発売から1週間でお陰様で重版がかかり、
上下巻5万部になりました!
これもひとえに、「まだ買ってない人」以外の人たちのお蔭です!
「まだ買っていない人」以外のみんなが買ってくれたおかげで、
飛ぶように売れています。
僕は一生、「まだ買っていない人」以外の人たちのことを忘れません!
だって、「まだ買ってない人」 以外の日本中の国民が買ったという事ですから!
僕の本に、無数の付箋がついてますが、
ここで出版業界のウラ話しを。
初版版に「図のミス」「直したい箇所」「誤字」とかがあったとしても、
「重版(もう一度刷る)」がかからなければ、それは修正できません。
なので、「重版がかかりそうだ」となった時に、
「印刷し直しますが、初版版にどこか直したい場所ありますか?」
となり、その本をチェックして読むことになります。
作者として推敲、校正、誤字脱字のチェックのため、
出版までにもう100回以上は読んでるので、
だいぶ早い段階で、吐き気、めまい、動悸息切れ、「もう、読みたくない」状態になります。
なので1,000ページを超えるこの大作の「上下巻」なんて、
重版がかからなければ「もう読み直さない」予定でした(満腹)。
でも有り難い事に重版がかかりましたので、
編集者
「みつろうさん、重版がかかりました!」
みつろう
「まじか・・・(めちゃ嬉しい&めまい動悸)・・・、
じゃあ、もう一度最初からチェックするか・・・」
ってことで、先週から初版版を丸2日かけて、再度読み直しました。
「誤字」「脱字」はもちろん、指示したはずなのに初版製本には違う表になっていたりするページ。
さらには、「ここの表現は、もう少しこうだった方が良いかも」という点まで。
人間は「夢」を既に体験済み?
より、
人間は叶えたい「夢」を既に体験済みなのか?
の方が、前後の文脈からすると「より読みやすい」とか。
さとうみつろうさんの作品は「読みやすい」ことで有名ですが、
マジで、死ぬほど直してます。
「より、読みやすく」「より、伝わりやすい」文章にするために。
たった「1文字」の配置が変わるだけでも、「すーっと」読めるようになるんです。
まぁ、出版社側からすると「マジ死ねや」「この時点でこんなに直す?」ってのもあると思いますが、
美味しいラーメン店主はデブであるの法則です。
もちろん、そんな法則ぼくが今作ったので聞いたことないと思いますが、
ラーメン屋さんは、オープンするまで「試行錯誤」して「何度も味見」して商品を開発します。
だしの量、しょう油が1ml変わるとどうなるか。
それこそ、100杯以上食べることでしょう。
いざ、店をオープンすると、
①もう自分のラーメンは食べられない人
②自分の店の商品を定期的に味見する人
に分かれる。
やはり「商品」という状態になってみないと、分からない点があるんです。
これ言うと「ウソだ!」って思うかもしれませんが、
プリントアウトされた原稿=A3用紙の束の段階と、
「本という形状」になった後では、
「本だと、こっちの文章の方が読みやすい」って変化がある。
本だと、指の持つ位置が違うので、
目線の位置が変わり、A3プリントの時とは読んでて違う状態になるんです。
きっとラーメンも同じで、
オープン前に厨房で「味見した」通りの分量でも、
客席に、お客様用のどんぶりで、お客さまが入った湿度で、温度で、運ばれてくる秒数で食べると、
やはり、違うんです。
だから、美味しいラーメン店の店主さんは太っている。
「商品という状態」になった後でも、定期的に食べてるから。
まぁ、信じられないかもしれませんが、
それで、この修正量なんです。(誤字脱字もすみませんでした)。
よろしければ、
第2版も読んでみて下さい。
初版と、読みやすさがだいぶ変わってるはずです。
ほんと、語尾をわずかに変えただけ。
でも「すーっと」読めますよ。
とにかく、「まだ買ってない人」 以外の皆さん、
本当にありがとうございました(^^)/
良かったら、アマゾンにもレビュー書いてね。
◆◆◆連絡◇◇◇
新刊『レイ上巻』において、落丁本が発生しています。
(p33〜p48が抜け落ちている他)
特別に『レイ上巻』をネット上で無料で読めるようにしてもらってますので、
お手数おかけしますが、抜け落ちた16ページ分の内容はネット上の本でご確認ください。
⇒こちらから無料で登録なしですぐ『レイ上巻』が「立ち読み」できます
◆◆◆
インスタにも感想ゾクゾク↓
↓でも通常、2刷り目から3刷り目への増刷のタイミングでは、修正しません。
そう、昨日の修正でレイは僕の手から離れました。産み出す段階は昨日で終わり。
2020レイワ02年08月20日。執筆終了。
ここまで、一生懸命手塩にかけて育てたレイが巣立ちます。
ここからは、ふつつかな娘ですが皆さんにお任せします。
そして、「まだ買っていない人」である、そこのあなた。
えぇ、あなたです。
ぜひ、読んでみてね。うちのラーメンは、発売後も常に進化中ですよ。
↓今日は下の2つのボタンを押す祭、
「まだまだ良くなる」と言いながらポチ↓ポチ↓
さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。中1の長男コクトウ君と、小3の長女ザラメちゃん、最近1才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
当り過ぎて怖い!
占いじゃない数学分析
→アニマルロック分析←
今日のあなたはパンクネズミさん?
↓ページいいねであなたのタイムラインにお届け↓