問題です。 チャーラン♪
これは何のグラフでしょうか?
ヒントを入れると、
今日の日付(1月10日)が、グラフのちょうどこのあたり。
ほぼ全員が分かったと思いますが、
(どんだけ英才教育うけてるの(笑))
数値を表にすると。
そうです!
山本君、大正解!
これは、東京の「日の出」時刻のグラフなんです。
1年間で一番日の出の遅い時刻が、
東京だと6時51分です。
えぇ、それが今日です。
今日は一年で一番、太陽が出て来るのが遅い。
日本は南北に細長いので、北海道から沖縄までバラバラですが、
だいたい、ここ1週間前後がもっとも朝が遅い日々になっています。
・札幌は1月3日の7時6分
・大阪は1月2日の7時5分
・沖縄は1月14日の7時14分
(⇒全国の数値は国立天文台HPで見れます)
全国的に(北半球)、
一年間でもっとも太陽が出てくるのが遅い「底」の時期です。
「ん?12月22日の冬至が太陽の底だって言ってなかった?」
【昼の長さ】が一番短くなるのが、冬至の日。
【昼の長さ】とは、日の出から日の入りまでの時間の合計値です。
日の入り時刻-日の出時刻=昼の長さ
要するに、日が沈む時刻の「底」は、
冬至よりもずっと前に終わっています。
例えば東京だと、12月5日が日が沈む時刻が最も早い16時28分でした。
12月5日の【昼の長さ】の計算式は
16時28分-6時35分=9時間53分
12月22日の【昼の長さ】は
16時32分-6時47分=9時間45分
1月10日の【昼の長さ】は
16時46分-6時51分=9時間55分
①一年で一番早く「日が沈む」12月5日
9時間53分
②冬至の日12月22日
9時間45分
③一年で一番遅く「日が出る」1月10日
9時間55分
※東京でのデータ
(国立天文台)
何が言いたいかと言うと、
そもそも【時刻】ってのは政府(文明)が勝手に決めてるものであり、
絶対的なモノでは無いのです。
太陽が地平線から登ってきたその瞬間を、
【時刻】という社会のルールでは「6時45分ね!」と決めてるだけ。
太陽と地球、天体にとっては「そんなの知らんがな」の世界。
例えば、
北海道では夏は3時55分に「日の出」を迎えます。
南北も東西も広い日本国で「はい、今は3時ね!」というルールだからそうなりますが、
もう明るいし、どこからどう観ても「朝」という現象なんだから、
他の県の【時刻ルール】に合わせないで、北海道だけ「朝6時」でも良いのに。
逆に、北海道の12月10日。
午後3時59分には、太陽が沈んでます。
太陽が沈んでるのに、日本のルール上、そこが「午後3時台」とやらなモンで、
真っ暗いのに、なぜか会社はまだ続くという魔界状態。
まぁ、とにかく。
「文化ルール」と「天体現象」のギャップが一番多く出る時期です。
もっと簡単に言うと、日の出の【時刻】とやらが、1年間でもっとも遅くなるのが今日です。
おそとはぜんっぜん暗いのに(鳥たちも鳴いてないのに)、
どう観ても「夜」という現象なのに、
文化のやろーが「もう朝7じだぞ!」「働け!」とかムチャ言ってくる時期なので、
頑張りましょう、人間ごっこ!
↓一年間を、ずーっと24等分するからおかしくなる。
「とけい」というモノを持っていない原始人にとって、
「朝」とは、「ロクジ」のことじゃありません。
明るくなるのが、朝です。
暗くなるのが、夜です。
日の出の【時刻】なんて、人間社会が決めたモノ。
日の入りの、【時刻】とやらも人間の尺度。
絶対値ではなく、相対値です。
ところが、『昼の長さ』は絶対値です。
なぜなら人間が決めた【時刻】が関係しない、絶対的な「量」だからです。
時計というモノが無かった大昔に、
「今日って、昼が一番短くね?」と、原始人のウホホイさんが当てた日が「冬至の日」。
まぁ、難しいでしょうから簡単に言うと、
東京人は、今日が1年で一番「暗いくせに出勤させられる日」だと思ってください(笑)
「夜なのに昼だと言い張る勢力(別名:しゃかい)(俗称:ものさしバカ)」に従って、
頑張りましょう。
今日ってのは、東京人はね。
沖縄人は、1月14日頃です。
このサイト(⇒ここ)がめちゃくちゃ凄い。
地図を「縮小」したら、全国どこでも今日の「日の出時刻」が観れる。
これで、日本で一番「日の出が遅い」のは佐賀県だってことが分かる。
一番西にある「沖縄県」な気がするのに、
北に行けば行くほど「自転軸の傾き」の関係があるので遅くなり、
ちょうど佐賀県あたりが「日の出が遅い県」になってます。
・・・。
難しい話しはぜんぶわすれて、
はたらけ、人類!体にムチ打ってな!
(鳥は寝てるけどな)
↓今日は下の2つのボタンを押す祭、
「久美子~しってたぁ?今日が一年で一番日の出が遅い日なんだって」と言いながらポチ↓ポチ↓
さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。小学校6年生の長男コクトウ君と、2年生の長女ザラメちゃん、最近1才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
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