とある金持ちが、
自分の庭の手入れをしている庭師に質問した。
金持ち父さん
「なぁ。君はいつもにこやかに笑っていて、
どこからどう観ても、幸せそうに見える。」
貧乏父さん
「えぇ、実際に私はとても幸せですよ。」
金持ち父さん
「やはりそうか。
なぁ、ここだけの話しな、私はあまり幸せじゃないんだよ。
金もある、豪邸もある、地位もある。
全てを手に入れた。
でも、幸せじゃないんだよ。
よく映画とかで聴く話しだろ？
でも実際に自分が金持ちになってみて、本当にそうだった。
まったく幸せじゃないんだよ。
ところが君はいつも幸せそうだ。
何も持っていないのに。
なぁ、どうして君はそんなに幸せなんだ？」
貧乏父さん
「幸せの定義がよく分かりませんが、
あなたは贅沢なのかもしれません。
私には「もっと欲しい」という気持ちが無いのです。
だから、私は決して不幸にはならないでしょう。
不幸とは、「もっと欲しい」と思う気持ちのことだからです。」
金持ち父さん
「そうか・・・、なるほど。
君の言うとおりだ。
やっと分かった。
情けないな、ここまで５０年もかかっただなんて。
「もっと欲しい」と思うこの気持ちこそ、不幸の原因じゃないか。
私は、贅沢過ぎたのだ。
でも本来は、幸せになるために金も要らないし、豪邸も要らないし、外車も要らない！
このまま、なにも無くても幸せじゃないか！！
現状に満足すれば良い！
よし、俺はお金をぜんぶ寄付する！
3,000億円のこの財産を手放して、豪邸も売り払って、外車も君に譲ろう。
何も要らない・・・、
何も要らないのだ。
そうだ友よ！幸せになるためには何も要らないんだよ！！」
貧乏父さん
「何を言ってるんです？
あなたはどこまでも贅沢な人だ。
きっとこれからもずっとあなたは不幸なままでしょう。」
金持ち父さん
「え？？
何がだ？？
どういうこと？？日本語はなせる？パードン？
君が、言ったんじゃないか！
幸せになるためには、お金も要らないし、豪邸も要らないって！
その通りだ。
何も要らないんだよ！贅沢は必要ない！
現状に満足していれば、誰でも幸せになれる。」
貧乏父さん
「そうです。
だから、あなたは「金持ちをやめる」必要なんて無いのです。
私なら、「金持ち」というその現状のままで、
幸せになります。
車も捨てず、お金も捨てず、豪邸に住みながら、
幸せになります。」
この本を１ミリも読んだこと無いけど、
たぶんこういう内容が書いてある本だと思います(笑)
「幸せになるために、お金なんて要らない。」
そう言われた「金持ち父さん」は、
お金を全て捨ててしまおうと決意した。
きっと、彼はずっと不幸なままだろう。
金持ちなら、金持ちのまま幸せになれ。
環境を変えずに。
貧乏なら、貧乏のまま幸せであれ。
環境を変えずに。
ナニカを変えよう！とするその気持ちの「働き」こそが、
「不幸」である。
そんな内容だと思われます↑
『あなたが「あなた」になる前の記憶』
科学的なデータが明らかにする、
「生前」の記憶。
講師：大門正幸先生（中部大学教授・バージニア大学客員教授）
日時：令和元年9月7日（土）
場所：名古屋電気文化会館イベントホール
⇒詳しい内容・お申し込みはこちらから
↓あなたはどこまでも贅沢な人だ。
これが、ビンボー父さんの口ぐせです（予想）。
まさか、「金持ち」さえも辞めようとするだなんて。
現状に満足するとは、こういう事です。
金持ちが、貧乏になったら「幸せになれる」わけじゃ無い。
貧乏が、金持ちになったら「幸せになれる」わけじゃ無い。
そのままで良いという気づきこそが、「幸せ」と呼ばれる状態である。
よって、あなたは世界で一番の幸せ者である。
そのままで。何も変えずに。
もっと得ようとせず。
もっと捨てようとせず。
もしも今、「もっと得よう」としてるなら、
それさえも変えずに、幸せになるのです。
「もっと得よう！」「もっと欲しい！」という状態の自分のままで、
幸せであればいいのです。
何も変えないで良いのだから、
「常に何かを変えようとしてしまう自分」さえも、
変えないで良いのです。
そのままの、あなたであれ。
どのみちあなたは、世界一の幸せ者だから。
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さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
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