「あ、メーター押すの忘れとった」
と、大阪のタクシーのおっちゃん。
けっこうな距離を走った後だったので、
かなりな痛手。普通だったら落ち込むところを・・・。
「まぁ、お客さんが会社に戻ったら笑い話しにしたってください。」
大阪は、お笑いの街。
「笑い」とは、
【起こった現象】とは ≪まったく違うこと≫ を述べること。
【犬が歩いていること】を見て、
≪あ、犬が歩いている≫って言っても笑いじゃない。
「あれって坂田師匠ちゃいまっか？」
で、場がドッと湧く。
（どこでやればこのギャグで湧くの？）
「笑い」とは、
【起こった現象】とは ≪まったく違うこと≫ を述べること。
この2年間、コロナでみんな【大変だった】。
でも
【大変だったこと】を、「大変だった」と言っても何も始まらない。
【辛かったこと】を、「辛かった」と言っても、
【もう嫌だこんなこと】を、「もう嫌だこんなこと！」と言っても、
それ、そのまんまである。
「あれって、坂田師匠ちゃいまっか？」
ほんとみんなこの2年間、コロナで「大変だった」。
だからこそ、
【大変だったこと】へ、違う言葉と感想を充ててみよう。
そこから人生の笑いは始まる。
夏のデジタルデトックスキャンプに参加した、
神奈川のサリーさん。
【大変だった】この時期に「大変だった」というツマラナイ感想を言わず、
淡々と練習を重ねて、ワンマンライブをするそうです。
コロナ渦での「主催」は本当に大変なのが分かるから、応援してまーす。
神奈川きんぺんの人は↓見に行ってみてね。
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さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。中2の長男コクトウ君と、小4の長女ザラメちゃん、3才になった次女ミリンちゃんの３児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
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