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ある男が、こう言った。
オトコＡ
「僕は、ファンタオレンジが大好きなんだ。
毎日でも飲みたいくらいさ。
そうだ、ネットで48本、ケース買いしておこう。」
男は、アマゾンでファンタオレンジを48本買った。
オトコＡ
「いや、良く考えれば、48本じゃ全然足りない。
好きすぎて、急に頭からファンタをかぶりたくなるかもしれないじ
てか「なるかもしれない」じゃなくて、実際、
巨人が優勝したタイミングでもないのに、
選手たちのシャンペンの掛け合いをＴＶで見て、
好きすぎて、急に頭からファンタをかぶったじゃなないか、昨日。
よし、ファンタを400本くらい、先に買っとこう！」
男は、アマゾンでファンタを400本買った。
オトコＡ
「まてよ、良く考えたら、俺は、冷えたファンタが好きだ。
そして、いつでもどこでも、ファンタが飲みたくなる。
よし！ファンタ専用の、クーラーボックスを買おう！」
男は、アマゾンで、クーラーボックスを買った。
オトコＡ
「ダメダ！クーラーボックスだと、冷えが足りない！
いつでも、どこでも、飲みたい時に、
クーラーボックスは、冷えが甘い！
よし、自動販売機メーカーに、
こうして男は、
いつでも、どこでも、飲みたい時に、
特注の自動販売機を購入した。
ある夏の暑い日、男は友人に道端でバッタリ会った。
オトコＢ
「よー、オトコＡ！久しぶりだな~！
相変わらず、オトコエーっていう変わった名前なんだなぁ~、
しっかし、知らなかったなぁ、お前、学校の先生辞めて、
自動販売機メーカーで働いていたのかよ~。」
オトコＡ
「いや、まだ、学校で教師をしているよ。
今日はこれから、出勤するところさ。」
オトコＢ
「え？
じゃあ、なんで、自動販売機抱えて歩いてるんだい？
てか、自動販売機の会社の人でも、
すげぇな、その力・・・。」
オトコＡ
「ほら、俺ってファンタオレンジが好きじゃん？
だから、いつでも、どこでも、飲みたい時に、
自動販売機買ったんだよ。
で、持ち歩いてるってわけ♪」
オトコＢは、
きっとファンタの飲み過ぎで、
優しくも、友人として最後の会話をしてあげた。
オトコＢ
「良く聞いてくれ、オトコＡ。
君は、今日、このクソ暑い日に、自動販売機を抱えて歩いている。
その特注の販売機には、
いつでも、どこでも、飲みたい時に、
でも、今日100本、飲むかなぁ？
残りの９９本も、持ち歩く必要、あるかな？
何より、自動販売機を抱えて歩いている人間って、
友人に指摘されて、オトコＡは、恥ずかしくなった。
必要なトキに、必要な量だけ飲めれば、良いのだ。
何も、前もって、沢山手元に確保しておく必要なんて無いのだ！
自動販売機を抱えるために、
明らかに脳内からファンタの気泡が抜け始めた男に、友人は続けた
オトコＢ
「必要なタイミングで、必要な量だけを手に入れる。
これが、最高の贅沢だ！
必要以上のモノを与えられると、かえって迷惑じゃないか。
自動販売機抱えて歩いているの、この街で、お前だけだぜ。」
男の体内のファンタオレンジは、完全に気泡が抜け、
ねぇ、そこらじゅうにあるコンビニって、何のためにあると思う？
そこらじゅうにある自動販売機って、何のためにあると思う？
こう、考えられないだろうか。
町中にあるコンビニエンスストアは、あなた専用の冷蔵庫です。
あなたが、飲みたいタイミングで、飲みたい量だけ、買えます。
必要のない分まで、あなたが持ち歩く必要はまるで無いのだ。
あなたが、そのコンビニの全てを所有しなくても、
あなたに必要な量だけ、必要なタイミングで取り出せば良いのだ。
これは、スゴイことだ。
世界中のコンビニエンスストアの営業権を買い占めると、
何百兆円というお金が必要だけど、
あなたは、世界中のコンビニエンスストアを保有せずとも、
ソレ（コンビニエンス=あなた専用保冷庫）から、
必要な分だけ、必要なタイミングで、
キンキンに冷えたファンタを取り出せる。のだから。
なにも、あなたが、所有する必要はないのだ。
必要な量だけ、取り出せば良いのだ。
ということは、だ。
宝くじに、当たる必要はあるだろうか？
必要なタイミングに、必要な量だけ与えられる事が、最高の贅沢な
いま、５億円を手に入れる必要は、あるだろうか？
あなたは、
ファンタ100本をキンキンに冷やした自動販売機を抱えて、
町を歩きたいのだろうか？
いま、必要じゃない量までも、
「ひょっとすると必要になるかもしれないから」（俗称：不安）
という理由だけで、
いま、所有する必要があるだろか？
もう一度、聞こう。
自動販売機を抱えて歩く必要が、あるだろうか？
あなたは、宇宙の優しさを知りません。
宇宙は、あなたに、
必要なタイミングで、必要な量だけを与えます。
これは、宇宙の最高の優しさであり、
だって、そのお陰で、
自動販売機を抱えて歩く必要が無くなるのだから。
実は、世界中のコンビニエンスストは、あなたのモノです。
セブンもファミマもローソンも、全店舗、あなたのモノです。
ただ、あなたが欲しい時に、欲しい量だけ、欲しい状態で、
あなたに提供してくれます。
実は、世界中の洋服屋さんは、あなたのモノです。
エイプも、ＧＡＰも、ユニクロも、しまむらも。
その店舗にある全ての洋服があなたのモノです。
ただ、あなたのお家の、
あなたが欲しい時に、欲しい量だけ、欲しい状態で、
あなたに提供してくれます。
実は、世界中のお金は、あなたのモノです。
全てのドルも、ビルゲイツの資産も、日銀の金庫も、
ただ、あなたの財布に、今、５００億円の紙幣が入らないし、
入ったとして、その重みに耐えながらも、
あなたが日々、財布を持ち歩く必要もなくなるので、
あなたのモノなんだけど、
あなたが欲しい時に、欲しい量だけ、欲しい状態で、
あなたに提供してくれます。
実は、世界の全ての資源、豊かさは、あなたのモノです。
ただ、あなたがソレを、今、保有する必要は無いし、
むしろ、イマ、それを保有させられると、チョー迷惑だから、
世界（全てはあなたのモノ）は、
あなたが欲しい時に、欲しい量だけ、欲しい状態で、
あなたに提供してくれます。
世界中の全ての知識は、あなたのモノですが、
今日、あなたに必要な量の知識は、与えましたので、
このブログの作者は、もう寝ます。さようなら。
（→明日はバシャールの豊かさの定義について）
↓ウソじゃないんだってば、世界中の全てのモノは、
でも、それを、イマ、あんた、持てるの？
というか、持たされたいの？
５億円、持ち歩いたら、５０kgだよ？
なにも、いま、その全てを、所有している感覚になる必要なんて、
というか、これは、優しさです。
必要じゃないタイミングに、必要以上の量を与えられたら、
むしろ、ストレスです。
それは、豊かだとは言えない。
豊かさとは、あなたが必要なタイミングに、あなたが必要な量を、
あなたが必要な状態で得られることです。
宇宙は、この計算を、あなたに代わって、行っています。
それでも、あまりにも、「今よこせ、全てよこせ」って、
ブーブーうっさいあんたに、
なんだったら、天罰として、
自動販売機を持たせてやろうか（必要以上の量を持たせちゃろか）
という気持ちをこらえながらも、
あなたが必要なタイミングで、あなたが必要なだけの量を、
世界はあなたに与えてくれます。
この計算に、一ミリの狂いもございません。
「不足している」と思っているのはあなただけで、
実は、全ては、足りているのです。
世界は、既に、豊かです。
あなたは、常に、幸せです。
今後、町で自動販売機を見るたびに、
何かを思い出して下さい。
↓今日は下の二つのボタンを押す際、
「町中に自動販売機がある事、感謝します。」ポチ↓ポチ↓
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