慶応義塾大学の前野隆司教授にインタビュー。
前野先生は、日本で唯一「幸福学」を研究されている先生で、
「因子分析」という手法により「幸せ」を解析した。
※因子分析とは、多変量のデータに潜む「共通因子」を探り出すための手法で、
簡単に言えば、
多くのアンケート(データ)を基にして解析すると、
「幸せな人の共通点」は以下の4つにまとまることが判明。
①ありがとう因子
②やってみよう因子
③ありのまま因子
④どうにかなるさ因子
「幸せな人」には、必ずこの4つの因子が関わっている。
①
感謝している人は、感謝していない人よりも幸福度が高い
②
何かへチャレンジしている人は、チャレンジしていない人より幸福度が高い
③
他人と比較せず、自分のペースで進んでいる人は幸福度が高い
④
楽観的に捉えらえる人は幸福度が高い
以上の因子分析から、
「幸せ」という状態は再現可能であるという研究結果に。
要するに、
「スポーツジム」に通ってメニューに取り組めば必ず「筋肉質になれる」みたいに、
「幸せ」も上記4つのメニューにしっかりと取り組めば、
必ず誰でも「幸せ」に到達可能なのだ。
逆に、どうして今まだ「スポーツジム」のようなノリで
街の中に「幸せトレーニングジム」が無かったのか不思議なくらいである。
もう既に「達成するためのプログラム」が出来上がっているのだから、
誰でも再現可能なのに。
ライ〇ップみたいなノリで、ハピザップみたいなのが造ればいいのに。
もう一度、おさらい。
①ありがとう因子
感謝している人は、感謝していない人よりも幸福度が高い
②やってみよう因子
何かへチャレンジしている人は、チャレンジしていない人より幸福度が高い
③ありのまま因子
他人と比較せず、自分のペースで進んでいる人は幸福度が高い
④なんくるないさー因子
楽観的に捉えらえる人は幸福度が高い
先生はストイックな研究者のため、
自分自身でもこのメニューを毎日「実践」しているそうです。
例えば、お会いした日。
駅から大学までの10分の道を歩きながら、
ずっと「感謝していた」そうです。
ありがたいな、ありがたいな、と。
ジムのインストラクターがムキムキの「筋肉質」をキープしてるみたいに、
先生も自身のプログラムを実践してるのでワラワラの「幸福質」をキープ。
まぁ、笑顔をみればすぐに分かりますね。
対して、理屈や理論では100%分かっていて、
本まで書いているけど実践してないこちらのボーイ。
でもありがたいことに先生から、
「いや、謙遜しないでください。みつろうさんは絶対に実践できてるタイプですよ。」と太鼓判を押してくれました。
「あまり周囲に感謝できてないっすよ」って伝えたみつろうさんに、
それは、③の「無理をしない」というメニューが出来ているからです、と。
5年前に、
実は前の先生の方から僕へ「ぜひ会いたい」とお声がけいただき、
慶応大の研究室へ。
「みつろうさんの本は、僕の研究したことが全て書いてあって素晴らしい本です!」
と興奮気味に褒められた5年前・・・
みつろう
「去年、新刊(レイ)を送りましたけど読みましたか?」
前野
「あ、まだです。でも見える場所に置いてあります」
おかしいな(笑)
①ありがとう因子
感謝している人は、感謝していない人よりも幸福度が高い
②やってみよう因子
何かへチャレンジしている人は、チャレンジしていない人より幸福度が高い
③ありのまま因子
他人と比較せず、自分のペースで進んでいる人は幸福度が高い
④なんくるないさー因子
楽観的に捉えらえる人は幸福度が高い
幸せの4因子(プログラムメニュー)、
どこかに書いて、貼って、実践してみてください。
ダイエットのように、「幸せ」はもうメニューに取り組むことよって再現できるようになっています。
そんな前野先生との対談も、
たぶん「忘れたころに」みつろうTVへやってきます(笑)
お楽しみに。
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さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。中2の長男コクトウ君と、小4の長女ザラメちゃん、3才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
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