「久しぶり!」と最初に告げてから会う人が、日増しに増えている。
規制緩和。量的緩和?自粛緩和?
「元気だった?」から始まり、
「こんな生活してたよ」に続き、
「そっちはどうだった?」
不思議なのは、
「コロナまじ最高だったよ」とみんな言い、
そして、
「でも、こんなこと言ったら怒られるだろうけどな」とみんな言う。
これまで会った人は全員が収入が減っていて、
仕事を失くしたり、経営する店が潰れたりで、
給付金をあてにしていて、
解雇された人も。
でも、久しぶりに会う人みんながこう言うんだ。
「自粛期間マジ最高だったよ」
(セットで)
「こんなこと言ったら怒られるよな」
『お金』に対する価値観や、
『働くこと』に対する考え方を、
根本部分から揺らすに、この3か月という期間は十分だったようだ。
収入減ってるのに、なぜかみんな笑顔。
「お金」じゃない「幸せの価値」を、それぞれがそれぞれに発見したみたい。
家族、仲間、自分の趣味、くつろぐ時間、コーヒー。
(なぜか昨日の記事でカナダの写真が出て来たからついでに)
バンクーバーでも同じこと思った。
所得は日本人より低いけど、
ホストファミリーのパパBOBは3時には家に帰って来て、息子のエリックとガレージの横でバスケしてた。
土日は裏庭の芝生でバーベキュー。
裏庭は、その奥のご近所さんの家との通り道で、その家のファミリーも自由に両家を行き来。
『幸せって、こういうことなのか!』と、日本から来た若造、当時美少年だったM氏はカルチャーショックをウケたと言われている。
※編集部注釈・・・文中の『当時美少年だった』は正確な表現ではありませんでした。
申し訳ございません。
正しくは、『当時から』の誤りでした。
謹んでお詫び申し上げます。
日本の平均所得の7割?くらいだったはずだけど、
その国は「豊かさ」に溢れていて、
23才で初めて、「お金」って単一の「幸福価値」じゃないことを知った。
お金が無いけど、こっちの方が絶対に幸せじゃん!
と。
幸せって、『お金』だけで達成できるものじゃなかったのか???
と。
23年間「お金」だけが幸せだと思ってたのもナゾ(笑)だけど。
ほんとに感じた。
『お金』がある無いとは違う基準、違う分野、違う場所にも散在している『幸せ』に。
まぁ、日本に帰って来てあっという間に「単一の幸福価値」にまた巻き込まれたけど。
自粛は開けました。これからも「久しぶり」という会話が世界中で続くでしょう。
あなたが久しぶりに会った人は、
または、会う人は。
「幸福の価値観」に変化をきたしてませんか?
↓みんな収入減ってるんだけど、
なぜか今のところ100%で、
「コロナまじサイコーだった」と言う。
セットで、
「こんなこと言ったら悪いよな」と誰かに遠慮しながら。
ひょっとすると人類の100%が、
「コロナまじサイコーだった」と思ってて、
でも、どこかに居るであろう「大変な人」に遠慮して、
言えてないだけだったりして。
↑この文章を読んだだけでも、イラっとして、
「アメリカでは」「イタリアでは」「志村家は」と続く何かが内側にあるかもしれないけど、
意外とそれらの国でも、
みんな「架空の誰かに遠慮」してるだけで、
「あぁ、マジ最高だったなぁ~(*´▽`*)」って思ってるかもよ?
ちなみに、
「もっとコロナ続けばいいのに」は80%くらいの人が言ってます。
今のところ。
もちろん、「こんなこと言ったら頑張ってる人に不謹慎だよね」と遠慮を添えて。
残りの20%は、
「コロナは最高だったけど、また普通の生活も取り戻さないと」と言って、
足早に「社会との約束の場」へと出て行く。
どっちも正解で、
どっちも素晴らしいけど、
一つだけ言えることは、
みんな「価値観が揺らいだ」ことだけは、間違いない。
↓今日は下の2つのボタンを押す祭、
「お金ないけど幸せだったよ。お金ないから幸せだったよ。どっちだろ。」と言いながらポチ↓ポチ↓
さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。中1の長男コクトウ君と、小3の長女ザラメちゃん、最近1才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
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