量子力学の観測者効果により、
観測者「わたし」は２つの感想を同時に持つことは出来ません。
必ず観測結果は1つに収束されます。
『熱い』と思った人は同時に『冷たい』とは思えません。
『熱い』と思っている人は、
『熱い』と思っている時、
『熱い』としか思えないのです。
『熱い』と『冷たい』の感想は、
必ずどちらか１つへ片寄ります。
『少ない』と思ってる人も、
『少ない』と思いながら同時に『多い』とは思えません。
『少ない』と思っている時は、
必ず『少ない』と思っているのです。
当たり前のようで、不思議な話しなんです。
もちろん、
「ある」と思ってる人は同時に「ない」とは思えません。
「ある」と思っている人が、
「ある」と思っている時は、
どう工夫しても、「ある」としか思えないのです。
？？？
これらを、逆から考えてみると、
「ある」という方向から見る、という選択をすることで、
「ない」という側面を打ち消しているとも言えます。
↑多いとみている人には、少ないとは見えません。
低いと感想している人には、高いとは感想できません。
さて、ここで奥さん。
９９％の幸せをさしおいて、
１％の不幸を探す人間のなぜ
という本を書いているさとうみつろうさんは、
「ない」という方向から見る天才です。
常に「不満の方向」からモノゴトを見つめる才能に溢れています。
人と接することが無い生活なので、
コロナが始まってから今日前、ほぼマスクをしてません。
2年間トータルで30分くらいだと思います。
わざとマスクを着けないようにしている訳でも無いので、
人前に出る時は相手のために着けます。
一番なが～くマスクするのは、娘の保育園へのお迎えで、
靴箱から⇒教室⇒靴箱の３分間はマスクしてます。
さて昨日は台風で沖縄は雨でした。
娘を迎えて、抱っこして、
車までマスクをしながら走ったんですよ。
雨だから。
「マスクってこんなに酸素不足になるんだ！」
とビックリ。
自身初となる「有マスク運動」だったので。
これを1日に3時間以上もつけている人たち（うちの子供たちも）、
みんな、めちゃめちゃすげー！！！
すげー・・・、
すげー？？？
みつろう
「っは！！！
もしかして、みんな無酸素筋トレみたいなトレーニングになってるんじゃ・・・・
加圧式トレーニングみたいな感じで、
わざと酸素を少なめにするためにマスクを着けることで、
みんなめちゃくちゃ肺とか鍛えてるんじゃ・・・。
低酸素トレーニングって聞いたことあるし！
ちょっとググってみよう。
なになに、
わざと酸素濃度を低くした室内でトレーニングする事で、
身体がより多くの酸素を取り込もうとして、最大酸素摂取量が増えて、
持久力も強化されて、ダイエット効果もあって、イイコトだらけです・・・。
え、おれだけ出遅れている？
やっべー、明日地球の酸素が急に少なくなったら、
俺だけ路上でピクピク倒れていて、
他のみんなは「え？ふつーですよ。私たちは普段からトレーニングしてましたから」
みたいになるかも！！！
ヤバいよタモさん！芸能界干されちゃうよ！
俺も今日からマスクして鍛えなきゃ！」
誰がどう考えても、
「あぁ、有難いなぁ。マスクを5分しか着けないで済む生活様式。」
と観れば良いのに、
「くっそー！マスク着けていないことで、おれだけ損してるかも！」
と、
「ある」から観ずに、「ない」方向から凝視！
こいつ、
どこへ行っても不満を必ず見つけて来れるタイプ！
優秀！！！
優秀過ぎるくらいに、「ないもの探し」の天才！
あなたに、彼のマネが出来ますか？
世界中でいま誰もがマスクを外したいのに、
マスクを着けない生活（自宅⇒畑⇒事務所）を送る自分の環境に、
まったく「幸せ」を探せてない！
ということは？
このアホから学べることは？
どれほど「幸せな環境」に身を置いても、
「不幸」を探すことが出来る。
のなら
どれほど「不幸な環境」に身を置いても、
「幸せ」は必ず探すことができる。
ということです。
「ある」を探そう、身の回りから。
「ある」を感じている人に、「ない」は無いに等しい。
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▼この記事を書いた人 Writer's Info
さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。中2の長男コクトウ君と、小4の長女ザラメちゃん、2才になった次女ミリンちゃんの３児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
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