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会社の同僚に、北海道の写真をデスクトップに張って、
眺めては、「はぁ~、北海道いきてぇ~。」
と呟いている人が居ます。
北海道が好きでたまらない彼は、
雪山、時計台、大通り公園、ラベンダー畑。
順々にスライドショーされる画像を眺めては、
「はぁ~、北海道いきてぇ~。」
あまりにも、「はぁ~はぁ~」うるさかったので、
行けない場所より、行ける場所で満足して欲しいと思ったみつろうが、
あなたはどこの出身なのか聞いてみると、沖縄だと言う。
沖縄には、月1で帰っていると。
「沖縄の方が最高じゃん!!
沖縄に毎月行けるなんて、東京人からしたら、うらやましすぎるよ?」
とみつろうが言うと、
「あんなの暑いだけだよ」と言う。
「海も最高じゃん!ビーチで毎日泳げて!」と言うと、
「あんなの青いだけだよ」と言う。
「ゴーヤーおいしいじゃん!身体にも良いし!」と言うと、
「あんなの苦いだけだよ」と言う。
北海道を好きになりすぎて、地元を嫌いになっちゃったのかと思い、
「沖縄のアシムイの森も最高じゃん」とみつろうがたたみかけると、
「言ったこと無い」と言う。
おや?と思ったみつろうは、
「ゴーヤーチャンプルーはどのくらい食べるの?」
と聞くと、「飽きたから、まったく食べない」と言う。
みつろう
「ビーチではどのくらい泳ぐの?」
同僚
「5年くらい泳いでない。」
自分の地元のこと、ぜんっぜん知らないの。
札幌時計台と首里城だったら、
100人が100人、首里城を選ぶのに、彼には時計台が愛おしい。
人間は、無いモノを欲しがる。
だから、人間としていま生きているんだけど、
それが度を過ぎると、生きるのがつらくなる。
エメラルドグリーンのビーチが目の前に広がってるのに、
真っ白なゲレンデに行きたがる。
おいしい海ブドウが食べ放題なのに、
通販で利尻昆布を北海道から取り寄せる。
みつろうは、彼に言った。
「今度、スキューバダイビングしてみなよ。」
同僚
「スノーボードがしたい。何が楽しくて、スキューバなんか。」
みつろう
「いいから、やってごらんよ。」
素直な彼は、一週間後、目を輝かせて、みつろうに話しかけてきた。
同僚
「最高だった!
こんな近くに、こんな素晴らしいモノがあったなんて。
ニモが居たよ、ニモが!!
しかも、そのニモが隣りのおさかなさ・・・。」
ニモに全く興味の無いみつろうは、
彼の会話を無視すると同時に、
「はぁ~、はぁ~」音が職場から消えたことを喜んだ。
【今日の指令】
あなたが住んでいる街で、
あなたが行ったことが無い場所や、
あなたがやったことの無いレジャーを、
楽しんでみよう。
意外とあると思うよ。
え?東京人って、東京タワーに行かないの?
え?名古屋人って、ういろう食べないの?
え?北海道人はあんなに綺麗な雪を、捨てるの?
まぁ、やってみてごらん。
彼曰く、「スキューバダイビングはこの世の天国」らしいよ。
やったことないでしょ?
あなたの街の外の人が、あなたの街にわざわざやってきてまで
やりたがっている、あなたの街の名物。
あなたの街の観光名所へGO
↓やってみたら分かるよ。
行ってみたら、分かるよ。
あなたは普段、手の届く幸せには、手を出さないで、
手の届かない幸せに、手を伸ばしているって。
なんたる、無駄。
↓今日は下の二つのボタンを押す際
「手の届く幸せに、手を差し伸べたら、マジ最高だった」↓ポチポチ
声に出して言ってみてね。で、行ってみてね。