「売り手市場」って言葉を初めて知ったのは、

大学生の頃だったか。


「売ってくれる人が少ない」から、

売る人が威張ってられる




「買ってくれる人が少ない」から、

買う人が威張っちゃうのは買い手市場。



就職氷河期は、企業が威張ってる。

「君たち、働きたいんだろう?」

これは買い手市場。


ジュリアナ東京バブル時代は、大学生が威張ってた。

「あんたたち、働いてくれる人欲しいんだろう?」

これは売り手市場。



戦争が始まったら、きっと農家さんは威張れる。

「君たち、玉ねぎが欲しいんだろう?」

売り手市場。

食料大量廃棄ブッフェ時代は、消費者が威張ってる。

「あんたたち、野菜を食べて欲しいんだろう?」


買い手市場。


子供なんて、


「ママ、お野菜ぜんぶ食べれたよ」で、「偉いわね」って言われる。


日本だけ。







手元に、4冊の「読めないヴェトナム語」の本があり、

捨てるのはもったいないから、誰かもらってくれない?と書いた昨日の記事。


記事を書いた時点では、

マジで「ヴェトナム人は日本に4人も居ないだろうな」と思い込んでいたので、

「お願いします、どうかもらって下さい。」

の、買い手市場だったはずが。










こんなにヴェトナム人いたんだね!

めっちゃいっぱい「応募」が来て、

逆に、「誰にあげれば良いのか、こっちが選ぶ」状況に。

完全に「売り手市場」に。



となると、入社採用担当のみつろうエロ面接官あたりは、


みつろう
「ほぉ…。君は当社へ入りたいのかね?

そうか、そうか。

でも、他にもいっぱい入りたい人が居るからなぁ…。

特技とかあるの?」


と、「他よりもイイ子」を採ろうとし始める!

1日前までは、

「誰でも良いからもらって下さい・・・」

が、

「どーれーにーしーよおーかーな♪」

に!





人間が威張る理由って、バランスが取れてないからだと思った。

 

本来、ニンゲン族ヒト科には『威張る人』なんて居なかった。

 

 

みんな素直で、みんな優しい動物。

なぜなら需要と供給が、ピッタリ同じだったから。

 


だれも威張らないし、交換においては、どちらも「有り難いな」とただ思った。

 

 

ところが、需給のバランスが崩れた。

 



「なんだか、他よりも私って需要があるぞ」となり『威張る』が発生し、

 


「なんだか、他よりも供給過多だな(余ってるな人気ないな)」となると、ペコペコし始めた。


完全に『需要』と『供給』がバランスしてたら、

この世界に威張る人なんて発生せず、みーんな「良い性格のまま」だった。

 

 

 

なぜなら、完全に需給がバランスしてたら、『自分がやりたいこと』をただやるだけだから。

 

お花が好きな人は、毎日お花を活けるだけで『仕事』になるし、

 

お花が欲しい人も余ってないから、ライバルも発生してない。

 

威張ることもない。競争もない。嫉妬もなければ、ゴマすりも、怒りも、後悔もない。

 

 

ただ、好きなことをしてるだけで、

 

その『好きなこと』を、心から有り難がる人が必ず目の前に居る。余らず、足らずに。

 

 

家事が好きな人は、家事をして、

 

家事をして欲しい人が、その人にお願いする。

 

 

どちらも『ただ有り難い』だけ。

 

 

ところが、『家事が好きな人は少ない』となると、

 

『うちでもお願い』『うちの方を先にお願い』『あ、じゃあ高めにお金出します』になる。

 

 

 

または逆に『家事が好きな人が多過ぎる』となると、

 

『あっちのダスキン社を呼ぶからいいよ』『家政婦のミタさんを呼ぶからいいよ』『安くできるの?』となる。

 

 

需給が完全にバランスしてたら、みんな優しいままだった。

 




美人がモテるのも。

需要が多いから。

もしもピッタリ、男女の「需給バランス」が取れていたら、

 

好みがみんなバラバラで、完全に全員が『余りなし』で、『他も好き』にならなければ?



美女だってブ男だって、みんな優しい性格のままだろう。

 

 

需給バラバラが崩れたから、『私はモテるんだ』『美しいんだ』『他よりも需要がある』『さぁ男どもよ荷物でも持ちなさい』と、

 

変な性格も出ちゃう。

 

 

さて、質問です。

 

この世界で、いちばーん需給バランスが崩れてるのは?

 


男女?就職課?野菜農家?

 

 

 

いいえ、『お金』です。

 

みーんなが、『お金』だけはとにかく欲しい。

 

引く手あまたの、売り手市場。

 

もちろん、『お金さん』は威張ってしまう。

「え?私が欲しいんでしょ?じゃあ、荷物でも持ってよ」「足でも揉んでよ」

「7時まで働いてよ」「子供を泣かせてでも働いてよ」

「人を刺してでも奪ってよ」


完全に、売り手市場。


威張ったのは、「お金さん」?


いいえ、「お金を持ちたい人」たち。


もしも「お金」が欲しい人が減れば。

「お金」の人気が減れば?

売り手である「日銀」は、「もっと、誰かもらってくれないかな?」の買い手市場に。



買い手
「え?もらって欲しいんでしょ、仕方ないな」


「いや、でも要らないや。なんか変なおっさんの肖像画だし」




「福沢諭吉さん?誰それ?」

「お尻も拭けない紙質じゃん」

「これ、穴開けたらマスクに出来る?ウィルス通さない?なら使ってあげてもいいけど」



お金に興味が無い人が増えれば増えるほど、

世界は美しくなっていく。

本来の優しさをニンゲンが取り戻して行く。

なぜなら、現代で一番「需給バランス」が崩れている分野だから。




夢物語?

そんなこと、起こるわけが無い?

いいえ、誰でも。

すぐに、あなたも。


例えば、ほんの一例だけど「野菜」を育てたらどうなる?



スーパーで「お金」を使わずに、

土が野菜を生んでくれるのだから、

相対的に「お金」の需要が減る事になる。


ブランド品なんて要らないやって、ある日ふと思ったら?

手作り教室で自分で作った「皮のカバン」が愛おしくなり、

「お金」の需要が減る事になる。



一歩ずつ、「なんか、この紙ってゴワゴワして邪魔じゃない?」に近づき、

需給バランスが取れ初めて、

みんな、優しくなる。


夢物語?

いいえ、あなたも。

誰でもすぐに。

何かを「生み出せ」ば良いのだから。

ワクワクを爆発させて。


そんなお金の面白い性質については、5年前?の本『金持ち指令』に詳しく載ってるから、

また読んでみてね。



 

 



 

 

 


 

 

 




昨日の募集に「多くの外国人居るよ」情報ありがとうございました!

僕くらいキリストになると、

「うわー、応募してくれた人全員に、ヴェトナム語の本をプレゼントしてあげたい」

とマジで思い、

なぜか自腹で、追加でヴェトナム語の本を買おうと思って、

でもよく考えたら、国内じゃ買えないことに気づきまして(笑)。




ということで、LINEくれたのにプレゼント出来ない人が100人くらい居るかもしれませんが、

本当に申し訳ございませんm(__)m


いま、LINEを1つずつ読んで、

出来る限り1カ所に送って、自腹の送料の負担を減らそうとしてます(笑)



岡山の日本語学校の先生から応募があり、

5カ国全部の学生が居るとの事で、とりあえずそこへは1冊ずつ送る事にしました。



あと、12冊?くらい余ってます。

「くださーい」って人が多い「売り手市場」なので、

より影響力がある人を選ぼうとエロ面接官は思ってます(笑)!!!



ひょっとすると、「ヴェトナムの志村けん」みたいな人が応募していて、

その人がSNSでチョロッと「この本おもしろい!」って言えば、

ベトナムで需要が増すし!(まぁ僕の利益は変わりませんが)



または、中国の首相がこっそり僕にLINEで応募してるかもしれない!

彼が読んで、

「うん!国策として、国民1人に1冊ずつ配ろう!」

ってなり「一人っ子政策」の代わりに、

一人みつろう政策が中国で始まったら、

10億冊???くらい売れるし!


こうなったら増刷の印税は入らなくても、

たぶん中国に無料で国賓で旅行できるようになったり、

中国の土地をもらえたり?


イイコト起こりそう!!!!




てことで、冗談です。

出来る限り、「送料の負担」を減らしたいので、

日本語学校とか、「一カ所に送れば解決!」みたいな人に送りますね。

一番ベターなのは、沖縄在住の中国人とかヴェトナム人が俺の家まで取りに来てくれたら、

送料0円だから助かるけどな。

 

 

 

デラックス「12冊分の送料くらい、がんばって負担しようよ。」



断る!

10時間前から「売り手市場」に変遷したのだ!

 



てことで、LINEくれたみなさん。

もう少し「お返事」お待ちください。


いま、ドケチ大臣が1通ずつチェックしてます。


あと、


僕の文章力が低かったのか、

「翻訳できる人を探しています」と伝わってしまった人もいるようです。





えーっと、翻訳はすでにされてます。必要ないです。

ヴェトナム語の本を僕が持っていても僕は読めないので、

読んでくれる人が居るなら、無料で差し上げますよ(送料も僕で出しますよ)という記事でした。

捨てるのもったいないので。

嫁のもらい手を探しているだけで〜す。

 

 

 

 




↓昨日は「誰かもらってくれないかな・・・」

今日は「もらいたいかね、ぺしぺしぺし」
(札束でほっぺたを叩く音)


で、気づいた!

人間界に「威張っている人」が登場した理由に。


需要と供給のバランスが崩れた分野に、威張る人が出現する!!!!


なので、対策は簡単!

「引く手あまた」のブランド品を見て、

「へー、どうでもいいや」と思えばいい。

需要と、供給を合わせれば良い。

 

生み出せば良い。

 

買わなきゃ良い。


要らんモンは要らんのじゃけぇ。





あなたが、誰かにペコペコしたり、ストレスを与えられたりする理由は、

供給を握られてるから。

「別に要らないよ」と心底思えたら、楽になる。



または、あなたが誰かに傲慢になってる理由は、

需要を操れるから。

「欲しがってくれるなんて、ありがたい」と初心に戻れたら。

あなたが、一番ラクになる。


多くのご応募、ありがとう。

ヴェトナム人全員にマジで配りたいと思いましたが、

そんなことしてたら我が家は潰れますし、

来年のヴェトナムの大統領がさとうみつろうになっちゃうので(笑)、

世界のためにやめときました!


厳正に抽選しまーす!



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▼この記事を書いた人 Writer's Info

さとうみつろう

日本の作家・ミュージシャン。中1の長男コクトウ君と、小3の長女ザラメちゃん、最近1才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…

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