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先日、


「この山は丸ごと聖域です。


この山全てが、パワースポットです。」



というオソロシイ山に、ツアーで参加したみつろうの友人、健二。







ツアーガイド
「はい、次は、聖霊の滝に行きまーす。


この滝の水に触れて、頭をなでると、天才になると言われています。」





健二
「おー!!!


(バシャバシャ、ザっブーン)



サザンガキュウ!シシジュウロック!


ロクロク、サンジュウロック!」





ツアーガイド
「お、お客さん。


この聖なる滝に、頭ごとダイブしてもらっては困ります!!


手で水を汲んで、頭をなでる程度!!」






ツアーガイド
「はい、みなさーん。


次は、この、天女の岩です。


大昔、地上に舞い降りた天女が、


その羽衣を脱いで、かけておいた岩だと言われています。



この岩に手をかざすと、お洒落に成り、モテだすと言われ、


恋愛成就の岩と呼ばれてます。


くれーぐれーも、触らないように!(健二をギラッ)」





健二
「おー!!!


(カンカンカーン、ボキッ!!ガサゴソー!)



待ってろ、げいのうかーい!」






ツアーガイド
「さぁ、次は、龍の小道です。


ここから300m続く、杉の森の中の小道を、一人ずつ歩いてもらいます。


この小道を抜けるまでの間に、神さまを見ることが出来る幸運な人がいます。


毎年、3人、この小道を抜けるまでの間に、神さまに出会っています。


神さまに出会えた人は、みんな、幸福なことが沢山起こっているようです。」





健二
「まじかー!!


見た人は、どこら辺に居たって言ってた?


見た人は、どんな幸せが起こったの?」





ツアーガイド
「みなさん、見た場所はバラバラです。


大杉の上に浮いていた神さまを見た人、


大杉の幹に神さまがもたれかかっていたのを見た人、


大杉の根っこに、腰かけた神さまを見た人など。」






健二
「よし、わかった!!


みんな、大杉で見てるな。


その大杉はどこにあるんだい?」




ツアーガイド
「すぐにわかると思います。


一番大きな杉の木だから。



ちなみに、神さまを、最後に見た人は、


去年の12月に見た少年が居るのですが、



その後、少年から感謝の手紙をスタッフ一同にいだたきましたが、


野球チームが全国優勝したそうです。


神さまを見るまでは、県大会の予選にも出れなかったチームだったそうです。」




ツアーガイドB
「はい、次のかたー、龍の小道へどうぞー」




健二
「おぉー!!!


ヤンキースで待ってろ、イチロー!!


俺もメジャーリーガーになれるぞー!!!」




(龍の小道へ入って行った健二)





健二
「(キョロキョロ)

どこだー、神さま、どこだー!!!


うーん、なかなか見えないなー!



そうだ!



みつろうから教えてもらった、超深呼吸法をしながら歩いてみよう。


スーハースーハー!!神さま~!!!どこだー!!!





うぉ!!!!



あーなんだ、びっくりした、ヘビかよ。



おお、これが大杉か、いないなぁ、神さま~。」






(15分後、龍の小道の出口)





健二
「あーあ、神さま、見ること出来なかったー。


イチローの引退に間に合いそうにないなー。」







(数日後、みつろうにこのことを報告しに来た健二)





健二
「いやー、神さま見ること出来なかったさ~。


でも、天才の滝にダイブしたから、数学的にも天才になったし、


なにより、恋愛の石を勝手に、ボキって折って、持ち帰ったから、


芸能界には、行けるはずよー。


でも、やっぱ神さま見たかったなー。」





そこで、みつろうは聞いてみた。





みつろう
「健二って、神さまをこれまで、見たことがあるんだっけ?」





健二
「いーや、ないよ。」




みつろう
「じゃあ、神さまがどんなモノなのか、


どんな形をしてるのか、


どんな香りなのか、


どんな音なのか、


わからないんだよね?





健二
「そーだよ、わかんねーよ。」




みつろう
「ごめん、もう一度、聞くよ。


龍の小道で、どうなったんだっけ?」




健二
「俺は、神さまには会えなかった。残念。」





みつろう
どうして見たこともない、『カミサマ』を、


昨日、山で、見なかったって言い切れるの?



見てたかもしれないじゃん?



だって、今まで、見たこと無いモノなんだから、


昨日、山で見てたとしても、


見てたことにも気付けないモンね?







なんたる矛盾。







「神さまを見ることが出来なかったよ」


って言っておきながら、


「神さま」がどういうものか聞いてみると、「わからない」と言う。





何を見ようとしているのかわからないくせに、

見てないと言い切る。






見たことが無いモノを、どうやって見ようとしてるのか、わからないし、


なによりも、「見ていない」などと言い切れるわけがない。







みつろうの答えは、ただ一つ。


その答えだけを、健二には伝えてあげた。



天才の滝でシャンプーして、


やっとこさ、九九が言えるようになった健二には、


答えだけを、伝えてあげた。







みつろう
「健二は、龍の小道で、神さまを見たんだよ。


ただ、神さまがなんだかわからないから、見てないと言ってるだけ。

例えば、ヘビ見たんだよね?



杉の木の森に、ヘビなんて普段はいないよ?


あれ、神さまだよ。


神さまの、一つの見え方なんだよ。


健二、100%、メジャーリーグ行けるよ。」






幸せってなんだろう。



具体的に、【シアワセ】には、形状があるのだろうか。




誰も見たこともない【シアワアセ】を、どうして捕らえることが出来ようか。


どうして、まだ捕らえてないなどと、言えようか。



ひょっとしたら、全てが、「幸せ」かもしれないのに。




あなたの周りにある、すべてが、


【シアワセ】の見え方の一つなのかもしれないのに。




よーく、見てごらん。普段の生活。



それ、【シアワセ】の見え方の一つじゃね?



え?


違う?



どうして、「違う、これは幸せじゃない」なんて、あなたが言い切れるの?


あなたは、具体的な、【シアワセ】を知らないのに。






↓実際、すべては、ただの、象徴です。


波動の象徴とでも言いましょうか。



お金は、象徴の一つかもね。


シアワセを象徴している、一つかもね。


恋愛も、象徴の一つかもね。



でも、具体的な【シアワセ】が無い限り、


どれを象徴と決めるのも、あなたの自由じゃね?



あなたは、毎日、神さまを見ているし、


あなたは、毎日、幸せに囲まれている。



これは、間違いないと思うよ。



↓今日は下のボタンを二つ押してくれるトキ、


「どうして、見たこともない神さまを、

見ていないだなんて言い切れるだろうか?」


「どうして、わたしの周囲の全てが【幸せ】じゃないと言えるだろうか?」


自問しながら、一つずつ、ポチ、ポチって押してみて。


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