今日は旧暦1月1日、旧正月。

明けましておめでとうございます。

沖縄では、特に南部の糸満市とかはマジで旧正月にお年玉を貰うそうです。

僕が高校生の頃なんて、南部は学校も休みだった気がします(今も?)。



さて、この「ついに、明けましたね!」のような言葉を、

この時期には何度も聴きます。

明け明け詐欺が横行する時期ですw


ちょっと、時系列で並べてみましょう。


①12月21日ごろ
⇒冬至

②1月1日(新暦)
⇒あけおめ

③1月3日(新暦)
⇒近日点

④旧暦1月1日(新暦2月ごろ)
⇒うわかくないみそーち

⑤新暦2月3日
⇒節分・立春点

⑥旧暦1月16日(新暦2月ごろ)
⇒あの世の正月

⑦新暦3月23日ごろ
⇒春分点




ざっと見ただけでも、

これくらいの「やっと明けましたね~」が横行します。

それでは1つずつ、科学的根拠を見て行きましょう(*´ω`*)



①冬至12月21日ごろ

⇒科学的根拠しかない

そもそも、国立天文台が発表してることから分かる通り、

この瞬間(冬至点)から、北半球は「昼が長く」なって行く科学的根拠のカタマリ。

生物の進化においては「外部環境との適応」が至上命題なので、

DNAで、冬至点から「暖かくなっていく」ことを地球の全生命が察知している。

変化は全て「冬至点」から起こる。



②新暦1月1日
⇒いちばん意味不明

これは科学的根拠が見つからない・・・。

そもそも太陽の周りの360度を「地球」は旅する。

その中で、どの地点を「スタート」に決めてもOKルールで、

どうして、冬のあの位置を「1月1日」にしたかと言うと、

冬至点を「1年の始まり」にしたからであり(北半球に文明が多かった)、

その近くだったから、なんかついでに、という説が一番有力らしい。





③1月3日
⇒まぁ、太陽に一番近づく日だから、

「明けましておめでとー」って太陽さまに伝えられる?みたいな?

そうなのか?

まぁ、近日点だし科学的根拠はある。




④旧暦1月1日

⇒「旧暦の1日」は何月でも常に、新月。

2大天体「月」と「太陽」が近づくことで、

地球に重力の影響を及ぼす日なので、

地球上の全ての生物が影響を受ける。

例えば、月に合わせて産卵したり。

年に12~13回「新月」はあるけど、

たぶん、「冬至の後の」、最初の新月ってのがポイントだと思う旧正月。

「太陽も明けたし、月も明けて行きますよー」みたいな感じかしら。

科学的根拠は、バリバリ。





⑤2月3日
⇒立春点も、「冬至点」や「春分点」と同じように太陽を24分割しているポイント。

「冬至」と「秋分」の中点(45度)なので、

45度だから、「ここからさらに傾いていきまっせ~」みたいな角度だろうか。

詳しくは、去年の立春の記事を。

 

 

 



⑥旧暦1月16日
⇒あの世の正月

これはたぶん。

旧暦1日(新月)から「満ち続けた」月が、

旧暦15日(満月)にMAXになる。

で、翌日16日からは「減って行く」流れなので、

減り始めた最初の日、だからあの世の正月なのかと。



⑦春分
⇒普通に、昼と夜が同量となり、

春分点から先は「昼の方が長く」なる点なので、

科学的根拠あり。




てことで、意外にも新暦1月1日だけに科学的根拠が見当たらないという事態に(笑)


いったい現代人は何をしているんだろう・・・

何の根拠もない「新暦」ベースで1年365日踊らされて・・・

状態に。





とにかく、今日は旧正月。

明けましておめでとうございます。

うちなーグチでは、

「うわかく、ないみ、そーち」

↓↓↓

「おわかく、なられ、ましたね。」



元旦の日に、

「また1つ若くなりましたね」と言う。


通常は、「元旦」が来たら、

「また1つ年を重ねた」⇒「プラス1」な気がする。

でも物理学では、

かならーず、

「捨てた量」と同量を「回収」している。

「増えた量」があるなら、必ずどこかで同じ量が「減っている」はずである。

エネルギー保存の法則。

「1年」ナニカが増えたなら、「1年」ナニカが減っている。



今日は旧正月。

「うわかく、ないみ、そーち」

あなたはまた1つ年を捨てて、

何かが1つ若くなっている。








セカイムラの皆さんは、10時から新月会&新年会です。お忘れなく。

 







↓どんだけ「明けたい」ねん、人類!みたいな。

7個も「明けましたね!」って言いたいとか、

ぜったい、「ねくら」なのは間違いない。

元来明るい人なら、こんだけ「明けよう」としないって。

ねくら、陰キャ、おたく、

だからこそーの、7回も「明けましたね!」宣言。

なんだか、安心できますね。

人類は、もともと「暗い存在」だと知れただけでも・・・。


今年も1年、よろしくお願いします。


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▼この記事を書いた人 Writer's Info

さとうみつろう

日本の作家・ミュージシャン。中2の長男コクトウ君と、小4の長女ザラメちゃん、3才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…

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