昨日の『月の民謡』へ、

 

お便りが。

 

 

「女が一番美しいのは17才って、

 

うちら何歳やと思ってんねん!!

 

3倍しても足らへんどー!!」

 

 

 

いや、別に僕が歌ったわけじゃないから、

 

昔の八重山諸島のだれかに文句いってくれませんかねぇ・・・。

 

 

つきぬかいしゃとぅかみーっか♪

(月ぬ美しゃ十三日)

 

みやらびかいしゃとぅななつー♪

(みやらび美しゃ十七つ

 

月が美しいのは、十三夜

女性が美しいのは、十七歳

 

 

ロリコンの歌じゃなくて、

 

【未熟なくらいが可愛い】

 

【足りないくらいが幸せ】

 

と、唄ったんだと僕は解釈してますが。

 

 

月は十五夜で【満月(満ちる)】になるので、

 

十三夜くらいが(足りないくらいで)ちょうど幸せって唄かと。

 

 

 

お。

 

そうだ、思い出した。

 

同じ八重山諸島で生まれたから、思考が似ちゃったのか、

 

僕のこの詩集↓の

 

 

 

124ページに、

 

同じような詩が。

 

 

 

今夜は、満月

の時に夜空に輝いているまあるい物が、

まあるくない状態で、輝いている日。

 

今夜は、超幸せ

にこれからなるあなたが、

幸せじゃないと思い込んで、超輝いている日。

 

どちらも「月」で、どちらも「あなた」。

空、見てごらん。

欠けてるあの月も、きれいだよ。

 

ーさとうみつろう『三日月の夜』

 

 

ぜひ、きれいな写真付きの『詩集』を。

 

実物を手に取って、読んでみて↓