信号で車が止まった時に、
知らないおじいちゃんが道端で、
こんな感じのバックの両方のヒモを右手で持って吊り下げて、
左手でカバンを叩いて回していた。
すると当然、左右のヒモがお互いにグルグル巻きになって行く。
あ、うまく言語に出来ない。
えーっと、↓ヒモが両方についてるこんなバックを、
吊るして、手で叩いて回すと、
右のヒモと、左のヒモがねじれてくじゃないですか?
で、限界まで来たらコマみたいに逆側に勝手に回り出す。
小学生とかがよくやってるじゃないですか?
車から観た瞬間に、
「あぁ、カバンのヒモが絡まってるから解どこうとしてるのかな?」
って思ったんですよ。
だって、道端でおじいちゃんが↑こんなバックをグルグル回してヒモをねじってたら、
「あぁ何か「絡まり」を直そうとしてるのかな~?」って誰が見ても思うでしょ?
で、逆回転が始まった時に、今度は逆側にカバンを叩いて回して、
ヒモをよりより、ネジネジ・・・・
要するに遊んでただけなんですよ。
言葉では伝わらないのは100も承知ですが、
おじいちゃんが道端でバックのヒモをグルグル巻きにしてたら、
誰が見ても「あ、絡まりを直そうとしてるんだな」って思うはずなんです。
さっきから「巾着バック コマみたいに回す」で何回画像検索をしても、
Google先生ですら出してこないくらい誰もやらない。
だから、おじいちゃんが道端で巾着バックをグルグル巻いてる姿を見たら、
誰でも「あ、絡まりを直そうとしてる」ってすぐに思うはずなんです。
その理由は、
「意味が無いこと」をしている老人を見かけないから
だと気づいたんです。
人間は年をとればとるほど、「意味が無いこと」をしなくなる。
犬のウンコを投げてる50歳のおっさんを観ないでしょ?
空き缶を蹴りながら歩いてるオバちゃんも見ない。
「意味が無いこと」をしている大人を見かけない。
年が行けば行くほど、見かけない。
で、思った。
これは逆に言うと、
「意味が無いこと」をしなくなればなるほど、老けるのかもしれない
と。
比例関係だから、X軸側から説明してもY軸側から説明しても同じだもんね。
・年を取れば取るほど「意味が無いこと」をする人数が減少する
=いこーる=
・「意味が無いこと」をする回数が減るたびに平均年齢が上がる
ことになる。
ということで、今日から始まる一週間。
「意味が無いこと」をしてみませんか?
1日に1つずつでも。
あなたが「意味が無いこと」を1日に100回していたのは、3才の頃。
50回になったのは、小学校3年の頃。
10回になったのは、中学生。
1回になったのは、大学生。
さて。
「意味が無いこと」を人生に増やせば増やすほど、
若々しくなる気がしませんか?
本来「意味なんて無い」はずの人生の、
意味が無い1週間を、
意味を棄てて、楽しくお過ごしください。
※ミューザに関して大切な連絡事項があります
このチケット↓をお持ちの方は特に、
必ず⇒こちらの記事
をお読みください。
☆さとうみつろうピアノlive&talk show☆
2020年12月22日㈫
開場12:00(開演13:00~15:30終演)
ミューザ川崎シンフォニーホール
⇒あと40席チケットまだ買えます
↓おじいちゃんが道端で巾着バックをバンバン叩いていたら、
誰が見たって「あ、絡まりを直してる」って思うってばさ。
そのくらい「年寄りは意味が無いことはしない」って思い込みを持っている。
ところが、そのおじいちゃんは「意味が無いこと」をしていただけ。
きゃっきゃと笑いながら。
たぶん、この街で今一番「楽しい瞬間」を過ごしている60代だと思った。
彼以外は、誰もが「意味」の中を生きているのだから。
「若返るために」、意味が無いことをすると、
それは「意味があること」になっちゃうので、
今日の記事ごと忘れて下さい。
そして、意味が無いことをしてみる。
簡単です。「いつもだったらやらないこと」です。
水たまりに、足をつっこんで「ばしゃんっ!!!」って水滴を飛び跳ねさせる。
さて、大人でやってる人が居るだろうか?
居ない理由は、なんだろうか?
そして、やっている子供たちは、
どうしてあんなに、楽しそうなのだろうか?
人生は「楽しむためにある」とするのなら。
「楽しんでいる瞬間」こそが、
一番「意味ある時間」ということになる。
となると哲学的に言えば、
「意味が無い時間」にこそ、人生の意味がある
ことになるのだろう。
ー詩人さとうみつろう
(無意味な人生より)
↓今日は下の2つのボタンを押す際、
「無意味な若者たち」と言いながらポチ、ポチ↓
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190720/13/mitsulow/3d/d4/p/o0606057614507594394.png?caw=800)
さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。中1の長男コクトウ君と、小3の長女ザラメちゃん、1才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
↓ページいいねであなたのタイムラインにお届け↓