みつろう
「飛行場へ向かってください!

やっべーなー、これ飛行機間に合わないかもなぁ。」



めっちゃ急いでると伝えてタクシーに乗り込んだのですが、

ゆっくり走行して、後ろの車にさえ何度も抜かれるんですよ。

急いでるって言ったのに。


「ん、んっごほん!」とかセキバライして急いでるアピールを加えても、

タクシーはゆっくり。

「飛行機に乗れないかも!」って最初で伝えたのに。

5~6台くらいに追い抜かれて、今日はもう飛行機に乗れないなと諦めかけた時。



1台のタクシーが後ろから追い越そうと、

僕の乗ってるタクシーの横に並んだんですよ。

「あ、また抜かれる」と思ったその時。



運ちゃんがなぜかアクセルベタ踏み!

急加速で、超スピードを出したの。


今まで何回も「急いでる」って言われて、それでもゆっくり走ってたのに、

セキバライも何回もしたのに、

むしろ後ろから何台もの車に追い抜かれていたくらいゆっくりだったのに、


タクシー(同業者)にだけは追い抜かせないぞ!と。



この姿を見て、

人間は、自分と同類のモノとだけ競い合うんだなぁ~と思った。


トラックに追い抜かれても、何とも思わない。
スポーツカーに追い抜かれても、何とも思わない。
バイクに追い抜かれても、何とも思わない。


こんなにも何の反応も示さなかった運転手さんが、

自分と同じ「タクシー」という分類のモノにだけは負けたくなかったみたい。



プライド?とか、見栄?

または、

「同業者のタクシーに横から抜かれたら、

いま後ろに乗ってるお客さんが、「あぁ、あっちのタクシーに乗ればよかった」って思ってしまう。

ぶっ飛ばすしかない!」

と焦ったのか。


理由はよく分からんけど、


人間は、自分と同類のモノとだけ競い合うんだなぁ~と勉強になって良かった。




「あの子は可愛くて良いわよね~」

「きっと男とか、たぶらかしてるのよ」と、

芸能人に嫉妬する人はいるけど、

花の美しさに嫉妬する人は、居ない。


花の方が、芸能人より美しいのに(笑)


嫉妬してたのは「美しさ」じゃないのだ。



自分と同類が、自分よりも秀でるのが怖いから、

嫉妬してた。

純粋に「美しさ」が羨ましいなら、虹にも海にも森にも嫉妬するはず。








「アイツは強そうで良いよな~」

「オンナにもてるんだろうなー」

とK-1選手を羨ましく思う人は居ても、

8トンダンプカーに嫉妬する男は居ない。

k1選手よりダンプカーの方がだんぜん強いのに。


嫉妬してたのは、「強さ」じゃないのだ。

強さに嫉妬してるなら、8トンダンプにも嫉妬するから(笑)。




あのお店、お客さんがいっぱい入ってて羨ましいなぁ。

私の方がセンスあるのに。

と嫉妬するショップオーナーも、

ミツバチに嫉妬する人は居ない。

ハチの方が集客力があるのに。


嫉妬してたのは、「集客力」じゃないのだ。





自分より美しい者に嫉妬したんじゃない、
自分より強い人に嫉妬したんじゃない、
自分よりお金持ちに嫉妬したんじゃない、
自分よりも才能がある人に嫉妬したんじゃない。

自分と「同類」とされる者が、自分より秀でそうだったのが怖かった。



まぁ、とにかく怖かった。

急変ぶりが。サイコパスじゃないかってくらい、ダッシュ。

お陰で、ぎりっぎりで飛行機に間に合いました。

良かった、「同じレベルのモノ同士で」競ってくれて(笑)


 

 

 

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↓一気に加速したんですよ。

結局、追い抜こうと横に並んだタクシーは追い抜けず、

遥か後方に引き離されて。

ちょっとマジで怖くなって、

でもこんな時に限って本当のセキが出ちゃって。

余計にアクセル踏まれて。

違う違う、これは「急げ!」の意味のセキバライじゃなくて

本当に痰が喉にカランだから!



人間は、自分と同類のモノとだけ競い合う

覚えておいてください。

あなたが嫉妬するのは、ほぼ「同レベル」だからです。

あなたは「花の美しさ」には嫉妬しないし、

ダンプカーの強さにも嫉妬しない。

能力が高い同僚よりも、もっと能力が高いインテルプロセッサにも嫉妬しない。


競い合うのは、今日も「同類」とだけ(笑)

この真理の目線で「自分」を客観視できたら、

かわいくて、かわいくて、

なんだか楽しい日々が過ごせそうだ。



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▼この記事を書いた人 Writer's Info

さとうみつろう

日本の作家・ミュージシャン。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…

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