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昨日の記事で、

脳は、ありのままに、モノを見ていない、事がわかりました。



この世には、たった一つとして、同じモノなんて無い。

Aという電子と、Bという電子は、まったくの別モノ。

+の、1というのと、1というのは、まったくの別モノ。(だから足せるわけが無い)

また、昨日のあなたと、今のあなたは、まったくの別モノ。

でも、人間の脳は、まったく関係ない別のモノを、同じモノだと、幻視してしまいます。



昨日判明した、脳の驚きの低機能。

まさか、脳に幻想を見せられていたなんて!

どうにかして、脳腫瘍になりたいぜ!なんて思ってませんか?

携帯電話の基地局の近くに引っ越そうとしてませんか?

不謹慎な! やめて下さい。



さぁ、昨日の患者さんは、

脳のある部分に腫瘍が出来たせいで、

連続性」という幻想が見れなくなりました。


脳の違う部分に、腫瘍が出来ると、

「関連性」という幻想が見れなくなります。



僕たち人間は、自分の脳内で、勝手に、色んなものを関連付けます

例えば、を関連付けて、「顔」と認識します。


しかし、ある部分が脳腫瘍になったその患者さんは、

人の「顔」が認識出来なくなります。

「相貌失認」という病気です。


この患者さんは、脳が見せる幻想の一つである、「関連性」を見ませんので、

顔をまとめきれず、バラバラに把握します。





患者さん
「目+口+鼻=顔 ???

なぜに、バラバラの、と、、とを、足すんだ?

まったく関係の無いと、と、を合わせたら・・・、

「顔」になる、だって?

ばかじゃねーの?」



そうなるのです。

なので、人の顔が認識出来ません。

「顔」という、脳が勝手に創り上げる概念が、把握できないのです。



人間は、どうして、鼻と口と目があると、「顔」だと思うのでしょうか?


「いや、当たり前だろ、お前は福笑いか!」

とツッコミたくなると思いますが、

僕たち人間は、脳によって、

真相とは程遠い世界を、幻視しているのです。


色んなバラバラの、まったく関係ないモノがある空間を見て、

勝手に関連付けて、「顔」と呼んでるだけなんです。



先程の患者さんからすると、


患者さん
「どうして、まったく関係が無い++なのだ?

そもそも、何の関係も無いのにどうしてそれらを、まとめる?

じゃあ、別に、+++フォーク=顔と呼んでも、良いじゃないか?」


一般人(幻想を見ている人)
「いやいやいや、なぜに、フォークを勝手に結びつける???

フォークは、顔に、何の関係もないじゃないか!」


患者さん
「はぁ??

「フォーク」は「顔」に関係無い??

じゃあ、も、何の関係も無いんだから、勝手にまとめ上げるなよ!

何を勝手に、関連付けてんだい!

なんなんだよ、「顔」って?

お前が、勝手に、幻想を創り上げてるだけじゃないか!」



一般人(幻想を見ている人)
「お前は、病気だから、「顔」がわからないのか・・・。

かわいそうに・・・。

いいかい、は関係ないって言ってるけど、

ホラ、繋がってるじゃん!

口と鼻は、いつも、一緒に動いているでしょ?

ここまでは、わかる?

でも、フォークは、一緒に動いていないよね?

フォークがいつも、と、と、と動いている人間なんて・・・

それは、額にフォークを刺された、ブッチャーだけだよね?

だから、口と、目と、鼻、は同じモノで、「顔」だと分かるし、

一緒に動いていない、フォークは、

「顔」とは関係が無いって分かるんだよ。」




患者さん
「まさか、プロレスラーのブッチャーまで出して来るとわな。

良いか、俺は、まったく関係が無い、をまとめるなと言った。

実は、その、、というのも、お前らが、勝手にまとめ上げているだけだ。

お前ら、新日本プロレスは、

まったく関係の無い白いマルと、茶色いマルを関連付けて、呼んでる。

さっきと同じじゃないか!


白いマルと、茶色いマル、そこには、何の関連性も無い!

白いマルは、白いマル(※眼球)。

茶色いマルは、茶色いマル(※瞳)。


まったく関係ない、その二つを、勝手に関連付けてとか呼び始める。

「顔」も無けりゃ、「目」も無い。

「眼球」も無ければ、「瞳」も無い。

「原子」も無ければ、「分子」も無い。

全ては、勝手に関連付けた幻想だ。


本来、全ては、何一つとして、関係無い。

バラバラに、ただ、存在しているだけじゃないか。


それが、どういうことだか、わかるかい?

「フォーク」なんて、無いってことなんだよ。

あんたが、勝手に「フォーク」だと、区切ってるんだ。


本当は、「顔」も無いし、「フォーク」も無いんだから、

「フォーク」が「顔」刺さっているという概念も無い。


お前らは、勝手に、フォークという一つの幻想を創り上げているし

顔という一つの幻想を創り上げている。

だから、顔+フォークを、受け入れられないんだ。

でも、顔なんてないし、フォークなんて無いとわかると、

「顔」+「フォーク」という現象を、珍しいとは思わない。

だって、そこに、境界線はないのだから。


「顔」+「フォーク」=「ブッチャー」=怖い(めったに無い)

がお前らの見ている幻想で、

本来の世界は、「顔+フォーク」という、「一つの繋がり」だ。

さらに言えば、「顔+フォーク」を、まとめるくくりも無いのだし、

「顔」というまとまりも幻想で、「フォーク」というまとまりも幻想

どこにも、「 」が無いんだ。

境界線は、無いんだ。

だから、全ては、一つということだ。

何なんだよ、「顔」って、お前、誰なんだよ?」





僕たちの脳は、勝手に、何かを関連付けて、まとめ上げます。

口+鼻+目=「顔」と。

でも、その脳が見せる幻視の機能を脳腫瘍で失うと、

関連付けることが出来なくなります。

関連付けることが出来ないと言う事は、
境界線が無くなるという事です。


区切るべき線が無い(関連付けれない)ので、

瞬間が、「一つの場面」になります。

瞬間は、一つの大きなカタマリです。


その一つの大きなカタマリを、

自分勝手に、細かく、「 」区切るモンだから、

「顔」「フォーク」が刺さっている「ブッチャー」が怖いんです


でも、脳の幻視が解けると、それらは、ただの一つの場面です。

「顔」というモノも、「フォーク」というモノも無く、

全ては、一つの場面という大きなカタマリになります。



 「顔」 「フォーク」 「ブッチャー」 

    ↓↓↓

 顔 フォーク ブッチャー 


上の表現では、と書きましたが、そこにも勝手な関連付け「」無いのだから、

「目 口 鼻 細鉄 細鉄 細鉄 太鉄 」となりますし、

究極、その「 」の中のモノは、何一つまとまらないはずですので、

「    」

になります。

で、「  」自体が、別に、外と内を分ける必要が無いので、



↑になるわけです。

見える?

「 」すら外れて、     になるのです。




おめでとう。

瞬間は、一つの場面です。


(⇒明日に続く⇒)
 ※明日はミソカモウデです


↓区切ったり、関連付けたりして、勝手に、「顔」と呼んでいます。

目の前にある、一つの大きな場面に、区切りはありません。

無いけど、勝手に、それを、「顔」と呼んでいます。

脳が勝手に、「目」と「鼻」と「口」だけを関連付けて、

「顔」だと呼んでいます。

本来は「  」という一つの瞬間、一つの場面が有るだけです。

区切り線を、どこに、勝手に入れるかは、

あなたの脳が、決めています。

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