草を抜いていたら、ざっくりと草に指の腹を切られてしまった。
どうも、右手小指以外でタイピングしているさとうみつろうです。
(そもそもパ行のPくらいにしか使わん事も判明)。
大学生の頃に、自炊なんて絶対にしないタイプで毎日3食コンビニ弁当を食べてましたら、
3年の頃に原因不明の「船酔い」みたいな症状になり(いや原因分かってるだろ)、
3件くらい病院に行き、
医者
「うーん、特に原因は分かりませんね。
(いや原因分かってるだろ)
ただ、血液検査の数値を見ると、
抗体数?白血球?抵抗値?(覚えてない)が上がってるので、
確かに、身体の中で免疫細胞が何かとは戦っているみたいです。」
と言われ、
「抵抗している」という音の響きに、
「俺の体内のヤツ、やる気はあるんだな」と思った。
過去の詩集に↑こう書いたように、
「向かい風」じゃないと、こちら側も「やる気」は出ない。
「反作用」があるから「作用」出来る。
「のれんに腕押し」ができるのは、抵抗しているから。
抵抗無きところに、チカラの作用は起きない。
で、ここからは持論なんですが、
「やる気無いんです」という人には最近、
「じゃあ、畑すれば?」と進めている。
野良仕事をしてたら、必ずどこかにすり傷とかができる。
2年前に畑の開拓(森林伐採)してる時、
ほぼ毎日、身体のどこかに「傷(抵抗)」があった。
比例するように「やる気」が常にみなぎっていた。
で、考えた。
そもそも動物たちは、必ず毎日どこかに「傷」を負っているはずだと。
人間だけじゃないか?と。全身のどこにもかすり傷1つ無いなんて。
草を抜けば、指が切れる。
裸足で歩けば、トゲも刺さる。
蚊に刺されるのだって、小さな傷。
森ではガの幼虫のリンプンが飛んでいて、身体が痒くなる。
かぶれるということは、「小さな傷」だ。
とにかく、
人間だけじゃないか?と。全身のどこにもかすり傷1つ無いなんて。
で、そう思った時に、
抗体反応?抵抗反応?、よく分からんけど、
あの日、おれが病院で言われた、
「身体の中で、戦ってますね」ということば。
全身のどこかに傷が無いと、抵抗・抗体は生まれない。
何よりストレッサー(ストレスはホルモン分泌量で測れる。その数値を上げる要因)の最大は「痛み」。
心理的なことより、ズキズキ痛みのほうが、体内でストレスを増加させる。
だから、
だから。
野良仕事を勧める。
畑を勧める。
それはすなわち、
「やる気が出ないなぁ~」と言う人には、
傷つくことを勧めているのである。
てか改行にも右小指使うじゃん!
痛かったぞ今!
間違えて使ってしまって!
痛かったぞ!生きてるぞ!
抵抗を感じる!
生きてるぞ!
「癒し」を求める風潮が強いけど、
リラックスしている時、副交感神経が優位。
出ているホルモンに「やる気」物質など無い。
ラグビー部だったM氏は、
身長が163cmと小さいのに、180cmの巨体マッスルたちと毎日ぶつかり稽古。
でも「アドレナリン」が出てるので、まったく痛くない。
アドレナリンが大量に分泌されると、「痛み」を感じる器官「痛覚」がマヒする。
というか、痛覚を麻痺させて「戦う」ためにアドレナリンが出る。
カラダ全身「どこにもすり傷つ無い」のはニンゲンだけだから。
「やる気」が出ないあなたには、
ハタカツを勧めます。
怪我してください。少なくとも、人生に「やる気」が出ます。
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さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。中1の長男コクトウ君と、小3の長女ザラメちゃん、1才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
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