このブログを書いてるAM3時の時点では、
まだアメリカ大統領選挙の結果は出てませんが、
今日はその話題で持ち切りでしょう。
日本だけじゃなく、世界中が。
僕の周りにはQアノン好きでトランプ支持の人が多いからネット派はトランプ推し、
80才の母は、「バイデン」ってなんだか言ってたから、
きっとTVやマスコミではバイデンが良く見えるように推しているのでしょう。
僕としてはどっちが大統領になっても、
どうせ来週も同じ事で悩むだろうし、
ウナギが好きなままだろうし、
たまーに怒鳴るだろうし、
「バイデンになったから、パクチーが食べられるようになりました」
とか、
「トランプになったから、抜け毛が減りました」
とかは絶対に無いと思ってるので、
どっちが勝っても幸せなままだし、
どっちが勝っても不幸なままなのですが、
ちょっと、大統領選を見てて思った事があるんです。
SNSの普及によるエコーチェンバーの影響で、
ゼロヒャク人間が増えているなーと。
「ゼロヒャク人間」って知ってますよね?
1~99の数字を知らない人たち。
「ゼロ」か「ヒャク」かの人間たち。
ギョウザ屋さんに行ったら、
「ギョウザ6個」を僕は頼みますが、
ゼロヒャク人間は、0個か100個かの二択。
「ギョウザとか、フリーメーソンの食べモノだ!
1個たりとて食べてはダメだ!餃子を食べている人の横も通ってはダメだ!」
と徹底的に0(排除)か、
「ギョウザは、身体にも精神にも良い。
それどころか、運勢も上がる。そして何より、万能!パソコンにもギョウザは効く!」
で、トコトン100個(超許容)注文するか。
ゼロ(徹底排除)かヒャク(超許容)。
1~99を知らない。
「良い」と思った物には、トコトン幻想を見て、
「悪い」と思った物は、徹底的に排除する。
ゼロヒャク人間。
トランプ大統領には「良い所」がいっぱいあるかもしれない。
でも「悪い所」だって必ずあるはずだ。
ところが現代人のほとんどがゼロヒャク人間なので、
「トランプ」を支持している人は、
トランプには悪い所なんて1つも無いと幻想視してるし、
「バイデン」が嫌いな人は、
バイデンには良い所なんて1つも無いと思っている。
そんな人間いる?
100%ピュアに「悪」だけで出来ている。
ひとっつも「いいとこ」が無い人間。
顕微鏡を使っても「いいところ」が見つからない人間。
そんな人間がいるわけない。
もしも「いいとこが1つも見つからない人間」が居たとしたら、
それは探す側に原因がある。
トランプが好きすぎて、
バイデンは「悪魔の遣い」「幼児売買の主犯」くらいまで言っているSNSが多いけど、
78才のおじいちゃんに、「良い点」が一つも無いなんて有り得ない。
戦争が起こる時。
それは、「完全に悪魔」だと相手を観た時。
徹底的に叩いても全然いいやと思えた時。
または戦争が起こる時。
それは、「完全にどこまでも信頼できる君主」が現れた時。
自分の全てを捧げて、特攻も出来るほど徹底的な「善」を信じた時。
戦争を起こすのは、
「完全慈愛のキリスト・マリア・メシア」の出現か、
「完全悪魔の敵国」を国民が視た時。
コロナで国民の分断は進み、
SNSを見る限りゼロヒャク人間が激増した。
叩く時は、徹底的に叩く。
相手には1mmも「良心」なんて無い!!!と言わんばかりに。
最近だと、宮崎ハンドボールさんとか、俳優の伊藤さん?とか?
どこまでも叩かれてる。
そして、
戦争が、起こらない時。
相手の中に「良い点だってあるかも・・・」、
「敵対する相手も、人間なのかもしれないな・・・」、
と思えた時。
戦争が、起こらない時。
命を捧げても良いと信じた自国の君主に、
または、
マリア様のように登場した自国のヒーローに、
「悪い点もあるかも?」と思えた時。
さて、この記事を読む前と、読後の今の変化で。
あなたが、1~99の数字を思い出してくれていることを切望する。
僕らは、どうしようもなく悪いヤツで、たまーにいいヤツ。
僕らは、震えるほど慈愛に満ちた、ちょっと悪いヤツ。
※最近フェイスブックからアメブロへリンクが飛ばないそうです(iPhoneユーザー)。
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↓今年は1回だけのライブになってしまった、
12月の現場(ミューザ(コンサートホール)
↓最近のSNSを見てると、ゼロヒャク人間が繁殖してることがわかる。
「あの人は、良い人だ」と観たなら、
どこまでもその人を擁護する。
目をつむってでも。
逆に「あいつは悪い奴だ」と観たら、
徹底的に叩きのめす。
「100%悪」で出来ている、
そんなニンゲンなんて居る訳が無い。
バファリンだって、半分は「優しさ」で出来てるのに。
「糖衣」で出来てるのに。
特に、トランプ好きの人たちにゼロヒャク人間が多いのかな?
そんな人たちには、右のバイデンさんが「悪魔の化身」にすら観えているらしい。
なんて危険なんだろう。
逆に、トランプさんは「キリストにマリアを配合した救世主」くらいに観ている。
いやいやトランプさんにだって「悪い点」だって「あざとい点」だった、いっぱいあるだろう。
盲目極まってる。
初恋の時に熱愛したあなたの恋人でさえも、
1から100まで全部が好きだった、なんて有り得ないじゃん。
または、大っ嫌いな上司にだって、
1つくらいは「良い点」はあるじゃん。
おーっと、ここで、途中ではありますが、
7年前の過去記事に、めっちゃ似たような内容があったのを思い出したので、
もう切り上げて、続きはそちらへ。
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↓今日は下の2つのボタンを押す際、
「戦争が起こる時、相手の国に悪魔が現れた時。戦争が起こる時、自分の国に神が現れた時。」と言いながらポチ、ポチ↓
さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。中1の長男コクトウ君と、小3の長女ザラメちゃん、1才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
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