「給料は4万年後に口座に振り込みますね」、
という会社には誰も入社しないだろう。
「当社は給料を3年後に支払います」、
でも入社しない。
ほとんどの場合、
「給料は一か月後に振り込みますね」
になっている。
これなら入社する。
でも「一か月後」とは言え、
実はそれでも不確定な「未来」。
確率計算上は、「3万年後」と「一か月後」に違いは全くない。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210412/22/mitsulow/7a/e2/p/o0825082514925495944.png?caw=800)
①未来のための【行動】なのか
②今のための【行動】なのか
③過去のための【行動】なのか
人間の【行動】には、この3種類しかない。
もちろん会社で働くのは、
①未来のための【行動】
である。
その証拠に、
「3万年後に給料を払います」と言われた会社に、
あなたは、さっき入社しなかった。
ところが、だ。
「業務は、キムタクの肩を10分揉む仕事です。」
と言われたら?
たぶん、やるだろう。
なぜなら、
それは「未来のための」行動じゃなく、
その行動そのものが、やりたいことだからだ。
それが、
②今のための「行動」
である。
「深キョンの肩を揉む仕事です。」
これは、「給料が3万年後」でも男性社員は入社する。
というか、給料なんて要らない。
その行動そのものが、【やりたいこと】だから。
ちなみに、
③過去のための「行動」
とは、小さい頃についたウソから連鎖的に続いている行動のことである。
これは、①未来のためでも、②今のためでもない。
過去からの「慣性的な」「反射的な」行動だ。
※詳しくは『レイ下巻』を参照。
とにかく、
①未来のための【行動】なのか
②今のための【行動】なのか
③過去のための【行動】なのか
人間の【行動】には、この3種類しかない。
さて、あなたが超絶金持ちになった時に、
例えば300億円くらい手に入れた時に。
何を【したい】だろうか?
ある人にとっては、
【カリブ海で浮かぶ】ことかもしれない。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210412/22/mitsulow/5d/50/j/o0668100214925504569.jpg?caw=800)
ということは、
入社した会社の業務内容をよく聞いてみたら、
【カリブ海で浮かぶ業務です】だった時に初めて、
①未来のための【行動】
②今のための【行動】
③過去のための【行動】
②の【行動】
が取れていることになる。
その仕事、そのものが、もうゴールなのである。
未来ではなく、行為そのものの中に、私が居る。
それは「瞬間」「瞬間」がゴールの連続だ。
だから、その人には目指す場所が無い。
なぜなら、ゴールの中に居るから。
ここが、ゴールだから。行きたい場所なんて他にない。
キムタクの肩を揉んでいて、
「はい、11分たちました、帰って下さい」と言われたら、
「頼む!残業させてくれ!」
となる。
その仕事、そのものが、【やりたいこと】
今が、ゴールなのである。
一方、現在の地球で大人気のコースは、
①である。
①未来のための【行動】
②今のための【行動】
③過去のための【行動】
未来でカリブ海に浮かぶために、コンビニでバイトして、
日本銀行券をGETして、ANAに乗る。
これは、未来に「ゴール」がある行動だ。
もちろん、辿り着く可能性もある。
でも、それは「つかの間」だ。
モルディブから帰って来たら、
また【次のゴール】をぶら下げることになる。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210412/22/mitsulow/7a/e2/p/o0825082514925495944.png?caw=800)
常に、【ゴールの中に居る】人と、
常に、【ゴールを追いかけている】人の違いは、
マジで凄い。
【ゴールの中に居る】人は、ゆとりがある。
だって「目指してる場所」が無いから。
ゆとりがあるから、良いアイディアが浮かぶ。
すると、その面白いアイディアをすぐに【行動】に移す。
もちろん、その【行動】をしている時間もゴールなので、
この人は、ずーっとゴールに居続ける。
【ゴールを追いかけている】人には、チカラが無い。
なぜなら、常に2つの場所を守っているから。
ゴール前に意識を飛ばし、ここに意識を戻し、
その間の距離を測り続けている。
サッカーで「2カ所を守れ!」って言われたら、
マジで無理!
「1カ所に集中したいっす先輩!」
「ゴール前と、センターライン、同時には守れません!」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210412/23/mitsulow/df/79/j/o0720115014925519847.jpg?caw=800)
ということで、
少しずつで良い。
①未来のための【行動】
②今のための【行動】
③過去のための【行動】
②の【行動】を増やして行けばいい。
「いつかのために」やる行動を減らして、
行動そのものが面白い行動を、すればいい。
大それたことではない。
モルディブもANAも必要ない。
眠たい時に、眠る。
お腹が空いた時に、食べる。
チョウチョを追いかける。
横断歩道で、白い線だけを踏んで渡る。
おっと、やっぱり『レイの下巻』の内容そのものだwww
どうにか、違う切り口で説明出来たらとペンを取ったけど、
才能不足だった。
ただの本の宣伝になっちゃった。
⇒レイ下巻の無料立ち読み
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↓お金を大量に手に入れた時に「やりたいこと」をリストアップしてみる。
紙に書いてみる。
そして、その書き出したリストの内容が、
もしもあなたの仕事だった時に、
①未来のための【行動】
②今のための【行動】
③過去のための【行動】
②になる。
行動そのものが、面白い、行動。
いっぱいある。身の回りに。
小さなことから、始めよう。
▼この記事を書いた人 Writer's Info
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190720/13/mitsulow/3d/d4/p/o0606057614507594394.png?caw=800)
さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。中2の長男コクトウ君と、小4の長女ザラメちゃん、2才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
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