九州の、とある会社の、とある営業所で…。


みつろう
「おはよーございます。

 いやぁ、おはようございます、と。

 ね、おはよう、が、ございます、と。

 僕ですよ~、あの、ご存じ、僕、です。久しぶりでーす。」


タニヤ部長
「見えてるよ。幽霊じゃあるまいし。

 お前がいない間に、いろんなプロジェクトが転がり込んで来てるから、

 さっさと、その机の上の書類を片付けてちょーだい。」


みつろう
「あれ?ひょっとして、怒ってる感じ?

 かわいい部下が、ほんの5日間ほど職場を休んだだけで?

 いやぁ~、相変わらず日本のサラリーマンって、視野が狭いですなぁ。

 僕なんて、もう、伊勢で神話を演じて来たので、

 組織?とか会社?みたいなのが、ちっちゃく見えますわぁ~。

 あなたたちが、この、くだらない、書類とにらめっこしている今でも、

 ワールドワイド伊勢では、神話がパノラマで展開しているんですよぉ~。」



タニヤ部長
「お。じゃあ、辞めるかい?

 君が、ちっちゃいとかくだらないとか思っている、そのサラリーマン職、

 辞めさせてやろうか? 俺にはその権限あるぞ?

 お前に許した有給休暇は、3日間だったはずなのに、

 なんの連絡もなく、5日間も休んでおいて、

 朝からそんなブラックサラリージョーク言っちゃう?」



みつろう
「(心の声)

 (あ、なんだ、その件を怒ってるのか。勝手に休みを2日間延長した件か。)

 (それなら、コレコレ。)

 (神さまに習った、あの、日本の特別ルール。)

 (伊勢に行った証拠【大麻】を見せれば、職場では絶対に怒られないの法則)

 (よし、この、神さまのインロウを見せれば…。)

 えー、おっほん!!

 ホラ、タニヤ部長、こういう事ったい!

 

タニヤ部長
「??????

 ど、どういう事ったい?

 え???

 な、何をしてるんだ、お前いったい。

 もう、お前を、どう理解すれば良いのか分からんバイ。

 一週間前に、急きょ3日間の休みが欲しいとか言いだす。

 それを許す。

 すると、その旅先で、勝手に2日間も休みを延長する。

 それも許す。

 すると、なぜか帰って来て、神社のお札をバーンと見せて、

 『こういう事ったい!』って、上司に得意げに言う。

 な、なにが何なのか、もうどうすればいいんだい?」

 

みつろう
「え?部長、コレ知らないんですか?

 コレは、かの有名な、伊勢の大麻ですよ。

 伊勢神宮でしか手に入らないコレを見れば、

 あぁ、この人は、伊勢神宮にちゃんと行って来たんだな、って分かるでしょ?

 だから、この伊勢の大麻を見せれば、

 勝手に職場を抜けた部下を絶対に怒ってはいけないという法律が、

 この日本にはあるんですよ!

 知らなかったんですか?(⇒ココ) 

 えーっと、たしか、憲法だったかな?

 憲法108条くらいかな?」

 

タニヤ部長
「そんな法律は知らないけど、

 こんな法律なら知ってるぞ。

 我が社の就業規則、第3規程。

 休みを申請する場合は、事前に上司の決裁を得る事。

 守らない人は、減給することが出来る…、って書いてあるね、ここに。」




江戸時代、日本は世界にも類を見ない地上のパラダイスを築き上げた。

そのシステムの一角を下支えしたのが、伊勢神宮という存在だった。

おかげ参りと言う風習は、庶民を全ての束縛から解放してくれた。

「しなければいけないこと」なんて、本来は、何も無い。

勝手に背負ったその義務感を、一度降ろして、伊勢へおいで。

神さまが、全ての国民を解放してくれた。

江戸時代、女房は、旦那さまに内緒で出かけて、伊勢の道中で踊り狂った。

犬も、猫も、魚さえも、おかげ参りに出かけたという。

部下は、上司が何と言おうと、「伊勢に行きます!」とさえ言えば、許された。

しかも、勝手に職場を離れても、帰って来てお札さえ見せれば、不問に伏された。


江戸時代




えーと、読者のみなさん。

どうやら、トキは流れ、いつのまにか、

平成の世になっちゃったみたいです、うちの上司の反応を見るからに。



…まぁ、もちろん、ブログでは面白おかしく、色々と脚色してますので、

本当は、もっとスムーズに、怒られずに、職場復帰しましたが。

赤福をたらふく職場に買って行ったし!

平成の世では、神さまの印篭よりも、白糖の印篭の方が効くっぽい。


こうして、いたってフツーの、サラリーマンみつろうの平成おかげ参りの旅は、

無事に終了しましたとさ。






 

彼が、旅の中で立ち寄った、伊勢市の松尾観音寺で見つけたパンフレットには、

こう書かれていました。

「伊勢」は、行くまでが遠いのであって、

行ってしまえば、それは遠くには無いよ、と。

伊勢が、彼方にあるのは、あなたが、頭の中で、

「行こう、いつかは。」と思っている間だけです。

きっと、その期間は、伊勢は遠くの彼方にあるでしょう。

でも、伊勢が、彼方遠くにあるのは、「行くまで」の間です。

行ってしまえば、それはあなたと共にあり、易き旅になります。

どうぞ、その旅の中で、神話を演じて来て下さい。神話の主役はあなたです。


 

↓おかげ参りへ行く人は、神さまに全力でサポートを受けるという法則は、

平成の今でも本当に起こります。

飛行機もどうにかなるし、ホテルもどうにかなるし、全てが格安で見つかるし、

お金もどうにかなるし、美味しい料理を沢山振る舞われるし、

奇跡としか思えないサポートを沢山受けることでしょう。

行けば、全てがどうにかなります。それが、平成おかげ参り。

ただ、神さまが、どうにもサポート出来ない点が、一点だけあります。

それが、「行く」です。

「行く」か「行かない」かだけは、どうにかなりません。

そして、もしもあなたが、「行く」を選択したのなら、

それ以外の事は、全てが、どうにかなります。

みつろうは、業務のスケジュール、飛行機のチケット、偶然呼ばれたホテル、

旅先に配置されたグルメスポット、全てのタイミングが奇跡的でした。

本当に、神さまからのサポートを受けた感覚がありました。

「おもてなし」をされたんです。

明日は、「おもてなし」されたこの旅での、主な経路や費用をまとめますので、

あなたや、あなたの周りの人の、旅の参考にされて下さい。

↓今日は下の二つのボタンを押す際、

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