「悪VS善」
という構図を1mmも持たないこと。
戦争が起こるのは、
みんなが痺れるヒーローが出る時か、
みんなが憎しむ悪の皇帝が立つ時。
【どちらの国が勝っても、確実に儲かる軍需産業が背後に居る】
ということは、
「軍需産業(悪い人たち)」でさえ、両方の味方をしている。
両方を裏で支援しているのだから。
「別にどっちが勝っても良いもんねー。」
という視点を保持してる。
それなのに一般市民が、
「A国だけが正しい」
「B国だけが正しい」
と、どちらか一方だけを支援している。
【悪いヤツらでさえ、両方の味方なのに】
「両方をフラットに見れる」
「どちらにも言い分があるんだろう」
「片側だけが正しいことなんてないよな」
そう思えた人の中からは、
「善VS悪」という対立構造が消える。
対立する「構造」「構図」が消えるということは、「対立(戦争)」が消える。
「プーチンは本当は良いことをしてるんだ!(だから多少のウクライナ人が死んでも良いんだ)」
も、
「悪の侵入から国民を守っているウクライナ、がんばれー!(だからロシア兵が死んでも良いんだ)」
も。
片側だけの味方=「対立軸」を創り出す運動に加担している。
両方ワルイ。
そして、両方良い。
たまーに良い奴で、たまーに悪いヤツ。
そんな「どうしようもない」状態が人間じゃないか。
(過去記事より)
宇宙の中に、悪の勢力は居るでしょう。
たとえば、悪の銀河、ダークオリオン。
その銀河の中には、光の勢力も居るでしょう。
光の星座、ミカエル座。
その星座の星々の中に、悪の勢力は居るでしょう。
悪の太陽系。
でも、その太陽系の中にも、光の勢力は居るでしょう。
青い星、地球。
地球の中にも、悪の勢力は居るでしょう。
悪魔の帝国アメリカン共和国。
アメリカの中にも、パラダイスな州があるでしょう。
トロピカルビーチ、ハワイ州。
ハワイ州の中にも、悪いギャングが居るでしょう。
凶悪ブルーギャング、カメハメ団。
ギャング団の中にも、善い人は居るでしょう。
カミソリづかいのエリック。
エリックの中にも、悪い人格はあるでしょう。
万引きをするときは、三枚刃を使う、エリック。
エリックの中の、悪い人格の中にさえ、良い部分もあるでしょう。
だけど、その刃は、安全ガード付きのカミソリ!
(10年前の過去記事抜粋終わり)
良い人も居なければ、悪い人も居ない。
その二元的思考の中に居る限り、対立は消えない。
みんな、めっちゃ悪いヤツ。
みんな、めっちゃ良いヤツ。
みんな、どうしようもない、あたなと同じ人間。