(先に昨日の記事を読んでからお読み下さい)
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未来でみんなが知っている事を、
いま、みんなが知らない 現象
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この不思議な感覚は、
今日とか特に凄いですよね。AM11時30分に「新元号」が発表される日だから。
このブログをAM11時半までに読む人にとっては、
わずか30分後に居る日本人ほとんどが知っている「2文字」を、
いま、日本中の全ての人が知らないんだから。
手を伸ばせば、届きそうじゃない。
そのラインの向こう側に。
だって、その線の向こう側に居る日本人は全員、
明日も、あさっても、その翌年も新元号「○○」を知っている。
でも、引かれた線のわずか30分前のこちら側に居る、
全ての日本人が知らない。
「未来」って、何なんだろう?
そしてラインを超えて、
11時30分以降にこのブログを読んでる人へ。
いま、もうほとんどすべての日本人が知っていて、
さらに今日から先の未来に居る日本人みんなが知っている「2文字」を、
30分ほど前、
ラインの向こう側の「過去」に居る全ての日本人が知らない。
逆に今となっては、
もう「知っている」2文字だから、「なんで知らなかったんだろう?」と、
「知らなかった感覚」がもう、思い出せないでしょ?
「未来」って何だろう?
「過去」って何だろう?
実は、「未来」なんて無いのです。
これまでにあなたが想像してた未来はすべて、
ただの過去の遠景投影だったのです。
昨日想像した明日のドコモショップのお姉さんも、
昨日想像した明日の街の風景も、
歯医者の受け付けも、電車の音も、
友人との会話も、家族との行動も、
想像できる全ては、
「想像できてる」ことを証拠にして、「過去」だったのです。
僕たちは未来を想像している時、
実は過去を見ていたのです。
「未来予想図」という曲をドリカムが歌いましたが、
あれは正確には「過去展開図」だったのです。
その証拠に、
昨日(むしろ、わずか30分前も)あなたが想像した「未来」というモノに、
この新元号の「二文字」だけが、絶対に浮かんでこなかった。
なぜなら、それは過去には無いモノだからです。
あなたはこれまでに、何度も「未来」を想像してみたことがあるでしょう。
ひょっとすると今も、未来を想像しているかもしれません。
でも、その全てが実は過去です。
想像できているのだから。
これからも「未来」を想像する時は、
今日と昨日のブログの、不思議な感覚をぜひ覚えておいてください。
平成31年4月1日AM3時。
これを書いている僕は、まだその「二文字」をしりません。