透視能力って、信じられますか?

 

例えば友人の久美子があなたの部屋に来て、

 

急に眼を閉じて。

 

 

久美子

「しーっ!

 

ちょっと待って、美樹。

 

静かにして。

 

 

そうね・・・。

 

この部屋の隣の隣くらいで、

 

何かが動いているわね。」

 

 

 

って言い出したら、恐怖じゃないですか?

 

なんで視えるの?みたいな。

 

透視??みたいな。

 

 

壁の向こうで起こってる事だから、あなたには視えない。

 

でも、久美子は続ける。

 

 

 

久美子

「まだ動いてるわ。

 

行ったり来たりを繰り返している・・・。」

 

 

 

あなた

「え、ストーカー??

 

私がこんなに可愛いから?

 

てか、久美子はなんで分かるの?

 

いつからそんな特殊能力が使えるようになったのよ!

 

部屋の向こう側で動いてるモノを察知できるなんて!

 

一緒に通ったヒーラー育成教室では、

 

30万も払って無意味だったねあははって打ち上げで笑った仲なのに!

 

なんか、悔しいわよ!おいてかないで!」

 

 

 

久美子

「え?分からないの?

 

ほら、まだ動いている。

 

そうね、だいたい1秒間に60回くらい、

 

行ったり来たりを繰り返しているから・・・。

 

洗濯機かしら。」

 

 

 

 

あなた

「え?

 

洗濯機って、私がさっき隣の隣の部屋で回した、

 

あの洗濯機の事?

 

この、ガタガタ鳴ってるコレ?

 

誰にでも聴こえてるわよ!!」

 

 

 

 

よくよく考えると、「音」が聴こえるという能力は、

 

すんごい能力な訳です。

 

だって昨日の記事で書いた通り、

 

 

「音」を聴く状態とは、遠くの「振動(動き)」を察知している状態な訳だから。

 

 

 

 

窓を閉めて、ドアを閉めて、カーテンまで閉めた部屋の中で、

 

300m向こうの家のピアノの音が聞こえた。

 

それはすなわち、

 

300m先で「何かが動いている」事をあなたが感知したという事なのだから。

 

音が飛んで来た訳じゃ無いので、「動き」を感知した。

 

 

ピアノの一番低い「ラ♪」の音は、27Hz。

 

要するに、あなたが遠くの部屋の「ラ♪」を感じたなら、

 

それは、

 

 

 

「久美子・・・。

 

私には、分かる・・。

 

遠くの部屋で、何かが1秒間に27回も動いている・・・。」

 

 

って言ってるのと同意なんです。

 

 

「聴こえた」とは、そういうことです。

 

物理的には視えるはずが無い、

 

壁の向こう側の「動き(振動)」を察知したという事だから。

 

 

 

だから今日からは、

 

「洗濯機の音が聴こえるわ」とか言わずに、

 

「そうね・・・何かが隣の部屋で「動いている」事を、私は感じるわ・・・。」

 

と言えば、ウソもついてないし、

 

「音」の本当の性質を啓蒙する活動にもなります(笑)

 

 

↓こうやって音が「飛ぶ」事は無いから

 

 

 

 

その知識を得た上で、

 

最近めっちゃシェアされてるという、この動画をどうぞ。

 

僕のLINEに「これ見て!」って20件くらい入ってたTED動画。

 

 

 

目を閉じて、部屋の外に何があるのか、

 

ビルの外で何が動いているかを「感知」できる女性。

 

 

7:02~

 

ねぇ~(笑)。

 

最初に、この動画を観たかったよねぇ~。

 

「説明(カラクリ)」を聴く前にさぁ~。

 

 

今日のうんちく説明を読む前に、この動画からイキナリ見たかったよねぇ~。

 

そしたらもっと「ビックリ!!」とか「衝撃!!」があったはずなのに、

 

「あぁ、そうか。鼓膜とは動きを感知する器官なのか」とかが知識で分かっちゃった後だと、

 

新鮮な驚きが、半減しちゃうよねぇ~。

 

残念だったねぇ~。

 

選んだブログが悪かったねぇ~。

 

みつろうTVよりも先に、TEDに加入しとけばよかったねぇ~。

 

 

それにしても、この山崎さんと言う女性は凄い!

 

 

「私は音を聴く時は、腕まくりをします。

全身の皮膚を鼓膜にする(振動感知のこと)からです。」

 

って言ってる。

 

うん。素晴らしい!

 

 

 

てことで、何のことだか分からない人は、

 

もう一度、昨日のブログを読み直してみてね。

 

難しいかもしれませんが、

 

「音」の本質とは、何なのかが分かれば、

 

色んなことに応用できます↓