自分が「人間」であるという事を、どれほど信じる事が出来るのか。

それが革命家の資質である。



1965年までアメリカのバスには「白人専用席」があったそうです。

1965年って、俺が産まれるわずかに15年前だから、

マジ信じられないけど。


世界は、最近まで「当たり前じゃない事」で満ちていたようだ。

「当たり前」になってしまった今では、

もう気づけないけど。




「白人も黒人も同じ人間だよね」、という「当たり前」のことも、

どうやらか最近始まったばかりの「当たり前」のようだ。




当時の黒人たちは、

「私(黒人)も同じ人間だと思うけど・・・」

という自分の本心が言えなかった


 

なぜなら、バスの中で他の黒人たちはみんな立っているから。

すると、こういう考えがアタマに湧いてくる。

「バスで座りたいと思ってしまうだなんて、きっと私は頭がおかしい人なんだ」と。


この感覚は奴隷制度が無くなった「今の社会」では推測すら出来ない。

でも当時の黒人たちは本気でそう思っていたのだ。


例えば、

「大麻を吸いたいと思ってしまうだなんて、私は頭がおかしな人だ。沢尻エリカだ。」

だとか、

「不倫したいと思ってしまうだなんて、私は頭がおかしな人だ。ベッキーだ。」


これなら、

今の社会に生きている僕らでも理解できるだろう。


でも、『黒人奴隷制度』が無くなった現在になって、

「黒人がバスに座りたいと思ってしまうだなんて

という当時の感覚が信じられないように、

きっと『結婚制度』が無くなった未来の社会では、

「不倫したいと思ってしまうだなんて」という、今は確かにあるこの感覚も、

理解できなくなるはずだ。



未来ではもう、今日の感覚(ベッキーエリカベッキー)は思い出せなくなるだろう。



とにかく、当時の黒人たちは自分の「欲求」を殺していた

そこへ、革命家が現れる。



冒頭で書いた通り、

自分が人間であるという事を、どこまで信じられるか?

これが革命家の資質なのだ。


それは、どういう意味か?


「わたし」の心に芽生える欲求は、

きっと他の誰の心の中にも芽生えている欲求なはずだ

なぜなら、私も人間だからだ!



と、

自分が「人間」であるということを、どこまで信じられるか?


それが「革命家」の資質なのだ。

革命家になれない人間は、

「自分がニンゲンである(=他のニンゲンにも同じ欲求がある)」と信じられなかった


だから、「バスで座りたい(不倫したい)だなんて、私は頭がおかしい」

と、欲求を殺す方向へ進む。

「自分は、ケダモノだ(人間ではない)」と。


一方の、革命家。

彼らは自分がニンゲンであるという事を信じている。

ということは、どういうことか?


自分がニンゲンであるのだから、

自分の心に芽生えたこの欲求が、

他のニンゲンたちの心にもきっとあるはずだ
と信じられる。


初めは、怖かっただろう。


キング牧師
「なぁ、俺だけかな?

バスで座りたいだなんて、ふらちな事を考えてしまうのは?」



全ての革命家が、最初は怖かったはずである。

自分は人間じゃない(ケダモノ)のだろうか?


と。


でも、彼らは信じてみた。

自分は人間であると。


どんな思想を信じるよりも先に、

それを信じたのだ。


自分が人間であることを。


私のこの心に湧きだす欲求は、

「ニンゲン由来」の、人間ならではのモノなのだと。

だからこそ、共感(仲間集め)という次のステージへと進める。




ところでさー、話しは変わるけど、


「自分」がされて嫌なことは

他の人もされたら嫌なことよ!



って、小学校の頃に和美先生が言っていたから、
(和美先生って誰?)


自分が「やりたくないこと」は、

きっと他の人たちだって「やりたくない」こと
だよね?


そして、自分がこっそり本当は「やりたいこと」も、

きっと他の人たちも「本当はやりたい」ことだよね?


ってことはさー、


誰でも、自分がやりたくないことを辞めて、自分が本当に心から「やりたいこと」をやっていけば、

それが革命になると思うの。


和美先生の話しをまとめると、

 

そうなると思うの。




自分が「人間」であるという事を、どれほど信じる事が出来るのか。

「この心」の欲求は、他の人にも湧いているはずだ。

それだけが、あなたのこれからの人生の行動指針になるはずよ。

少なくとも、あなたの人生に革命を起こせるのは「あなた」だけなのだから。

by和美先生

 

 

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※満席御礼

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日時:2019年12月23日
場所:ミューザ川崎シンフォニーホール

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※参加者には連絡事項がありまーす
⇒こちら読んできて






↓小学校4年生の子から、

「みつろうさんは私の1人だけのロックスターです!」

なんて言われてしまって、

ハゲ頭以外で「光ってる!」とか「スター!」とか言われた事ないから、

はたと考えた。



果たして、俺の本やCD、やっている「行動」や「思想」は、

小学生の子供に、胸を張って伝えられることなのか?

って。

考えちゃった。


毎日ほぼ、「やましいこと」しかしてないもんで。

意地きたないことしか考えてないし、

いつも「楽したいな~」ばっかり考えてる。

口グセは「うぽぽぽぽぼ(神よ俺だけが幸せでありますように)」だし。



本当にこんなヤツの思想が、

どこかの小学生にも「胸を張って伝えらえる生き様なのか?」と。


で、思索を重ねるうちに和美先生が出て来て(だれ?)、

辿り着いた。


いかに自分の事を人間だと信じられるかどうか

大事なのは、これだけだと。


「楽したいな~」を押し殺したり、

「いやらしい自分」は間違いだと思ったり、

「意地悪な自分」は、最悪だと思ったり、

「こんな自分は、どこかの小学生の手本にはならないよな~」と思ったり。

これらは総じて、

「自分だけがおかしい」

「他の人はそんなわけがない」

=自分は人間じゃない

と強く「自分」だけ特別だとフォーカスしている状態である。


革命家はかっこいいよなー、そこを乗り越えたんだから。





苦悩の末に、

「自分は人間なのだ!」と信じる事が出来たツワモノが、

「だらしない自分で良いのだ」
「いやらしい自分で良いのだ」
「誰にでもこの感覚はあるはずだ」

と胸を張れた。





君に、秘密の呪文を教えよう。

うぽぽぽぽぽ。

これを、朝昼晩ねるまえに唱えたらいいよ。

 

 

 

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▼この記事を書いた人 Writer's Info

さとうみつろう

日本の作家・ミュージシャン。小学校6年生の長男コクトウ君と、2年生の長女ザラメちゃん、最近1才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…

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