小説を書く時、伏線を散りばめるのですが、
新刊のレイは上下巻で1,000ページ超えのボリュームだったので、
伏線を回収したかどうかのチェックが大変でした。
作者目線からすると、前半に入れた伏線は確実に最終話までに回収されます。
例えば、玲央奈は上巻の早い段階でなぜか「お守り」を神社で買わされます。
読者からすると、
「どうして、こんな話しがここに?」
「お守りとかマジどうでもいいよ」
と、その時は伏線が意味不明です。
ところが最終回でそのお守りがポケットから落ちることで、
「玲央奈ちゃんは犯人じゃないかもしれない。AIがお守りを買うだろうか?」とカズ君が叫び、
展開が変わります。
この人生も、死ぬ直前に全ての伏線が回収されます。
「そんな訳ない」とか「小説と人生は違う」と思うかもしれませんが、
これは数学上、必ずこれまでの人生に起きた「未回収の出来事」が、
最後の瞬間に回収されるようになっています。
「未回収」ということは、潜在意識下で「気になる」=「負の符号」「正の符号」のいずれかが付いており、
意識に「死」が訪れる時、log関数は「0」を目指すので、
必ず回収されます。
顕在意識で「気にしている」ことも、
潜在意識下で「気にしていた」ことも。
人生、死ぬ直前に必ず「全ての伏線」が回収される。
これが意味する事は、
「今はまだ分からない」
「どうして、こんなことが起こったのだろう?」
「理不尽だ」
「信じられない」
とあなたが思っている事の全てが、
必ず、
「なーんだ、そういうことだったのか!」
と答えが分かるということです。
人生に起こった全ての「意味不明」な出来事に、
必ず「意味」が分かる日が来る。
今、まさに地球全体で「意味不明」な伏線が撒かれています。
コロナです。
でも必ず、この伏線の意味も最後には「死ぬほど分かる」はずです。
まぁ、死ぬけど(笑)
「死ぬほど分かる」っていうか、死ぬから分かるっていうか。
で、勘が良い読者は途中で伏線に気づきます。
途中でというか、これ伏線じゃね?
これフラグじゃね?
と、その場で気づきます。
コロナも、死ぬ時までのどこかで「そういうことだったのか!」と気づくのですが、
いま「気づいて」も早過ぎない、
ってことで、
「あっぶなかったー!!」と大声で今すぐ言ってみましょう。
「何の話ししてんだ、ずっと。」
みつろう
「あ、そうかそうか。
じゃ、「マジあぶねかったー!」でもOKです。」
「はぁ?」
みつろう
「で、その後に、
「コロナが起きてなかったら、マジどうなっていた事か!」
「まっじで、危なかったー!!!」
と叫んでみる。」
本の最後の章で、過去の「伏線」を読者が理解して回収する時、
「あぁ、そうだったのか!あの時、主人公がお守りを買って無かったら、
マジ危なかった!」
と言うノリで、
「やっべー、ギリギリセーフじゃん!
コロナが起こって無かったら、マジで危なかった~」
って叫べばいい訳です。だって、いつかは理解(フラグ回収)する出来事なんだから。
いま、それを叫べばいいのです。
で、将来じゃなくても、未来じゃなくても、
意外と「今」「ナウ」「フラグ真っ只中の今日」でさえ、
フラグ回収できます。
ちょっと、僕が叫んでみましょう。
言い出しっぺだし。
「やっべー、ギリギリセーフじゃん!
コロナが起こって無かったら、おれマジで危なかったよ~」
⇒脳内に浮かぶことをすぐにメモ
・子供たちの成長を、横で観る機会を失ってた
↑さっそく1つ出て来た。
ライブだの、講演会だの、スノボだの、年間で100日は県外に居たので、
コロナが起こって無ければ、
中1の息子の、大事な思春期、
小3の娘の、ギリギリぱぱと遊んでくれる時期、
2才の娘の初めての会話
ぜーんぶ、見逃していた事でしょう。
いや、マジで危なかった。
もう少し、叫んでみましょう。
「やっべー、ギリギリセーフじゃん!
コロナが起こって無かったら、おれマジで危なかったよ~」
けっこう、身体にガタが来てました。
飛行機に、年間で4~50回乗ってるなんて、
「お前はスチュワーデスか!」ってくらい、ボロボロでした。
機内食も、物凄いインスタントだし。
「やっべー、ギリギリセーフじゃん!
コロナが起こって無かったら、おれマジで危なかったよ~」
後頭部が死ぬほどハゲテルことに気づけました。
コロナが起きて無ければ、自分の講演会の動画なんて絶対に見ません。
そんな時間ないし。
ところーが、先ほど、みつろうTVのチェックを(いつもはお願いされるけど観てない)、
ちらっと見たところ、
後頭部、こんなに禿げてたの?
あっぶなかったー!!!
コロナが来てなかったら、絶対に気づけなかった!
ということで、今日の記事は単純に、
「こんなにハゲテル」事に気づけて、マジで良かった~
ということを、皆さんの役にも立つようなメソッドへ仕上げてお送りしました。
さようなら。
↓やってみたらいいよ。
今でコロナの伏線を回収するの。
「あぶなかったー!私、コロナが起きて無かったらマジでヤバかった!」
と叫ぶだけ。
例えば、
「夜がこんなに静かだということを知らずに死んでいた」
と思う。
自粛で、緊急事態で、どこにも車が走ってない。
排気ガスも無い。叫んでる酔っ払いも居ない。
とっても空気が澄んで綺麗な夜に。
今日から、緊急事態宣言が解除されます。
こんなに夜が美しかったということに、気づかせてくれて本当にありがとうございました。
危なかったです。
この静寂の夜を知らずに、死んでいたかもしれない。
地球に居ながら、宇宙の鼓動が聴こえるほどに澄んだ夜に出会えてよかった。
あなたも、「コロナ伏線回収メソッド」やってみてね。
↓今日は下の2つのボタンを押す祭、
「危なかったけど、首の皮一枚で繋がった。ありがとうコロナ。」と言いながらポチ、ポチ↓
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さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。中1の長男コクトウ君と、小3の長女ザラメちゃん、1才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
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