首里城が燃える様子を生でこの目で見て、
その5日後には、世界で一番「燃やせない城」に居るのだから、
人生とは不思議なものである。
戦国一の「智将」と言われた毛利元就が、
「あの城だけは、日本中の兵士を集めたとしても燃やせん!」
と言った、月山富田城。
日本で一番「難攻不落」とされた、出雲国守護の居城。
ムラサキの丸もお城の一部で、
そこからずっと上のTOP赤丸部分が、城の「本丸」。
そりゃ、日本中の兵士が火矢を放っても落とせんよね。
「天空の城」って呼ばれてたらしい。
ラピュタが生まれる、800年も前に。
元祖「天空の城」。
月山富田城の本丸跡からは、
日本海まで一望できる。
出雲の国は、
「高い磁場」を目指す傾向にある。
出雲という「場」自体が、高い場所を目指して伸びちゃう傾向に。
昔の出雲大社は100m(30F 建ての高層ビルに相当する高さ)あったそうで。
実際に、2000年に見つかった柱はその半分の高さがあり、
「これ、マジで高層ビルが太古に建ってたんじゃね?」と学者がざわついたとか。
「高い場所」を目指しちゃう、磁場。
地面が勝手に、天へと伸びちゃう。
これは「場そのものが持つチカラ」なので、
時代が何千年経過して、その土地で子孫が何かを作っても、
結局は「高く」なっちゃう(笑)。
島根から鳥取にかかる橋。
4年前に初めて見た瞬間に、
「あぁ、この土地に居たら「高い建物」を作っちゃうのね(笑)。」と納得した瞬間。
子孫のDNAじゃないよ。
この、出雲という土地が、「天へ伸ばそう」とする場力(ばぢから)がある。
最初にそれに気づいたのは、
4年前に訪れた「玉造温泉」で。
みつ
「え?なんなんあれ?
高速の橋げた、無駄に高くね?」
と思って。
「あんなに、高さいらないよね?」と思って。
「高速道路の「高」は、高さじゃなくて、速さの「高」だよ?」
と思ってからーの、
帰りに米子空港へ行く際に、
これを見た瞬間に、
あぁ、「場がそうさせちゃうのね」、と納得。
↓これの続きを今も造ってるのね。と。
『古事記』の国譲り神話には、
アマテラっちゃんが天から、
「お前の国ちょーだい」と出雲にせまり、
出雲の大国主が、
「わかった。じゃ、条件がある。
国は譲るけど、代わりにめっちゃ高い神殿たててくれね?」
と言って、アマテラっちゃんに建ててもらったのが、
「天日隅宮(あまのひすみのみや)」
NASAが研究してる「宇宙エレベーター(宇宙までエレベーターで行く研究)」みたいな感じの、
「宇宙エスカレーター」だったんじゃね?ってくらい高い。
たぶん、この場所に居たら「つい高い建造物を作っちゃう」んだと思う。
ほら、アフリカに居たら「つい、身体を冷やそうと休んじゃう」みたいな感じ。
モンゴルに居たら「つい、ウロウロ動き回っちゃう(遊牧)」みたいな。
アイスランドに居たら、「寒くて、縮こまる動き」をするみたいな。
本人が自分の「意思」で動いてるんじゃなくて、
実は「場」がその人に特定の動きをさせている。
だから、何世代経っても、
何千年経っても、
結局はその土地で、子孫も同じ行動をしちゃう。
その土地がゆえに、そこに居る人に「同じ事をさせる働き」ってのがある。
↑これが、2,600年前だとすると、
↓月山富田城は、1200年。
さらに、1200年後↓
全部が、「高さ」を目指して建造。
それが、出雲の「場」が持つ特性なんでしょう。
まぁでも、標高は首里城とそんなに変わらないんだけどなぁ。
何度も燃やされた首里城と、
毛利軍が何度も燃やそうと攻めたけど、
一度も燃やせなかった出雲の城。
コントラスト。
ちなみに、月山に行くまでは「城がある」ことすら知らなかった。
行こうと思った理由は、月山のTOPにある神社。
元々は、月を吐き出す(ように昇る)山と言うことで、
月山と命名されたらしい。
首里城と同じく、ここも「祈りの場」だった。
そこへ、首里城と同じように王さま(権威主義)がやって来て。
人々の戦いの場に。
元々あった神社は、
武将が山の上から弓矢を放って、
「じゃ、これが突き刺さった場所に遷宮ね!」と決めて、
ぴゅーっと弓矢を放つと、かなり遠い場所まで飛んで行って、
富田八幡宮へ。
で、この山の上へ行った理由は、次の本の主人公に会いに。
勝日高守神社で手を合わせて、
「次の本も、めちゃくちゃ売れて、俺だけが金持ちに成りますように。
エドガー・アラン・ポーくらい売れますように」と。
(エドガーぽーさんが、どれくらい売れたのか、誰なのかすら知らんけど)
高い場所代表の「日(太陽)」に勝るほどの高い所をも、
今後は私が守りまっせ。
の、勝日高守神社。
オッコトヌシがミカヅキに祈り、太陽に誓った願いです。
国まで譲って、
さらに、相手の領地をも「守るからね~」の、
施しの達人。
よし、やっぱ修行しよう。
施しの達人になれるように。
ちょっと、ボランティアに行ってきます!
ばいばい。
〜純正律ピアノイベント4本〜
『神々の歓迎祭』※満席御礼
出雲:令和元年11月6日
※明日のホールは満席です。
名簿申し込みをされてない方が会場に来られても入場できません
m(__)m
『singularity』※ゲスト出演
沖縄:令和1年11月11日
申し込み&詳しくは⇒こちらから
『札幌ワライメイト3期』
2020年1月&2月&3月の3回定期
札幌時計台ホール ※3回連続での参加となります
申し込み&詳しくは⇒こちらから
※託児あります(⇒ここ)
『さとうみつろうピアノライブ&トークショー』
日時:2019年12月23日
場所:ミューザ川崎シンフォニーホール
※×SS席 売り切れ
×S席 売り切れ △A席 残り僅か
×B席 売り切れ ×C席 売り切れ
〜令和塾〜
『祈りが現実社会に及ぼす影響』
講師:小久保秀之(明治大学教授)
時間:11月16日(土)13:30~
場所:丸の内vacans(東京)
詳しい内容・申し込みは⇒こちらから
↓なんとなーく月山に行ってみたら、
「日本で一番燃やせない城」って書いてあってビックリ。
最近、「日本で一番燃やされてきた城」が、燃えるのをこの目で目撃したばかりだったので。
この「コントラスト」に感謝。
導いてくれて、ありがとうございます。
燃える城も儚くて美しかったけど、
燃えない城も強くて美しかった。
短期間にTOPとBOTTOMの両極を見せられて、
中庸を知った気分です。
有り難い。
↓今日は下の2つのボタンを押す祭、
「え?お城でも作るつもりですか?」と言いながらポチ↓ポチ↓
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190720/13/mitsulow/3d/d4/p/o0606057614507594394.png?caw=800)
さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。小学校6年生の長男コクトウ君と、2年生の長女ザラメちゃん、最近1才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
当り過ぎて怖い! 占いじゃない数学分析
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