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目を閉じて、真っ暗すぎるくらいの真っ暗をイメージしてみてください。
あなたしかいない、まーったくの闇。
・・・
ということは、そこでは、
どこが上なのか、何が左なのかもわかりません。
「上」と言う場所は、暗闇の中には存在しません。
「左」という概念は、何かと何かを比べることで生まれます。
完全なる真っ暗闇には、それらは無いのです。
いま、地球は真っ暗やみの宇宙空間を漂っています。
宇宙では、
どこが右なのかどころか、何が下なのかすらわからないのです。
地球上にいれば、重力があなたを常に下に引っ張るので、
「上」と「下」はすぐにわかります。
感覚ですぐにわかります。
でも、真っ暗やみで無重力の宇宙ではそうはいかないのです。
宇宙空間とは、とてもあやふやなものなんです。
あなたに、すぐに「下」を知らせることも出来ないくらい、
宇宙とは、本当に何もかもがあやふやなんです。
そんな、なにもかもあやふやな宇宙に、
人間は目印をつけました。
完全なる暗闇の宇宙空間に、
遠くに輝く光を見つけて、それを太陽と呼びました。
さらに、もっともっと目を凝らして、数個の光の点を見つけました。
それらの光の点と、自分の場所と、太陽の場所を比べることで、
人間は、
こんなにあやふやな宇宙空間に、上と下を、右と左を獲得しました。
なんということでしょう。
人間は、
あやふやなものを、
確かなものへ変えたんです。
文字通り、宇宙一あやふやな宇宙を、
確かなものへと区切ったのです。
右も左も、上や下さえもわからない宇宙空間の、
この位置に地球がある日を「1月1日にする」と。
とてもあやふやなものに、区切りをつけたのです。
そうすることで、なにもかもがあやふやな暗闇に、
ある一つの周期が生まれました。
地球がこの位置から出発して、
もう一度この位置に戻って来るまでを、「一年」と数える、と。
恐ろしいほどのくらやみで、
なにもかもがわからない、こんなにあやふやな宇宙空間に、
ひとつの区切りをつけたことで生まれた、一公転、一年。
あやふやなことに区切りをつけた今日この日に、
今年の抱負はあやふやには出来ないっぽい雰囲気が漂ってます。
どうしましょう。
↓昨日、あまりにも目標がユルかったから、「シャンとせいや!」みたいな、
意味がわからない声を聞いたので、
シャンとしてみようかと思いまして。
人間ってすごいよね。
上や下さえもわからないあやふやな宇宙空間を、確かなものにしたんだよ。
ごめん、もう一度、あなたの抱負聞かせてくれる?
昨日と同じこと、言える?
今日は下の二つのボタンを押す際、
「今年は絶対に宅建主任の資格を取る!」と確かに宣言してポチ↓ポチ↓
いや、みつろうは資格なんてとらないけどね。
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