利は俺のだぞ!」と主張できた!)

いやー、それにしても良い街ですねぇ~、

天神って。」




気のせいか、少し機嫌が悪くなる運転手さん(たぶん気のせい(笑))。

ホテルに着いて、

「はい1,800円です」から、

「お釣りは3200円になります」までの間が、5秒くらいあいた(気がした)。





まぁ、とにかく。

無事に
3,200円の粗利をGETしたキャバ嬢は、

とても良い気分で眠りましたよってお話しでした。





良い本を書いといて、良かったぁ~。


↓↓こんなの↓↓





会長さん、どこの会社の会長さんだったかも忘れちゃいましたけど、

このblogもたまーに見てくれてるってことだったんで。

福岡の会長さん!

またご馳走してくれたら、面白い話しいっぱいしまっせ。


スノーボードも好きだと言ってたんで、旅費も会長の奢りで豪華なスノボ旅行のお誘い、お待ちしてます!

次は、諭吉で!





※セカイムラの皆さん、今日は満月会です(8時から)。
お忘れなく。
また夜にお会いしましょ~。

 

 

 

 

 

 


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▼この記事を書いた人 Writer's Info

さとうみつろう

日本の作家・ミュージシャン。中2の長男コクトウ君と、小4の長女ザラメちゃん、3才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…

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