3日間のイバラキ親鸞ツアー最後の朝、

 

朝食が終わり、荷物を部屋から出すために部屋に戻って。

 

 

 

みつろう

「あぁ、今回もめっちゃ楽しいツアーだったな。

 

そうだ、こんなに楽しいツアーを準備してくれた茨城スタッフ全員に、

 

「ありがとう」って言って廻ろう。

 

えーっと、パンフレットには、招致スタッフ6人って書いてある。

 

リーダー以外は初めて会った人ばかりだから、

 

名前が思い出せるかなぁ・・・。

 

あっこさんに、ひろちゃんに、ことりさんに・・、

 

だめだ、何回数えても、5人しか思い出せん

 

こりゃ、失礼だから、

 

先にリーダーの所に行って、全員の名前を聴こう。」

 

 

ツアーの初日にもらったパンフレットに、

 

「スタッフ6人」と書いてあるけど、5人しか思い出せなくて、

 

リーダーのめぐみさんの所に行って、

 

 

 

みつろう

「ごめん、めっちゃ失礼なんだけど、

 

どうしても、あと1人が思い出せなくてさ・・・。」

 

 

 

するとリーダーのめぐみんが、

 


 

めぐみん

「ことりまるちゃんでしょ、

 

あっこさん、ひろちゃんに・・・、

 

あれ??

 

ほんとうですね、5人だ。おかしいな。」

 

 

 

みつろう

「そう、おかしいよね。パンフレットには6人って書いてある。

 

ここまでの3日間で、誰もこのミスに気づかなかったとか、ありえる?

 

しかもさ、パンフ以外でも、毎回「スタッフ6人」って言ってたよ。

 

宿の人にも、レストランの人にも。

 

参加者さんたちにも、パンフを見せながらスタッフの自己紹介したじゃん。

 

70人の大人が、誰もこのミスに気づかなかったなんてありえる??

 

誰か1人くらい、

 

「あれ?5人じゃないですか?」って言いそうだけどな・・・。」

 

 

 

めぐみん(←リーダー)

「そうですよね、

 

「スタッフ6人」って毎回言ってましたよね。

 

やっぱり、私が、誰かを忘れているのかな??

 

えーっと、ことりちゃんに、あっこさんでしょ、ゆこさんに・・・、

 

あれ??

 

 

 

まるで、消えたスタッフが1人居るような感じで、

 

二人でトリハダ全開。

 

 

3日間ずっと、「スタッフ6人」でやって来たし、誰もツッコまなかった。

 

でも、最後に「ちゃんと」数えてみたら、5人しか居ない・・・。

 

 

さぁ、ここで。

 

親鸞が詠んだ句を、ご紹介しましょう。

 

 

1人居て喜ばは、2人居ると思え。

 

2人居て喜ばは、3人居ると思え。

 

その1人は、親鸞なり。

 

(1人で居る時は、2人居ると思え。

2人で居る時は、3人居ると思え。

その1人とは、親鸞である。)

 

 

 

この句を、前日に聴いていたモンで、

 

トリハダが止まらず。

 

 

よく考えたら、1日目の夕食が一人分余っていた。

 

2日目のレストランでも。

 

 

1人居て喜ばは、2人居ると思え。

 

2人居て喜ばは、3人居ると思え。

 

その1人は、親鸞なり。

 

 

 

これは、「親鸞」という「特定の人物」が横に居るんだよという意味では無く、

 

「1人じゃないよ」と伝えたかった句だと思う。

 

 

さらに踏み込んで言えば、

 

「誰か」が横に居ると言うよりも、

 

「あなたじゃないチカラが、あなたを動かしている事をシりなさい」

 

と、伝えたかった句だろう。

 

 

自力=

一人で(わたしが)動かした、決めた

 

他力=

「わたし」の意思も動きも、世界が決めた

 

 

 

自分の意思など無いこの世界で。

 

自分で「決めた」ことなんて、1つも無いのに。

 

僕たちは、自力(「私のせいで…」)に苦しんで居る。

 

 

1人居て喜ばは、2人居ると思え。

 

2人居て喜ばは、3人居ると思え。

 

その1人は、親鸞なり。

 

 

 

 

 

他力については、

 

『悪魔とのおしゃべり』に詳しく書いてあるので、親鸞の章を読んでみてね。

 

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消えた「1人のスタッフ」ミステリーには後日談があるので、

気になる人は、長いですが動画をUPしたのでどーぞ↓

 

 

↓カメラの音声が小さいので、イヤホンでお聴きください

 

 

また写真が出来たら、

 

イバラキ親鸞ツアーの報告をしますね。

 

 

今日から始まる1週間、

 

「他力(=ありがたい)」に気づける日々でありますように。