夏は来る。
冬が来る。
秋が去り、春が来る。
ずーっと夏だったことは、あなたの人生でこれまでに1度も無い。
そんな、日本の四季の話しを聞いただけで、
あなたは、動いていない。
全ては、あなたに訪れて、あなたを去っていく。
周りにどんな景色が流れようとも、
あなたは、動いていない、だから、夏は来る。
冬が来る。
あなたが、夏じゃないから、冬が来る。
あなたが、冬じゃないから、春が来る。
全ては、あなたに訪れて、あなたを去っていく。
あなたは、14才の誕生日を迎えた。
でも、あなたが14才じゃないから、15才になれた。
あなたは永遠に14才では無かったはずだ。
すべては、「あなた」の周りを流れて行く景色だ。
14才は流れて行った。
何故なら、あなたが14才じゃ無かったからだ。
あなたは、14才を、見ていただけだ。
あなたは、14才のトキ、14才を見た。
あなたは、15才のトキ、15才を見た。
14才や15才は、来ては去るモノで、
あなたは、在り続けるモノだ。
あなたが、14才に留まりたかったとしても、
あなたは、15才になった。
なぜなら、あなたは14才じゃないからだ。
全ての、全てが、あなたの周りを流れて行く景色だ。
あなたが、どこかに留まることが出来なかった事を証拠に、
あなたが、永遠の14才じゃ無かったことを証拠に、
何かに気付いて欲しい。
すべては、「わたし」の周りを流れて行く景色だ、と。
とうことは、「わたし」は、1ミリも動いていないんだ、と。
存在こそが、あなたなのだ。
ただ、ソコに、あなたは、在ったのだ。
そして、その周りを、色んなものが流れて行く。
全ては、流れて行く景色で、
あなたは、その全てでは無い。
あなたの名前は、あなたでは無い。
あなたの人生もあなたでは無い。
春があなたじゃ無くて、夏があなたじゃないのだから、
そのくらい、すぐに分かるだろう。
そこに、ただ在るあなたの周りを、全ての景色が、
ナニカを、わたしだとは思わないことだ。
あなたは、すべての、ナニカではない。
それを眺めていたのが、あなただ。
あなたは、今日は会社員かもしれないが、定年する。
今日出会った人は、いつかは別れる。
夏が来る♪と大黒摩季が歌って、
冬が始まるよ♪と槇原敬之がささやく。
そんなJ-POP天国に居るんだから、さっさと、気付かなきゃ。
訪れては去るものが、どうしてワタシでありえよう?
あなたが、ナニカだったことはこれまでに一度も無い。
あなたは、ナニカとは別の次元で、固定されて、ただ在り、
すべてのナニカがあなたの周りを、流れて行く。
訪れては、去る。
訪れては、去る。
そして、あなたは、ただ、在る。
肉体も、思考も、感情も、全ては、訪れては、去る。
あなたの周りをただ流れて行く。
そして、あなたは、ただ、在る。
あなたが、「ただ在る」からこそ出来る芸当、それが、「この世」
↓スプリング・ハズ・カムって英語で習ったでしょ。
そう言う事なんだと思う。
あなたが、春じゃないから、あなたに、春が来た。
あなたはソレではなく、ソレを見ていたモノです。
そこから、一歩も動かず、ソレらの全てを見ていた、
ソレらの全てでは無いモノです。
訪れては、去る、訪れては、去る、そしてあなたは、在る。
それでも、どうにかして、永遠の14才で居たいんです!
というあなたに、明日は甲本ヒロトさまの名曲『14才』
↓今日は下の二つのボタンを押す際、
「来る、去る、在る。 来る、去る、在る。」と言いながらポチ↓