む~か~し~ギリシャ~の~、
イカロスは~♪
ロウで固めた鳥の羽♪
って曲、シってますか?
たぶん小学生の頃に学芸会?みたいなので歌った気がするんです。
僕、もうすぐ41歳になるのですが、
昨日の午後6時半ごろ、
事務所で仕事を終えて、
家へ向けて車を運転中に、
なんの「きっかけ」も無いのに、
急に33年ぶりくらいに、この歌が脳に湧いて来たんです。
ランチに「イカのロース」を食べた訳でも無いし、
そもそも、イカに「ロース」の部分は無いし、
マジで「きっかけ」が無いんです。
33年ぶりに急に現れるなんて、
ハレー彗星みたいな公転周期があって、
次は66才の時にイカロスの曲がまたやって来る
のかどうか分かりませんが、
1番は全部歌えたんですw
33年ぶりの歌が。
学芸会の「まじめにやらないとアイツラに殺される」と子供に思い込ませる大人のパワーのお陰なのか。
でも、2番以下は分からなかったので、
本気出せばこっちだって教育委員会に訴えるからな!とゆとりを持ってサボってた子供のオマセパワーのお陰なのか。
イカロスはギリシャ神話。
父ダイダロスは発明家。
スッタモンダがありまして、息子と二人で牢屋に閉じ込められます。
それでも、発明家。
鳥の羽を集めて、ロウで固めて息子と2人で脱出します。
飛ぶ前に、息子イカロスに言いました。
海面ギリギリを飛ぶと、湿気で羽が重くなり墜落する。
上空へ上がり過ぎると、太陽でロウが溶けて墜落する。
「中庸を飛びなさい!」
これ、たぶん人生の秘訣。
そう息子に説明すると、2人は羽ばたきます。
世界で初めて人類が飛んだ瞬間です。
息子イカロスは、飛ぶことに快感を覚え、
自分は神になったと錯覚し、太陽を目指し、
熱でロウが溶けて、堕ちて死んでしまいます。
当時のギリシャでは、
「神」と「人間」には絶対的な境界線があり、
それより上に行ってはダメてきなモノがあった。
「人間は神を冒涜してはイケナイ!」
というのは、権力者たちが「偉い人と、偉くない人が居るんだ」と人民の自尊心を消すために作ったんだと思いますが。
バベルの塔もそうです。
とにかく、
「調子乗るなよ人間!」てきな神話として造られたそうです。
それを、NHKみんなの歌は、
「イカロスの勇気を見習おう!」と曲作りしたのだから、
マジパンク!
受信料、払っても良いんじゃね?
「神(教会・権力)に近づくな、人間ごときが!」
の教えを、
「イカロスまじすげーぞ、神に近づいて死んで行った!」
「死なないように、そーっと生きるくらいなら、
死んでも良いから、思いっきり生きたいよな!」
って受信料が言ってるんです。
「お前ら、ちっちゃくまとまってるんじゃねーぞ!
神がなんだ!
権力がなんだ!
やってはいけないことって、1つもねーんだよ!
やれることは、全部やって、死んで行こうぜ!
いいか、民放よ!
やってはいけないことが、1つだけあるとしたらな、
「やれるのに、やらないこと」、だけだ。」
って受信料が言ってるんです!
てことで、いま深夜ですが、
子供たちが寝静まる中、
真夜中にピアノのスイッチを入れまして、
暗闇の中で「めっちゃマイナー調」のイカロスをピアノ弾き語りしました。
ほぼほぼ、呪われてる男みたいでした。
イカロスが堕ちるあたりで、号泣!
4番の歌詞が、パンクNHKの制作です。
1昔ギリシャのイカロスは ロウで固めた鳥の羽根
両手に持って飛び立った 雲より高くまだ遠く
勇気一つを友にして
2丘はぐんぐん遠ざかり 下に広がる青い海
両手の羽根をはばたかせ 太陽めざし飛んで行く
勇気一つを友にして
3赤く燃え立つ太陽に ロウで固めた鳥の羽根
みるみるとけて 舞い散った 翼うばわれイカロスは
堕ちて生命を失った
4だけどぼくらはイカロスの 鉄の勇気を受け継いで
明日へ向かい飛び立った 僕らは強く生きて行く
勇気一つを友にして
で、どうでも良いんだけど、
僕が今日ブログ書いてる理由は、
これ、80年代生まれだけが知ってる曲?
なのかどうか知りたくて。
中2の息子も、小4の娘も、3才のミリンちゃんも、
誰も知らなかったので、
80年代生まれだけが、学芸会でやらされたのかしら?
「翼うばわれたイカロス」の鉄の勇気を受け継いで、
僕らは、あの大空を飛ぶんだ。
あの空は権力者だけのモノじゃない。
新鮮な空気も、権力者だけのものじゃない。
権力者に権力を与えたのは、
翼を背中に隠してしまった一般人だ。
飛べ、その翼をはばたかせて!
かかって来い、民放!
(全て、NHK受信料徴収係の人のご意見です)
インスタ、今さら始めました。
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↓なんで、この曲が急に湧いたのかが不思議過ぎて。
ひょっとしたら、昨日の午後6時ごろに、
もう神さま(大自然)が、人間たちを諦めたのかもしれない。
ロウを溶かすことを決めたのかもしれない。
環境破壊?とかのリミットが、「はい、あうとー!」になったのかもしれない。
とにかく、イカのロースは食べてない。
なんでなんだろう・・・。
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さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。中2の長男コクトウ君と、小4の長女ザラメちゃん、2才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
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