もうすぐ今年が終わりますが、
「私のせいで」
と、責任をしょっている出来事がありませんか？
今年の重荷は、今年で降ろして次へ行きましょう。
昨日の夜コメント欄を読んでビックリしたのですが、
サントリーホールに「次回は遠慮を」と言われた事に責任を感じている方がいるようです。
『勝手にステージに登って写真を撮ってしまった』方？が居るようで。
きっとその人達、めっちゃ責任感じてるだろうなと思い、慌てて記事を書いています。
あなたたち、ぜんっぜん、関係ないから（笑
安心して。
「公演中止は、私たちのせいね・・・。」
いやいや、関係ないから、それ。
かわいそうに。
きっとこの２日間、「私のせい」と胃を痛めたことでしょう・・・。
誰だか分からないけど、安心してね。
あなたは１％も関係してませんから。
「次回は、ご遠慮を」と言われたのは、
演奏が下手だからでもないし、
客がステージに上ったからでもないし、
主演がTシャツだからでも無いですよ笑
そもそも、アーティストがいっぱい出入りする場所なので、
「服装」は奇抜なものに慣れているとおっしゃってました。
めっちゃ、光る靴を履いてステージに登りましたが、
「もっと奇抜なものに慣れています」って言ってました。
「嘘つけ！これ以上、奇抜な靴あるかい！」と思いましたが・・・。
とにかく、今日、急きょ言いたかったことは、
あなた、関係ありませんから、勝手に責任をしょわないでね。
まぁ、「あなた」がどなたか知りませんけど、
絶対、今頃、責任を感じて大変なことになってそうだから・・・。
今日のこの話しは、ステージに登った人たちへのお話しだけじゃなく、
この世というステージに登っている、全ての「わたし」へ宛てています。
日常の生活で、「私のせいね」と責任を感じている全ての人へ。
あなた、関係ありませんから、勝手に責任をしょわないでね。
「出来事」を起こしてるのが、そもそも「わたし」じゃ無いからです。
全ては、流れの中で、目の前に勝手に起こっている出来事であり、
その中から「私がやった！」と錯覚した部分を、自由意志と言います。
ところが、その「私がやった！」と思えている選択（自由意志）さえも、流れの中で起こっています。
「自由意志」そのものが、決定論の中で起こっているんです。
人間の目の前では、実に沢山の事象が起こっています。
例えば、右手を今あげて下さい。
あげましたか？
右手を上げたのは、あなたの意思でしょうか？
「私の意思に決まってるじゃない。
挙げないことも出来たけど、暇だし、挙げてやったのよ。」
右手が挙がるまでには、実に無数の出来事が起こっています。
脳からの司令。
筋肉に準備電位が発生して、どこかの筋がピーンと伸びて、
それを支える筋が縮んで、左肩が下がって、
そもそも、「右手にするか左手にするか」の判断があって、
右手を挙げることが可能かどうかの計算があって、
・・・無数の事が連動して、やっとあなたの右手が挙がっているんです。
その全てに、あなたは関わってましたか？
脳に、電位を発生させる作業をしましたか？
筋肉を曲げる司令を発しましたか？
右手にするか、左手にするかの合理的判断を計算しましたか？
してないでしょ？？
右手は、目の前で挙がった
それを見て、
「私が、右手を挙げた」
とか言っているだけなんです。
「あなた」は、なんも関係していないんです。
みんなで助けあって、子犬をマンホールから救出した直後に、
たまたまマンホールの前に立っていた人が、
「わたしが、子犬を救った」って言っているようなもんです。
出来事は目の前で起こった
それを見て、
この出来事は私が起こした
と言っているのが、自我です。
無数の事象が重なって起こる『右手を挙げる件』に、
「あなた」なんて、何一つ関係してないでしょ？？
最後だけ現れて、「わたしが挙げたんだわ」って勘違いしているだけです。
なんだったら、「右手よ挙がれ」って念すら送ってないでしょ。
右手は、挙がった。
その挙がった物体が、私の肉体の一部っぽいので、
「私が挙げた」
って思っているだけです。
過去記事では、色んな記事で何度も取り上げていますが、
例えば、脳科学から見た場合は、
脳よりも先に、筋肉が準備しているというこの記事（⇒ここ① ② ③ ）だとか。
「いや、筋肉のことはよく分からないけど、
私は挙げないことも選択が出来たのよ！」
と言う人も居るでしょう。
じゃあ聞きますけど、
そもそも、「右手を挙げて下さい」って僕が言ったから、
あなたはさっき右手を挙げたのであって、
僕が何も言わないのに、
急に3分前に、右手を挙げてましたか？？
めっちゃ、スマフォの操作途中なのに、
その右手を、急に挙げていましたか？？
ピーンって急に？？
「僕に言われた」から、「挙げた」んでしょ？
じゃあ、あなたが挙げたんじゃないじゃん！！
原因は、「あなた」じゃ、ないじゃん。
別のケース。
例えば、今、電車の中でこれを読んでいて、
右手を挙げなかった人。
「私は、右手を挙げてと言われても、挙げなかった。
ほら、自由意志よ。私が、挙げなかったんだもん。」
じゃあ、聞きますが、
あなたは、先ほど脳内で、
「右手を挙げるか」
「挙げないか」
を瞬時に計算して、やめたはずです。
その計算をするにあたって、
小さいころに教わった情報、
「急に電車の中で、ぴーんと右手を挙げる大人にだけは成るな」
があったから、辞めたはずです。
逆に言えば、その情報が、あなたの右腕を、下においたままにしました。
あなたの右手を、挙げなかったのは「常識」というデータです。
じゃあ、「あなた」が挙げないを選択したんじゃなくて、
あなたに常識を教えた誰かのせいで、その右手は下に垂れてたのでしょう。
結局これも、流れの中で、そのように起きただけなんです。
あなたを、電車の中に今、入れているのも全体の流れだし、
その電車の中で、このブログを読んでしまってるのも、全体の流れで、
「会社に行くか」か「休むか」という意思さえも、
これまでに蓄積されたデータが起こした、流れです。
あなたと同じ回数、「人前ではちゃんとしなさい！」
と言われたロボットは、さっきのシーンで、まったく同じ判断をしたことでしょう。
あなたと同じ回数、「お金の価値」を教わったロボットは、
あなたと同じ判断のもと、今日も会社へ稼ぎに向かったでしょう。
最後のおまけに、もう一例。
例えば、借りてきたDVDの主人公である上戸彩ちゃんが、
「どうして、私は、あんなことをしてしまったんだろう・・・。
あの角を、左に曲がるべきだったわ・・・。」
とか控え室で言っていたらどうしましょうか？
「いや、台本に書いてあるからでしょ！！」ってツッコむよね。
「右に曲がる、以外に選択肢ないってば！！」って。
さらに真剣に、悩み始めたら、どうします？？
「キムタクに、あんなこと、言わなければ良かった・・・。私のせいね・・・。」
いやいやいやいや！！
あれ、ただのセリフですから！！
悪いのは、あなたじゃなくて、脚本家ですから！！！
成敗してきましょうか？僕が？
ということで、僕は上戸彩さんの味方ですという記事でした。
あ、間違えた！！
舞台の上に登って、勝手に責任を感じている方の味方です、って記事でした。
あなた、まったく関係ありませんから、勝手に悩まないでね。
さらに、この世という「日常」の舞台に上がって悩んでいる、あなた。
あなた、まったく関係ありませんから、勝手に悩まないでね。
今年の重荷は、今年で降ろして、進みましょう。
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↓かわいそうに。
どこの誰だか分からないけど、２日間も悩ませてごめんね。
原因は、そんなちっちゃなことじゃなくて、
終演後すぐに（ステージに登っただのの情報を持っていない）ホールの運営部に、こう言われました。
「さとうさんが話された内容は、なんといいますか、スピリチュアルですよね」
と。
「科学的です！」と反論しようと思ったけど、
そもそも、そんな問題じゃないだろうし（笑
でも音楽って、内的なモノだから、もっと曲の前に説明が必要だと思うけどな。
えーっと、話しは180℃変わりますけど、
オリコンで１位を取る大作戦を、所属レーベルさんと練っています。
アマゾンでは５作連続１位を取りましたが、
オリコンも、ひょっとすると、行けるかもです！！
みんなで、チカラを合わせて、がんばろー！！
えい、えい、おー！！
えい、えい、おー！！
現在、作戦を立案中ですので、
決まりましたら、サムライの魂に火を付けて、ご参集くださいm(__)m
↓今日は、２つのボタンを押す祭、
「全ての「あなた」は悪く無い。全てが悪い。」ポチ↓ポチ↓
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